どうも、東京都在住のあつしです。
日帰り登山にハマっています!
今記事では、難易度別に東京都内から日帰りで登山・縦走できる山とコースを紹介します。すべて公共交通機関(電車とバス)でアクセスができる山々です。
※すべて私の実体験をもとにしています
※随時更新します
- 東京から日帰り登山・縦走できるコースを紹介!
- 初心者・気軽に登山したい人におすすめ!
- 登山中級者・体力に自身のある方におすすめ!
- 奥多摩の三頭山(三頭山登山口~イヨ山と糠指山~数馬の湯)
- 奥多摩の川苔山(川乗橋~百尋の滝~川苔山~鳩ノ巣駅)
- 奥多摩の御前山(奥多摩湖→御前山→鋸山→奥多摩駅)
- 東京奥多摩仏舎利塔(深山橋~大山寺~鹿倉山~丹波山のめこいの湯)
- 大山(日向薬師~大山~阿夫利神社下社~大山ケーブルバス停)
- 東丹沢縦走(ヤビツ峠~塔ノ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
- 奥高尾縦走(陣馬山~景信山~高尾山)
- 西丹沢縦走(大室山~畦ヶ丸)
- 宮ヶ瀬から大倉(宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳~大倉)
- 寄から登る鍋割山・塔ノ岳
- 小丸尾根と天神尾根(鍋割山と塔ノ岳)
- 大菩薩峠~牛ノ寝通り〜小菅の湯
- 乾徳山
- 笹尾根(和田バス停〜生藤山〜数馬の湯)
- 檜洞丸(箒沢公園橋バス停~ツツジ新道から西丹沢VC)
- 三ツ峠山(三つ峠駅~三ツ峠山~河口湖駅)
- 黒川鶏冠山(落合~黒川鶏冠山~大菩薩峠)
- 瑞牆山(瑞牆山荘からのピストン)
- 登山上級者におすすめ!
- エクストリーム登山・縦走したい人へ!
- 【番外編】東京から日帰りで雪山登山!
- 東京から日帰り登山・縦走【まとめ】
東京から日帰り登山・縦走できるコースを紹介!
私は東京都内在住で休みの日に電車とバスを乗り継いで日帰りで登山に出かけます。
はじめは東京から登ることができる山なんて高くてもせいぜい2000m程だし大したことはないだろうと考えていました。
しかし、実際に登ってみて考えが変わりました。
丹沢や奥多摩~奥秩父の山々は、週末に大自然を満喫したり気分をリフレッシュしたりすることができると気が付きました!
「毎週末晴れれば登山」と決めていたので、いつの間にか登山中心の生活になり一気に日常が充実しはじめました。
日帰り登山の良いところは予約も何も必要ないので前日や当日の朝ぎりぎりまで天気を見極められること、気軽に登れたり、また延期にできることかと思います。
東京から日帰りで登ってきた山々を難易度別に紹介していきます。
初心者・気軽に登山したい人におすすめ!
一般人の中では体力のある自信がある私ですが、一応段階を踏みました。また、登山後の温泉も楽しみにしていました。
これから登山をはじめてみたい人や初心者の人は以下をおすすめします。嬉しいことにほとんどは温泉あります。
- 箱根の金時山
- 高尾山系の陣馬山
- 奥多摩の日の出山
- 鷹取山(神武寺駅・東逗子駅~鷹取山~追浜駅)
- 棒ノ折山(さわらびの湯・白谷沢登山口からピストン)
- 鎌倉アルプス「天園ハイキングコース」
箱根の金時山
箱根湯本駅からバスで仙石原方面へ行ったところが登山口。
金時山はゆっくり登っても片道約2時間ほどで登ることができると思う。登山道も歩きやすくて安全なのではじめての登山や気軽に登ることができる。
難易度が低い割には山頂からの展望が素晴らしく、金太郎伝説の斧もあるので写真撮影も楽しい。
金時山登山後の温泉は最高!※箱根なので温泉はたくさんある
高尾山系の陣馬山
登山道までいろんなアクセス方法がありますが、藤野駅か相模湖駅からのアクセスが良い。駅からはバスに乗っても乗らなくても登山口まで到着できる。
登山道は危険な箇所はないが、相模湖駅の與瀬神社から登る場合ははじめは急斜面なので、はじめての方は藤野駅からバスに乗って陣馬山登山口(藤野駅から2キロ)から登ったほうが楽。
山頂には馬のモニュメントがあり、大きく開けており茶屋もたくさんある。なめこ汁が美味しかった。登山後の温泉も最高!
相模湖駅の與瀬神社からのルート(山頂まで約2時間)
藤野駅の陣馬山登山駅からのルート(山頂まで1時間半~2時間)
奥多摩の日の出山
ここで紹介するのはJR奥多摩駅手前の二俣尾駅から日の出山に登ってつるつる温泉へ下山する計10キロのコースです。
休日にサクッと登山して温泉に入って帰宅してもまだお昼過ぎくらいなので、充実した一日を過ごせます。
二俣尾駅から日の出山まで早ければ2時間、ゆっくり歩いても3時間ほど。下山は1時間ちょっと。
歩きやすい登山道には山内新四国八十八礼所の一部もあり、運が良ければカモシカも見られるかもしれない楽しいコースです。山頂では関東平野が見渡せます。
下山後のつるつる温泉と武蔵五日市駅までの機関車バスもあります。
鷹取山(神武寺駅・東逗子駅~鷹取山~追浜駅)
休日にサクッと登ることができて、しかもどこか特徴的でおもしろい山、それが鷹取山。
鷹取山の山頂広場には大きく切り立った岩壁がいくつもあって巨大な磨崖仏も佇んでおり、異国の遺跡を旅しているような気分になりました。
鷹取山は標高139mで周辺の駅から気軽にアクセスできる楽しい山です。
棒ノ折山(さわらびの湯・白谷沢登山口からピストン)
飯能駅からバスでノーラ名栗・さわらびの湯バス停へ。
全体の歩行距離は約9キロ、累積標高1,000m以下なので初心者向きとしました。
有間ダムが拠点の白谷沢登山口から登るとゴルジュ帯(峡谷)がとても素晴らしくて沢登り気分を味わえます。
下山後に余裕があれば温泉「さわらびの湯」と救世大観音の近くを散策したら楽しそう。
鎌倉アルプス「天園ハイキングコース」
鎌倉市内最高峰の大平山(標高159.2m)を中心とした鎌倉北側の尾根を約5キロ歩きます。
鎌倉の町とその奥に広がる相模湾を望む展望スポットや鎌倉の歴史を感じるやぐらや石仏などの見どころが多いです。
樹林帯を歩くので展望はほとんどないですが、高低差が少なく登山道も明瞭で歩きやすいので、これから山歩きをはじめてみたい人にはおすすめのコースです。
登山中級者・体力に自身のある方におすすめ!
- 奥多摩の三頭山(三頭山登山口~イヨ山と糠指山~数馬の湯)
- 奥多摩の川苔山(川乗橋~百尋の滝~川苔山~鳩ノ巣駅)
- 奥多摩の御前山(奥多摩湖→御前山→鋸山→奥多摩駅)
- 東京奥多摩仏舎利塔(深山橋~大山寺~鹿倉山~丹波山のめこいの湯)
- 大山(日向薬師~大山~阿夫利神社下社~大山ケーブルバス停)
- 東丹沢縦走(ヤビツ峠~塔ノ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
- 奥高尾縦走(陣馬山~景信山~高尾山)
- 西丹沢縦走(大室山~畦ヶ丸)
- 宮ヶ瀬から大倉(宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳~大倉)
- 寄から登る鍋割山・塔ノ岳
- 小丸尾根と天神尾根(鍋割山と塔ノ岳)
- 大菩薩峠~牛ノ寝通り〜小菅の湯
- 乾徳山
- 笹尾根(和田バス停〜生藤山〜数馬の湯)
- 檜洞丸(箒沢公園橋バス停~西丹沢ビジターセンター)
- 三ツ峠山(三つ峠駅~三ツ峠山~河口湖駅)
- 黒川鶏冠山(落合~黒川鶏冠山~大菩薩峠)
- 瑞牆山(瑞牆山荘からのピストン)
奥多摩の三頭山(三頭山登山口~イヨ山と糠指山~数馬の湯)
登山道までのアクセスは奥多摩駅からのバス、下山した数馬からバスで武蔵五日市駅までバスなので少し遠い。
1回目は旅で出会った友人と登った三頭山。2回目は4人パーティーで。
登りはじめはちょっとキツく、山頂までは約3時間。
友人の友人はほぼはじめての登山で普段運動もしないらしくジーパンにスニーカーでやって来た。かなり苦戦していたがなんとか遅れて山頂までたどり着くことができていた。初心者でも登れないことはないが体力に自信のない人にはしんどいと思う。
※三頭山山頂から都民の森からはとても楽なのでいざというときにはフェードアウト可能なので安心
下山後の温泉「数馬の湯」はとても良かった。
奥多摩の川苔山(川乗橋~百尋の滝~川苔山~鳩ノ巣駅)
10年に1度とかいう寒波が来たので川苔山に登ってきた。目的は道中にある凍った百尋ノ滝だ。凍結した百尋の滝は素晴らしいので東京都の奥多摩で気軽に氷爆が見られるのはもっと知られても良いと思った。
川乗橋バス停から百尋の滝経由で川苔山を登って鳩ノ巣駅へ下山するのはやや長いが、川乗橋バス停から百尋の滝のピストンだと往復4時間もあれば行けるだろう。
川苔山登山口から百尋の滝・川苔山頂上までの登山道は歩いていても楽しい。川苔山からの景色は良いが鳩ノ巣駅までは少し退屈かもしれない。
奥多摩の御前山(奥多摩湖→御前山→鋸山→奥多摩駅)
御前山を登ってお昼すぎに下山できるお気軽登山コースで約11キロ。
一部迂回可能な鎖場はあるが、基本的には森林歩きで危ない箇所もなく標識は多いし難易度は高くない。
サス沢山からの絶景の奥多摩湖はぜひ一望してもらいたい。
東京奥多摩仏舎利塔(深山橋~大山寺~鹿倉山~丹波山のめこいの湯)
奥多摩の山を登るたびに見えていた白い建物が気になっており、その謎を解明すべく友人と行ってきました。下山後は丹波山村にあるのめこいの湯で癒される最高のコース。
全体のコースタイムと歩行距離は短いが、前半の大寺山までがやや急登なのとマイナールート、そして奥多摩の山からあの白い建物はなんだろうと思ってから訪れてほしいので中級者向けとしました。
東京奥地で異世界に出会えます。
大山(日向薬師~大山~阿夫利神社下社~大山ケーブルバス停)
日向薬師から大山阿夫利神社下社まで、つまり寺から神社まで繋げたら開運ハイキングだよねっていう某企画があったので大山山頂経由で登ってみました。
全体のコースタイムは約7時間、距離約11キロ、獲得標高1,300mのハイキングというよりはちょっとした登山でしたので中級者向けにしました。
パワーをいただくよりも、自らでパワーを付けたい方は登ってみてはいかがでしょうか。
東丹沢縦走(ヤビツ峠~塔ノ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
丹沢登山の定番コース。
登山口のあるヤビツ峠までは秦野駅からのバス、下山は大倉バス停から渋沢駅までバス。大倉バス停から渋沢駅までは運行時間や本数が多いので下山は大倉のほうが良い。
登山ルートは、ヤビツ峠~塔ノ岳~(丹沢山)~塔ノ岳~大倉バス停がおすすめ!尾根歩きが楽しい!
ヤビツ峠から塔ノ岳が約3時間、塔ノ岳~丹沢山は1時間、塔ノ岳から大倉は2時間半くらい。
塔ノ岳に登ってからの体力で丹沢山まで行くかどうか決められるし、山小屋・茶屋も多いので安心できます。
奥高尾縦走(陣馬山~景信山~高尾山)
陣馬山から高尾山までの奥高尾縦走。アクセスも良い。
距離はやや長いが、登山道が非常に歩きやすくてとても楽だった。茶屋やトイレも多く、体力さえあれば誰でも縦走できる。
普通に縦走するだけでは早く終わるので景信山山頂で肉を焼いたりカレーを食べたりした。
高尾山口にある温泉には入れなかったのでまたリベンジしたい。
西丹沢縦走(大室山~畦ヶ丸)
西丹沢は登山口までが遠い。新松田駅からバスで1時間ちょっと。登山開始時間が9時前後になる。
山頂からの良い展望はないけれど、人が少なくてのんびりと山歩きを楽しむことができる。茶屋はないが綺麗な避難小屋が多い。
西丹沢ビジターセンターからの帰りのバスが少ないのは難点。
宮ヶ瀬から大倉(宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳~大倉)
丹沢登山の少しマイナールート。距離は20キロ程、獲得標高は1000mくらい。
この日はあいにくの雨の日の山行となってしまいましたが、宮ケ瀬ルート悪くないじゃんと思った。大きなキノコもあったし、大倉尾根から丹沢山ピストンするくらいなら宮ヶ瀬から行こうよと。
また、晴れた日に宮ケ瀬ルートから登りたい。
寄から登る鍋割山・塔ノ岳
序盤の寄から櫟山・栗ノ木洞を通って後沢乗越までがマイナールート。
登山ルートにしんどい箇所はなく、王道ルートで鍋割山を登りたくない人や2回目以降の人にはおすすめ。また、鍋割山~塔ノ岳の金冷しへ合流する登山道の景色も良い。
鍋割山頂上では鍋焼きうどんを食べてみよう!(私は食べていないけどw)
小丸尾根と天神尾根(鍋割山と塔ノ岳)
大倉バス停~小丸尾根~鍋割山~塔ノ岳~天神尾根~大倉バス停といった少しマイナールート。
小丸尾根は鍋割山の定番ルートである後沢乗越に行く途中から分岐する。登山者は少なく、展望もほとんどない単調な登山道。
天神尾根は迷うことはないが急斜面。天神尾根内で歩きやすいルートを見つける能力が問われる。急で足場は悪いため捻挫や滑落の危険性はありそう。また、天神尾根を登るとなると鍛えられそうな印象。
小丸尾根も天神尾根も林道歩きが長いので個人的には次は登らないかも。
大菩薩峠~牛ノ寝通り〜小菅の湯
2021年10月23日と11月6日にまったく同じルートで2回登りました。個人的には登りましたというよりは歩きましたといった感じ。
特段危ない箇所はないけれど、初心者向けにするには少し距離が長いかもということで中級者に分類した。
大菩薩峠の絶景を見て、静かな山道を歩いて小菅の湯まで行って温泉で〆たい人にはおすすめ。紅葉も綺麗ということになっている。
乾徳山
往復10キロほどと程よい山行の中に森林、高原、鎖場を含む岩場とかなり楽しむことができる要素が詰まっている。
さらに、天気に恵まれて富士山を素晴らしく望むことができる展望の良さ、紅葉シーズンということもあって美しい紅葉と登山の良さが凝縮されたような山で、とってもおすすめ!
乾徳山はぜひ晴れの日に登りたい。
笹尾根(和田バス停〜生藤山〜数馬の湯)
和田バス停から数馬の湯までは、小さい山がたくさんあって少し登り下りがあるけど全体的に歩きやすい登山道!
約20キロ、静かな山歩きをしたい人にはおすすめ!
そして、最後は数馬の湯♨️
檜洞丸(箒沢公園橋バス停~ツツジ新道から西丹沢VC)
西丹沢の盟主「檜洞丸」、箒沢公園橋バス停から檜洞丸を登ってツツジ新道から西丹沢ビジターセンターへ下山。
登山口まではやや遠いが、西丹沢らしい沢から樹林帯の尾根道が続いており歩いていて楽しい。箒沢公園橋前バス停から登るルートは木製のステップが少なく序盤はやや急登。
西丹沢ビジターセンターからのバスで座れなかった場合はかなり辛いと思うので、檜洞丸からの下山はツツジ新道をおすすめする。
三ツ峠山(三つ峠駅~三ツ峠山~河口湖駅)
富士山を見るための山「三ツ峠山」。
早春の三ツ峠山に登って、目の前に堂々とそして雄大に裾野が広がる富士山を眺めながらカップラーメンをすすったら最高に美味い!!
三ツ峠山からは富士山だけでなく、天気が良いと山頂からは南アルプスや八ヶ岳もはっきりと見える。
黒川鶏冠山(落合~黒川鶏冠山~大菩薩峠)
山梨百名山の最恐らしい鶏冠山(とさかやま)とは違う、こちらも山梨百名山ですが少しマイナーな鶏冠山(けいかんざん)、別名黒川山(以下、黒川鶏冠山)。
このルートの累積標高は約970m、標準的なコースタイムは約7時間なので登山自体の難易度は高くはないが、JR塩山駅8時半発のバスで登山口の落合までのアクセスが遠いのと登山者が少ないややマイナールートなので中級者向けとした。
訪れた際の天気は曇り時々小雨で展望はなかったが、モスグリーンの世界と蜘蛛の巣ロード、そして紫色のキノコ(ムラサキアブラシメジモドキ、食用可) を見ることができて幻想的だった。晴れの日のまた訪れたい。
瑞牆山(瑞牆山荘からのピストン)
歩行距離6キロ以下、累積標高1,000m以下だがバスのため時間の制約があるので中級者向けとした。
行き帰りの遠さと運賃を除けば、瑞牆山は登る労力の割には登山道は変化に富んでいて見どころも度々あって山頂からの展望も良くて登っていて楽しい山でした。
登山上級者におすすめ!
- 西丹沢から山中湖(畦ヶ丸・菰釣山)
- 雲取山(三峰神社~鴨沢)
- 丹沢主稜縦走(檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
- 大倉~蛭ヶ岳ピストン(大蔵バス停~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳往復)
- 丹沢主脈縦走(焼山~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
- タワ尾根~天祖山尾根【奥多摩最深部】
- 稲村岩尾根から登る鷹ノ巣山 ※通行止めに注意
- JR駿河小山駅から山中湖へ(不老山・三国山)
- 甲武信ヶ岳(西沢渓谷の徳ちゃん新道からピストン)
西丹沢から山中湖(畦ヶ丸・菰釣山)
西丹沢ビジターセンター手前の大滝橋バス停から登った。
地味なアップダウンが続く。登山道からの展望はあまりよくないけれど、登山者が少なくて快適。
晴れれば、山中湖と富士山の絶景が拝めると思う。
山中湖平野から新宿行きの終バスが早いので、下山後に温泉にゆっくりと入りたい人は少しペースを上げて縦走しなければならない。※温泉に入りたい人はペース的に上級者、バスに間に合えば良いというペースだと中級くらい
雲取山(三峰神社~鴨沢)
東京都最高峰の雲取山は、みんなが一度は登ってみたい山だ。
1泊2日推奨らしくどのコースから登っても長い距離を歩かなくてはならない。私が登ったコースは三峰神社~雲取山~鴨沢バス停ルート。
西武秩父駅で朝食をすき家にしたのがよかったのか、個人的にそこまで疲れてはいない印象。ただただ登山口に到着するまでが遠いが。
また、サクッと雲取山を登ろう!
丹沢主稜縦走(西丹沢ビジターセンター~大倉バス停)
丹沢主稜縦走のルートは、西丹沢ビジターセンター~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停。
この丹沢主稜縦走ができればまあまあ体力はあると一般的には認められると思う。
沢からはじまり丹沢の尾根を歩くので景色が良くてとっても楽しい!
一番しんどいところは檜洞丸~蛭ヶ岳。大倉バス停方面へ下りるので丹沢山や塔ノ岳までたどり着ければもう安心だ。
展望も良いし、楽しさと充実感と達成感すべて兼ね備えた一番好きなコースかもしれない。
大倉~蛭ヶ岳ピストン
大倉バス停~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳のピストン!これができればまあまあの健脚だと認められるらしい。
登りながらの体力など状況次第で丹沢山や塔ノ岳で引き返すことができるので、このコースはとてもおすすめできます!
丹沢主脈縦走(焼山~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
丹沢主脈縦走のルートは、焼山登山口~焼山~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停。大倉バス停へ下山することをおすすめする。
丹沢主稜縦走同様に一般的には上級者向けだが、丹沢の自然を大満喫できる丹沢縦走ルートとなっている。
こちらも展望も良いし、楽しさと充実感と達成感すべて兼ね備えたルートだ。
タワ尾根~天祖山尾根【奥多摩最深部】
奥多摩最深部にタワ尾根があり、そのいくつかのピークにアートな看板がある。
登山歴50年のおじいさんに教えてもらった尾根で、道がわかりづらいので上級者向きとしている。※YAMAPでも破線ルート
タワ尾根~天祖山尾根の登山中には誰一人としてすれ違わなかったので、静かに山歩きをしたい人にはおすすめ!距離は約18キロ。
稲村岩尾根から登る鷹ノ巣山 ※通行止めに注意
稲村岩尾根は現在通行止めで登山道を外れてケルンをたどって登る箇所があり上級者向けとしました。※稲村岩尾根から登山の際は自己責任でお願いします
奥多摩三大急登でもある稲村岩尾根は紅葉がとても素晴らしかったです。
JR駿河小山駅から山中湖へ(不老山・三国山)
JR駿河小山駅から山中湖まで富士箱根トレイルの一部区間26キロの距離と、大量のヤマビルに襲われる可能性があるので上級にしました。
不老山あたりまでは手作り看板がいくつかあり、登山道は美しい樹林帯で気持ちの良い山行が楽しめる。
ゴールは山中湖の旭日丘で富士山を望むことができる。旭日丘からは新宿方面へのばすあり。
甲武信ヶ岳(西沢渓谷の徳ちゃん新道からピストン)
最寄り駅はJR塩山駅、そこから8時半のバスで西沢渓谷入口へ。
公共交通機関を使用する場合はバスの関係でコースタイム約9時間のところ6時間以内で下山しないといけない時間の制約があるので上級者向きとしました。
登山道「徳ちゃん新道」の愛らしい名前のわりには(山頂以外は)眺望も少なく修行のような登りが続く。
エクストリーム登山・縦走したい人へ!
トレイル丹沢(丹沢横断)、丹沢の大倉から山中湖までの縦走。
予定では、Coming soon!!!
甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を日帰り登山※マウンテンタクシーを利用
JR小淵沢駅からのマウンテンタクシーを利用して甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を日帰りで登山(ピストン)。
日本三大急登「黒戸尾根」なのに約6時間半の制限時間もあったのでかなりキツかったことよりエクストリーム枠にしました。※コースタイムは14時間半程
樹林帯があり岩場があり鎖場があるバラエティーに富んだしんどいけど楽しい登山道です。
【番外編】東京から日帰りで雪山登山!
- 谷川岳(天神平スキー場から)
- 上州武尊山(川場スキー場から)
厳冬期の谷川岳(天神平スキー場から)
東京から日帰りで厳冬期の谷川岳登山。
朝一の電車で水上駅へ、バスとロープウェイを乗り継いで天神平スキー場へ到着するのは10時前。天神平スキー場からオキの耳までピストンした私の登山時間は4時間半ほど。
「登山よりも移動がしんどい」のが東京から日帰りで雪山を登るデメリットだが、それを遥かに上回る絶景がそこには待っている。
上州武尊山(川場スキー場から)
東京から日帰りで厳冬期の上州武尊山を登山。
沼田駅から要予約だが川場スキー場までの無料シャトルバスが出ている。
スキー場のリフトを乗り継いで登山口へアクセス。ココヘリのレンタルも必須。
こちらも移動はしんどいけど、登山口からは気軽に雪山を登ることができます。※私のコースタイムは約4時間
東京から日帰り登山・縦走【まとめ】
日帰り登山、たった一日だけだけど非日常な大自然にどっぷりと浸ることができる。
忙しい社畜なサラリーマンでも、多忙な人でも、わざわざ休みの日に汗を流すことはしんどいかもしれないが、きっと素晴らしい景色と達成感が待っている。
今年からコロナで職を失ったけど、登山という新しい趣味を見つけたので、今が一番楽しい。公私の、私のほうが重要だと気が付いた。まぁそもそもそんなに働いていたことがなかったけど。 https://t.co/dolXowmjED pic.twitter.com/47Z2ZQYrH5
— あつし (@axyzworld) May 9, 2021
たまに日常から抜け出して自然を感じることで、日常も充実させることができるのだ。
本当は私も日本アルプスを数泊かけて縦走したり、海外の山を数週間かけて登ったり、カミーノのような巡礼路やアメリカのPCT、自転車での国や大陸横断などがしたい。でも、コロナも仕事もあるし、現実的ではない。
できないことを悲観するのではなく、今自分ができることで楽しんでいきたいと思って日帰りで山に登っています。
まずは日帰りからでも山に登って、大自然を満喫してみませんか?
以上「東京から日帰り登山・縦走できるコースを紹介!【難易度別】」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。