どうも、日帰り登山にハマっているあつしです!
これまで丹沢や奥多摩の山々を日帰りで登ってきましたが、今回は東京都最高峰「雲取山」の日帰り登山に挑戦しました。
雲取山をネットで調べてみると、初心者~中級者は1泊2日、上級者や体力に自身のある方は日帰りが可能だそうです。ぼくは体力に自身のある人枠ですね。
雲取山は標高約2017mで日本百名山でもあります!
東京都最高峰「雲取山」を日帰り登山【三峰神社~鴨沢ルート】
実は雲取山に登ろうとしていた日が雨予報で1週間延期することになりました。5週連続の登山になるはずだったので泣く泣く断念。
5週連続登山で、今回は日帰りで雲取山に登るはずだったけど雨で延期にした。
これから梅雨もはじまるので登っておきたい気持ちは強かったけど、この判断は間違っていないはず。自然には逆らえない。— あつし (@axyzworld) May 21, 2021
しかし、先週登っていたとしても山頂や道中で良い景色は見えなかったと思いますし、いろいろなリスクがあるので、1週間延期にして正解でした。
自然には逆らえないので勇気ある延期ということで、
みなさんもお気をつけて!
【登山コース】「雲取山」日帰り登山は三峰神社~鴨沢ルート
今回の雲取山日帰り登山コースは、三峰神社から登り鴨沢バス停方面へ下山するルートでした。
せっかく公共交通機関を使うのですから、登りと下りは異なるルートがいいですよね!
今回のぼくの雲取山登山のタイムスケジュール
- 三峰神社登山口から雲取山までの登りは約3時間
- 雲取山から鴨沢バス停(七ツ石山経由)までの下りは約2時間45分
七ツ石山経由しなければ2時間半以内 - 雲取山山頂では1時間以上くつろいでいました
雲取山を三峰神社から登り鴨沢へ下山するルートの特徴
- 登山開始が最速でも10時頃
西武秩父発三峰神社行きの始発バスが8時半。所要時間約75分で、ぼくのときは87分かかりました。 - 鴨沢へ下山する道中のほうが難易度が低い
標高差と距離はあるけれど基本的に緩やかな下り坂で危ない箇所もないので疲れた足でも歩ける。例えるならば、塔ノ岳から大倉までの長い山道のよう。 - 帰路の安心感
奥多摩駅までのアクセスが悪くはない。鴨沢バス停からの終バスが18時40分、鴨沢バス停から徒歩5分の留浦バス停からは18時5分と19時24分もあるので安心。ぼくは留浦駅18時5分のバスで奥多摩駅へ。※土曜日の場合
西武秩父駅到着時間についてのアドバイス
雲取山を日帰り登山する必須条件として、西武秩父駅からの三峰神社行きの始発バス8時30分発に乗る必要がある。
都内方面からの電車は8時14分,18分西武秩父駅着もあるが、7時41分に到着する特急が圧倒的におすすめ!
※西武の特急は全席指定席で快適。ぼくは所沢からの乗車で特急料金が+500円、その価値はあった
7時41分に西武秩父駅に到着したら、すき家にでも行って朝牛丼を決めよう!行動食など買い忘れたとしても近くのセブンイレブンで補充もできる。
それからバス停へ戻ってもまだ8時過ぎなので、三峰神社までの約75分のバスで座ることができる!←これ重要!
8時18分の電車で到着した友人は、なんとかバスには乗れたけれど三峰神社までの長いバスでずーっと立ちっぱなしで、ぼくは爆睡。
以上の理由から、西武秩父駅に7時41分に到着する特急がおすすめ!
雲取山日帰り登山の様子
大量の写真とともに今回の雲取山日帰り登山の様子をご紹介します。
雲取山に登る予定の人も、そうでない人も今後の参考になりましたら幸いです。
三峰神社バス停から雲取山
西武秩父駅からバスで三峰神社へは約75分とのことだったが87分かかった。三峰神社のバス停にはトイレあり。
三峰ビジターセンター方面へ歩いて行く。
今回は三峰神社には立ち寄らず、そのまま雲取山へ登山するので、三峰ビジターセンターを正面にして右方向(三峰神領民家を経て雲取山)へ進む。雲取山山頂まで10.5キロあるそうだ。
10時8分登山開始
さっそく気持ちの良い登山道で山登りがはじまる!
三峰神社奥宮へ続く鳥居をくぐる。クマも出没注意らしい。
10時31分、妙法ヶ岳(奥宮)と、霧藻ヶ峰や雲取山との分かれ道。
10時45分、炭窯跡の看板。
鬼滅の刃というマンガかアニメの主人公である炭治郎が雲取山出身の炭焼きが仕事だったとかどうとか。ここは聖地なのだろうか。
10時59分、雲取山まであと7.2キロの地蔵峠にて小休憩。海抜は1500mほどだそう。
標高1523.1mの霧藻ヶ峰、小屋があったので何かは買えると思う。
11時36分、前白岩の肩
11時45分、標高1776mの前白岩山
このよく見かける綺麗な花の名前は「トウゴクミツバツツジ」というらしい。
今は廃墟となった白岩小屋を越えて進む。
12時18分、芋ノ木ドッケ。
近くの看板によると、芋ノ木とはウコギ科の落葉高木のコシアブラのこと。ドッケは突起がなまった言葉らしい。
12時41分、大ダワ
大ダワで鹿を目撃!!!
分かれ道は男坂を行く。
廃墟を通り越して、雲取山荘へ。
テントがチラホラと見えてきた。
12時55分、雲取山荘に到着。
雲取山荘の前では水が汲める。ちょっと飲んだ。
東京都最高峰「雲取山」山頂を目指す!
13時12分、東京都最高峰標高2017.1m「雲取山」の山頂に到着!
頂上では、おにぎりを食べたり昼寝をしたりしながら1時間以上くつろいでいた。
雲取山から鴨沢バス停へ
雲取山山頂から鴨沢バス停への下山は石尾根縦走路を歩く。
下りはじめは少しだけ急坂で道が開けていて景色が良くて歩いて気持ちがいい。登る側からすると最後に急坂なので大変かもしれないが。
右側には飛龍山などの山脈が見渡せる。向こう側(山梨方面)は東京都最高峰の雲取山よりも高い。あくまでも雲取山は東京都最高峰。
基本的に緩やかな下り道。奥に見える小高い山が七ツ石山。
ブナ坂で分かれ道、七ツ石山方面へ行く。(鴨沢方面へ行けば七ツ石山はショートカット可能)
このあたりから度々「平将門 迷走ルート」の看板が出てくるが特に気は止めない。ブナ坂~鴨沢まである。
ブナ坂から七ツ石山へは短いけれど少しだけ急な斜面を登る。
15時16分、標高1757.3mの七ツ石山山頂に到着
七ツ石山の由来を考えながら下りていく。
なんと、先程ほとんど気にも留めなかった平将門が七ツ石山に関係しているという。
平将門の従者7人が化身したという七つの大岩が山名の由来だそうだ。(いや、どれが7つの大岩なんだという素朴な疑問は考えたらダメだ)
緩やかな山道を下る。
水場があり、近くに七ツ石小屋がある。キャンプ場を見せていただいたけれど、こじんまりとしていてなかなか良さそうだった。七ツ石小屋にはバスの時刻表があり、鴨沢バス停以外からも、そこから徒歩5分くらいの留浦(とずら)バス停の存在をスタッフの方に教えてもらった。
七ツ石小屋から先も緩やかな歩きやすい登山道が続く。
16時44分、鴨沢の登山口に到着。
鴨沢の駐車場の側を通る近道(看板あり)から鴨沢バス停へ向かう。
17時5分、鴨沢バス停に到着※トイレあり
留浦からのバスまで時間があるので、鴨沢バス停のすぐ隣の東部ふれあい館でラーメンを食べた。
鴨沢バスは山梨県、東京都の留浦バス停へ歩いていき18時5分のバスで奥多摩駅へ。
18時35分、奥多摩駅に到着。
これにて雲取山日帰り登山は完了!
日帰りで雲取山を登山した感想
雲取山日帰り登山はネットの事前情報ではかなりの健脚者でなければ厳しそうなことが書かれていた。
しかし、個人的には今回の三峰神社~鴨沢ルートは長いけれどそこまでハードではないと思った。急で険しい登り坂が続くといったことはほとんどないし、半分以上はなだらかな登山道だ。
またサクッと雲取山に登ろうと思う!
丹沢主稜縦走のほうがハード
以上、東京都最高峰「雲取山」を日帰り登山してみた【三峰神社~鴨沢ルート】でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。