どうも、こんにちは!
登山にハマっているあつしです。
今記事では、雨の日の丹沢登山「宮ケ瀬~丹沢山~塔ノ岳~大倉」縦走の様子をお伝えします。
今回は3週間ぶりの登山で、前回も雨が降ったのでほとんど写真を撮っていなくて記事にしていませんでした。
雨だったので御岳登山ケーブルカー乗って、大岳山登って秋川渓谷まで歩いて瀬音の湯♨️。
景色は皆無だったけど大嶽神社奥宮の鳥居が幻想的でした。あと温泉最高! pic.twitter.com/dIXxmKFBC8— あつし (@axyzworld) September 25, 2021
【雨の丹沢登山】宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳~大倉を縦走
今回の登山ルート
本厚木駅から5番バス→宮ヶ瀬→高畑山→丹沢山→塔ノ岳→大倉からバスで渋沢駅へ。登山自体は約20キロくらい。
【コースタイム】宮ヶ瀬→高畑山→丹沢山→塔ノ岳→大倉
- 宮ヶ瀬の登山口(7時50分)
- 高畑山(8時47分)
- 丹沢山(11時14分)
- 塔ノ岳(12時1分)
- 大倉(14時14分)
※本厚木駅発宮ケ瀬行のバスは6時55分発
雨の丹沢登山「宮ヶ瀬→丹沢山→塔ノ岳→大倉」の様子
本厚木駅からバスで宮ヶ瀬
コンビニに寄って、5時前の中央線に乗り新宿へ。
新宿からは小田急に乗り換えて本厚木駅へ向かう。もちろん車内では爆睡。寝過ごした前科があるので念の為目覚ましをセットしたが鳴る直前に起きれた。本厚木手前の空がどんよりと重くて窓に雨がぱらついていた。
本厚木駅に降り立ち、友人と合流。やはり雨が降っており、それもまあまあの雨量だ。
本厚木駅前には箱根そば(6時半から)や、松屋、吉野家、マクドナルドなどあり、登山前のエネルギー補給(朝食)には最適である。
なんと、宮ヶ瀬行きの5番バス停の真ん前に松屋があったので松屋で朝定食を食べる。
雨雲レーダーによると本厚木上空にだけ雨雲があるのでなんとかなるだろう判断で、バスのアナウンスが聞こえたので宮ヶ瀬機器のバスに乗り込む。
車掌さんに「宮ヶ瀬は降ってないですかねー」と聞くと、「降ってますね」と冷静に言われた。宮ヶ瀬までは相変わらず爆睡して記憶がない。
宮ヶ瀬の登山口から丹沢山→塔ノ岳→大倉バス停 ※ヒルと遭遇
宮ヶ瀬に着くと、雨は降っていなかった。さすが雨雲レーダーだ。それにしても、本厚木だけ雨が降ることなんてあるんだ。
ぱっと見で入口がわかりにくい登山口だったが、回り込むと普通にわかった。
宮ケ瀬の登山口すぐにヒル撃退スプレーがあったけど、おそらく食塩水で靴が汚れたり傷んだりするのが嫌でスルーした。
このスルーしたのが間違いだったのか、登りはじめて少ししたところで着ていたジャケットをザックにしまうために地面においていたらなんとザックの上のところにヒルが付いていた!!!
丹沢ではヒルが出ると有名なのに、はじめて遭遇したのが地味に嬉しかったので腕を吸わせてみた。1分近く吸わせていたけれど血までは出なかった。ちなみにヒルに吸われ続けると血が出て止まらなくなるそうだ。
腕を吸わせながら写真を撮っていると、気が付けば靴に2匹ヒルが付いていて先程のヒル撃退スプレーをかけなかったからかもしれない。友人は靴にヒル撃退スプレーをかけていたからかヒルの付着はなかった。
その後、ぼくを少しの間ぼくを襲ったヒルの副作用、それがまさに旅中に南京虫にやられたときのような感覚だった。
くるぶしの靴下にレギンスだったため足首が露出しており、歩いていると小さい落ち葉などが付いたりする。ときどき、それがヒルに見えてしまい度々不安を感じ確認してしまうといった症状である。
ザックと靴にヒルが付いた後は一切ヒルは付着していなかった。
その場所に偶然ヒルが多かっただけなのか、それともヒルが付きやすい行為(立ち止まるorザックを地面に置く)をしたからなのか。はたまた汗をかいた(塩分)からなのか。
巻道ではなく高畑山を経由し丹沢山を目指す。
途中で「金冷し」という地名があった。
「金冷し」は塔ノ岳からの下山時に鍋割山との分岐点でも同じ地名がある。
友人と「金冷し」について話すも「金○が…」しか出てこなかったが、ググって見たところやはりそういう意味らしい。今では歩きやすい道でも昔は「金○が冷えるような危ない道」だったのかもしれない。
登山道を整備していただいている方々に感謝。
立派なサルノコシカケが生えていると思いきや、少し先に巨大なサルノコシカケがまた生えていた。おそらく宮ケ瀬から丹沢山へ登る人はみんな見ているだろう。
下山するまで雨は待ってくれーと願っていたが、次第に雨が強くなった。霧も濃くなる。
丹沢山に近づいてきたのか、木製のステップや階段が出てくるようになった。
森林に覆われてはいるけれど、それでも雨が強くなってきたので傘差し登山をする。
傘差し登山は片手がふさがって危ないと思う方もいるかもしれないが、個人的には風が弱く登山道が険しくない限りは一番の雨具だと思っている。
ただ、傘で服は守れたとしても足元は濡れる。ゴアテックスだと濡れないのだろうか。。
丹沢山に到着。
10名ほどの登山者が休憩をしていた。
雨が降っていたし、そんなに休む気にもなれなかったのでおにぎりを一つだけ食べて、ワークマンで新しく買った約2000円のレインパンツも履いて再び歩きはじめる。結構おすすめできる!
いつもなら尾根歩きが楽しく絶景のはずの丹沢山から塔ノ岳も景色は何も見えなかった。
塔ノ岳も頂上の写真だけ撮ってそのまま下山する。
やっぱり景色は見えない。
恒例の花立茶屋で月見うどん休憩をして、14時過ぎに大倉バス停に到着。
登山者たちがみんな靴を洗っていたりヒルを取っていたりと混雑していた。そして、誰かが払ったヒルが地面上でウニョウニョとうごめいていた。
渋沢駅の居酒屋で軽く飲んで小田急で新宿まで爆睡して、これにて雨の丹沢登山完了。
折りたたみ傘とワークマングッズが雨登山にとても良かった!
雨装備として、約5年前に購入してから旅で酷使したゴアテックスジャケットと、折りたたみ傘とワークマンのレインパンツを使用した。
3週間前の雨登山でも実感したが、一番役立つのが折りたたみ傘。
折りたたみ傘は登山道が険しくないのが必須条件。今回は路面状態は問題ないのだが、丹沢山~塔ノ岳の尾根歩きで時折吹く横風に折りたたみ傘が何度か反対を向いた。壊れはしなかったので良いが、風が強いときは使えない。
数としては多くないが、傘登山している人もちょくちょく見かける。モンベルでも売っているがまあまあ高い。ぼくのはユニクロの普通の折りたたみ傘。
ザックカバーもアマゾンで買った安いものだがあってよかった。
ゴアテックスのジャケットは染みてはこなかったもののあまり弾かず役に立たなかった。帰宅後、撥水処理を行ったのだが復活はせず。。
ソロモンのトレランシューズはさすがに浸水した。もしゴアテックスのトレランシューズを履いていれば浸水しなかったのか気になるところだ。
アウトドア用品、ましてや登山用品は高い。できるだけ節約や工夫もしたいが命に関わってくることもあるかもしれないので最低限の機能は必要だ。
そこで、今回はじめて使ったワークマンのレインパンツはコスパ抜群だと感じた。後ほど調べると、ワークマンのINAREM(イナレム)ストレッチレインスーツが良いと思うので今度見つけたら買おう。ワークマンの人気商品は買うのがとても難しいのであればの話だけど。
【感想】雨の丹沢登山「宮ヶ瀬→丹沢山→塔ノ岳→大倉」縦走
感想としては「大倉のバカ尾根よりも断然いいじゃん!」です。
距離的に20キロちょっと、獲得標高が1000m以上あり、危険な箇所も少しあるので、全くの初心者には厳しいと思うが、体力に自身のある方や中級者以上にはおすすめできる。
あと個人的に良かったのは、小田急で本厚木までが近いこと(笑)
また、晴れた日に宮ケ瀬から登りたいなと思いました。
以上「【雨の丹沢を日帰り登山】宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳~大倉を縦走 ※ヒルと遭遇」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。