【大山】日向薬師から阿夫利神社下社はハイキングという名の登山でした。

登山
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日向薬師から大山阿夫利神社下社まで、つまり寺から神社まで繋げたら開運ハイキングだよねっていう某企画があったので大山山頂経由で登ってきました。

開運ハイキングと聞いたらお手軽ハイキング感があるが、実際には日向薬師から大山山頂経由して阿夫利神社下社、そして大山ケーブルバス停まではコースタイム約7時間、距離約11キロ、獲得標高1,300mのハイキングというよりはちょっとした登山でした。

開運でパワースポットというよりも、自分でパワー(力)付けるといったほうがしっくりくる。

日向薬師から大山山頂経由で阿夫利神社下社を通る登山データ

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【大山】日向薬師から阿夫利神社下社はハイキングという名の登山

小田急線伊勢原駅北口

【コースタイム】日向薬師~大山山頂~阿夫利神社下社~大山ケーブルバス停

大山の地図

  • 伊勢原駅北口(6時45分発のバス)
  • 日向薬師バス停(7時5分)
  • 彼岸花散策路を散策(数分)
  • 日向薬師(7時23分)
  • 日向薬師バス停(7時38分)
  • 登山口・おおやまめぐりルート(8時5分)
  • 登山口・九十九曲ハイキングコース(8時30分)
  • 見晴台(9時7分)
  • 大山山頂(10時3分)
  • 阿夫利神社下社(11時15分、カフェ休憩など)
  • ケーブルカー阿夫利神社駅(11時55分)
  • 大山寺(12時16分)
  • 大山ケーブルカー駅(12時38分)
  • 大山ケーブルバス停(12時58分)

※写真を撮ったり寄り道したりでいつもよりのんびりペースです。参考までに

 

【大山】日向薬師から阿夫利神社下社(大山ケーブルバス停)までの様子

小田急線伊勢原駅北口のバス停

巨木と苔むした神秘的な世界に繋がる日向薬師

日向薬師バス停

早朝に日向薬師バスバス停に到着し、まずは彼岸花散策路が目に入ったのでさっそく散策したのだが時期が少し早かったそうで全然咲いてなかった。

お目当ての日向薬師へ向かう。

舗装された道を通って、階段を上がれば力強い金剛力士像が迎える宝城坊山門にたどり着く。

金剛力士像が迎える宝城坊山門

正直、神社仏閣に疎い私は日向薬師のことを知らなかったけれど巨木や苔むした参道の雰囲気は好きだった。

日向薬師の巨木と苔むした参道

野生の巨木とザック

そんな神秘的な世界は束の間、日向薬師に到着。朝早すぎて誰もいない。

日向薬師

入って右側には立派な宝城坊の二本杉と鐘堂がある。

日向薬師、宝城坊の二本杉と鐘堂

その奥に虚空蔵菩薩。

虚空蔵菩薩

こんなところで彼岸花。

日向薬師で見た彼岸花

残念ながら有名な宝城坊の宝殿は開いていなかった。重要文化財の仏像たちが収蔵されているそうだ。また今度。

 

日向薬師から大山山頂へ登山

日向薬師から大山山頂へ

一旦、日向薬師からバス停へ戻り、林道を歩いて登山口へ向かう。途中の傾斜16度の標識は珍しい。

キャンプ場やクアハウス山小屋を通り過ぎたところに大山方面への登山口があり、標識の下にヤマビル対策の塩が置いてあった。

日向薬師方面からの大山登山口

天気が微妙だし今日はヤマビルいるかもしれないなとパンを食べていると、さっそく靴にヤマビルがやってきた!!

靴に付いたヤマビル

さらに、ヤマビル対策の塩が入った容器にもヤマビルがいた・・・!!!

ヤマビル対策の塩が入った容器にもヤマビルが・・・!

ヤマビルの恐怖は知っているので入念に靴や靴下に塩を塗り込んだ。

ヤマビル対策に塩を靴や靴下に塗り込んだ

ヤマビルに警戒しながら歩いて登ると、もう一度登山口にたどり着いた。どうやら先程の登山口は車道をショートカットしたもので、本当はここからかもしれない。

登山口・九十九曲ハイキングコース

歩きやすい登山道をスタスタ登ると分岐の標識。この先にも標識があって道はわかりやすい。

日向薬師~大山、分岐標識

日向薬師~大山、分岐標識

丹沢らしい木道の登山道を歩く。

丹沢らしい木道の登山道

空がガスってきたが、このあたりから阿夫利神社下社を望むことができる。天気の良い日に望遠レンズで撮ればいい感じの絵になると思う。

阿夫利神社下社

見晴台に到着。日向薬師から4.2キロ、大山山頂まで2.25キロ、阿夫利神社下社まで1.4キロ地点。東屋が1つと、テーブルとベンチが並ぶのでここで休憩するのが良さそうだ。トイレはない。

見晴台の東屋

この見晴台からの景色は良いらしいが、この日はガスっていて何も見えなかった。

見晴台にて

見晴台から大山山頂へ。やっぱりハイキングというよりは登山だ。

見晴台~大山山頂

見晴台~大山山頂

標高が上がるにつれてガスってきて風も強くなってきた。山頂からの眺めは絶望的なのは確定だがとりあえず登る。

見晴台~大山山頂

見晴台~大山山頂

鹿対策のグレーチング階段

そしてついに、大山山頂に到着。案の定だ。。

大山山頂

阿夫利神社本社?は工事中

大山山頂から阿夫利神社下社へ

大山山頂、二十八丁目

大山山頂から阿夫利神社下社までは、○丁目といった石碑などがあって今自分がどのあたりを登っているのか下っているのかわかるのはありがたい。しかし逆に現在地がわかることでまだこんなに登るのかと絶望する人もいるかもしれないが。

大山山頂~阿夫利神社下社

二十二丁目の風が当たらない静かなところで小休憩。

大山山頂~阿夫利神社下社、二十二丁目

引き続きガスっており、富士見台という江戸時代に茶屋が置かれ浮世絵にも描かれるほど富士山がきれいに見たらしい場所からも何も見えなかった。

下山するにつれて少しずつだが霧が晴れていっている。

大山山頂~阿夫利神社下社

途中、猛毒性のキノコであるカエンタケを見つけた。赤くて独特な形をしているが触るだけでも手がただれてしまうそう。食べると命の危険もあるらしい。

カエンタケ

カエンタケ

十五丁目あたりから雲の下に出たのか霧も晴れて、巨木も出てきて良い雰囲気になった。根っこも良い。

大山山頂~阿夫利神社下社

夫婦杉

最後に長くて急な階段を下ったら、阿夫利神社下社に到着する。

大山山頂~阿夫利神社下社

阿夫利神社下社から大山山頂までの登山口、一丁目

大山阿夫利神社下社からの景色は絶景!

大山阿夫利神社下社にある鳥居

まずは無事下山できたことを感謝の気持を持ってあいさつしておく。ここ阿夫利神社下社で日向薬師からの寺から神社をつなぐことができた。

阿夫利神社下社

阿夫利神社下社からの景色が絶景!!相模湾や江ノ島、三浦半島が一望できる!房総半島も薄っすらと。

大山阿夫利神社下社からの景色

頑張ったご褒美に、阿夫利神社下社にあるお洒落カフェ「茶寮 石尊」の絶景テラス席でカフェラテをいただく。

「茶寮 石尊」の絶景テラス席でカフェラテ

阿夫利神社下社から女坂を通って大山ケーブルバス停へ下山

ケーブルカー、阿夫利神社駅

阿夫利神社下社のすぐ側からこま参道の大山ケーブル駅までケーブルカーに乗って一気に下りることもできるので体力に自信のない方でも安心できる。※阿夫利神社下社からすぐ下にトイレと売店がある。

今回は、女坂を通ってこま参道まで下山する。

男坂・女坂、阿夫利神社下社~こま参道

女坂は男坂よりもやや緩やかで七不思議が道中にあるのでのんびり下山しよう。※女坂には外灯があるので暗くなってからの下山には女坂を利用しよう

女坂の七不思議

怪我が多いのは下山時。女坂は緩やかといえど、登山道なので気を引き締めて下る。

石段が続く女坂

女坂

女坂中間地点の大山寺、ここからケーブルカーにも乗れる

大山寺の参道

こま参道に到着したところに大山ケーブル駅もある。ケーブルカーは20分間隔で運行している。

大山ケーブル駅

こま参道には、お土産屋さんや名物のジビエ(猪鍋)やとうふ料理屋がある。時間のある方やご当地を楽しみたい方は覗いてみよう。

こま参道

こま参道

大山ケーブルバス停の手前には駐車場やトイレもある。このトイレでは靴を洗う場所もあるので汚れたままバスに乗らないようにしよう。

大山ケーブルバス停近くのトイレ、靴洗い場

大山ケーブルバス停から伊勢原駅北口までバスで行くことができる。1時間に2-4本運行している。

大山ケーブルバス停

以上「【大山】日向薬師から阿夫利神社下社はハイキングという名の登山でした。」

この記事もそう(長い)ですが、日向薬師から大山頂上を経由して阿夫利神社下社(大山ケーブルバス停)までは結構長い登山ですよね。

大山山頂から日向薬師までは見晴台を過ぎると(見晴台~日向薬師バス停は)登山者が少なくなるので、まずは大山ケーブルバス停から阿夫利神社下社までの往復。体力がありそうなら大山ケーブルバス停から大山山頂までの往復をおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございます。