おはようございます!
イキトスからナポ川を北上してエクアドルに行くためにマサンへやってきて、「アマゾン川で釣りをする」という地味にやってみたかったことが叶いました。
釣れたのは小魚一匹だけど、そこんとこは気にしない。
前回の続き:【ナポ川北上編】イキトスからマサンへ!パンチのある安宿とアマゾンで釣り。
アマゾンの地図(ぼくのルート)
マサンからサンタ・クロティルデへ
さて、今日はマサンからサンタ・クロティルデへ行きたいと思います。
前日に聞く限り、9時頃に船は出るらしく、予約などはないらしい。
普通に不安だし、宿から港までは徒歩1分なので、朝早く起きて港へ行く!
昨日の港とは思えないほどに活気があり、おそらく周辺の集落から物資というかバナナや魚などが大量に届いていた。
とりあえず、あれだ!
サンタ・クロティルデ行きの船の時間を聞く。
やっぱり9時だった。しかし、直接運転手の人に聞くと安心感が違う。乗るアピールもしておいた。
船の時間まで暇なので、港をながめた。
大量のバナナなどが転がっている。
バナナを食べることができないのが悔しい。
みんな力持ちだ!
汚れることや、足場が悪いことなんか気にせずに黙々と運び続けるアマゾン川で働く彼らがかっこよく思えた。
バナナを片手に1塊ずつ持つ。
どのくらいの重さかわからないが、かなりの重さだろう。
女性は魚を運んでいた。
こんな足場の悪い中、かなり重そうな物資を運ぶ。バランスを崩せば川に落ちるだろう。
女の子はポップコーンを売っていた。
移動時のおやつとして2つ買った。
9時頃に船に乗り込んだ。
船内
出発したのは9時半くらいだった。
これまで乗ってきたハンモック船より断然速い!!!
ぼくからしたら、地図にも載っていない名もなき集落にも寄りながら進む。
そういった集落は以外にも大きく、そして電柱もあり電気が通っているので驚いた!少しだけ人が乗り降りしてくる。
あとは、集落に新聞を配達していた。
やはり、ここまで来るとネット環境は悪い。
もしかすると、彼らの知ることができる情報はすべて新聞からなのだろうか。
そう考えると、メディアの影響力というのは、こういった情報格差がある地域では大きいのかもしれない。
船内では、お昼ご飯が配布される。
サンドイッチとコーラだ。
でかい3Lのペットボトルのコカコーラを乗客でまわしながら、各自コップについで飲むスタイルだ。
ペルーなのにインカコーラじゃないんだ・・・と思った(笑)
出発から約4時間半でサンタ・クロティルデに到着した。
マサンからサンタ・クロティルデまでは90ソルだ。
日本円で3000円近くするが、利用客の少ない船移動と考えるとこのくらいなんだろうか。
サンタ・クロティルデで船と宿探し
とりあえずしなければならないことは、宿探しとカボ・パントハ行きの船を調べることだ。
勝手な期待だったけど、こういった小さい村の人は外国人が珍しいから親切なんだろうな~と思っていた。
いや、親切なんだけど、シャイなので、こちらから聞くと教えてくれる。
サンタ・クロティルデからカボ・パントハ行きの船
今日は水曜日だ。
船会社に行くと、次にカボパントハまで行く船は土曜日で、ぼくはこの村に3泊することが確定した。
おそらく火曜日と土曜日に船は出ていると思われるが、土曜日は間違いない。
サンタ・クロティルデからカボ・パントハまで150ソル。
ペルー国境カボ・パントハからエクアドル国境ヌエボ・ロカフエルテまでは公共の船があるのかよくわからなかった。ここは結局10ドルで行けたんだけど、当時は価格も行き方も知らないのでびくびくしていた。ペルーの通貨もあまりなかったし。
サンタ・クロティルデの安宿
ぼくが確認できた範囲では村には5件ほど宿はある。
クオリティーはどこも似たいようなものだと思うが、聞いた感じで20ソル前後で泊まることができるだろう。
ぼくはまさかの現金をあまり持っていなくて、節約しないといけない状況だった。
いや、現金は持ってたつもりだったけど、思ったよりも船代が高くて、この先どのくらいお金がかかるのかわからないのと、村にATMはないので尽きたら、終わる。なので、村に滞在中は食費以外ほとんどお金を使っていない。物価もやや高くジュース1本も買っていない。
地図には村の名前「Santa・Clotilde」しか表示されないので、文章で書く。
船乗り場から村に入ると、上記の写真の場所に出る。そこから右へ1分歩くとこの宿レストランが見えるだろう。ぼくはここに3泊滞在していた。
HOSPEDAJE Y RESTAURANT DAYANA
カボ・パントハに行くんだよねって宿の人に言うと、「じゃあ、あんたは3泊しないといけないね、1泊20ソルだけど、3泊で45ソルにしてあげる」ということで、1泊15ソルになった。
部屋の写真は撮った気になって撮るの忘れていた。これしかない。
ナウタでも見たトイレ・シャワーのドアはないタイプだ。そこの窓は閉まらないの、夜に明かりをつけたら虫は入る。
もちろんWi-Fiはないし、暑い。
水が出なくなることもあったが、ほかの宿よりは設備が良さそう。
不安になるようなコンセントだが、電気は停電時以外は通っている。
朝は5-7時、夜は18-23時に電気を使える。
この何もない村で3日間は絶対に暇だと思っていたが、楽しいひとときを過ごすことができた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。