【アマゾン ナポ川北上編】サンタ・クロティルデ1日目、子供たちと釣りと「サルヲタベタイ」。

ペルー
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おはようございます!

 

マサンからサンタ・クロティルデに到着しました。

次は土曜日に船が出るらしく、この村には3泊しなければなりません。

前回の続き:【ナポ川北上編】マサンからサンタ・クロティルデに到着!!!

 

アマゾンの地図(ぼくのルート)

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サンタ・クロティルデ 1日目

無事に宿にチェックインもできたし、船の日時や値段もわかった。

これからこの村に3泊しないといけない。

この村は地図には名前はあるけれど、道などは一切出てこない。そんなにほかの道中に見た集落よりは大きいと思うけれど、そんなに大きな村ではないと思うので、まずは散策をしようと思う。

サンタ・クロティルデのメインストリート

サンタ・クロティルデのメインストリート

 

西側に向いて歩くと、丘のようになっており、そこを上ると古くて大きな木造の教会がある。

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ここはアマゾンで熱帯雨林気候で雨が多いのか、高床式の教会だった。

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高床式の教会は初めて見た!

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その先には学校がある。

ペルーのアマゾナスでは川沿いの平地ではなく、ちょっとした丘の上にあることが多い。これは自然災害などに対応できるようにしているのか。

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川沿いのメルカドというか、おばちゃんがやっている屋台が数件並ぶところでお昼ご飯6ソル。

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ボリューム満点だった。

食べている横で、おばちゃんが豚を引きずり回しながら戦っていた。豚もよくわからない鳴き声を発しているが、人間には勝てなかったようでロープで結ばれる。

 

ご飯を食べて、東の方へ歩いて行く。歩いて思ったのだが、この村は意外と大きい。

街灯もあるし。

誰もいないけれど、憩いの場みたいなところはある。

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その先はトタン屋根か藁の屋根の家が続いた。

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そうだ!

俺は釣りがしたいんだ!!!

まずは、エサを探す。

前回、マサンで釣りをして、アマゾンで釣りをするにはミミズか鳥の生肉がいいと知った。

ミミズは探すのが面倒で、鳥の生肉を探す。

ダメもとでニワトリをさばいて売っているお店に「釣りしたいからエサの生肉ある?」とダメ元で聞いたら、少しだけど新聞紙にくるんでただでくれた。肉の部分ではなくって、捨てる部位だ。

もし、釣れたらこの人にあげようと思った。

 

地元の人に聞き、釣り場を探す。

川の流れは遅いけれど、重りも何もないし経験上、防波堤ではないけれど桟橋のようなところの内側に落とすのがいいだろう。

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小さい当たりはあるんだけど、全然釣れない。

1匹だけ小さいのが釣れた。

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その辺の人に、これピラニア?って聞いてみたら「違う」と言われた。

アマゾンで釣り=ピラニア釣りだと思っていたが、果たしてピラニアはいるのだろうか。

 

場所を変えている途中でこども3人に見つかった!

こどもは興味本位で付いてくるし、やりたいと猛アピールしてくる。

ぼくはマサンで作ってくれた木の板で作った釣り道具と、糸を直接巻き付けた釣り道具の2つ持っていた。とはいっても、糸に針を結んだだけだ。

しょうがないので、1つ貸してあげる。

そしたら、その子が1人で独占しはじめたので、ほかの子に使っていた大切な木の方を貸した。

こどもたちと夢中になって釣りをした。

一緒にいろんなポイントをまわった。初日だし、どの場所が良さそうなのか知りたかったのでちょうどいい。

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アマゾンのこの何もない村のこどもは、もう釣りはし飽きたと思っていたんだけど、実はそうではないんだなと思った。

彼らは純粋に釣りを楽しんでいた。

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ほかのきちんとした木の竿を持っているこどもとも出会った。彼は多分だけど好きで釣りをしているというか、もしかしたら親に「釣ってきなさい」と言われてきたのかもしれない。彼とは毎日会ったけど特に会話はしてない。

大人の釣り人もいる。大人はもちろん木の竿を持っている。

現地の人が持っている竿の程度はしれている。リールはなく日本の100円ショップで売っているようなやつに糸を巻き付けただけだ。それでもないよりはましだ。こういうのなら俺でもいい感じの木の枝を見つければ作れるかもしれない。

 

こどもたちは夢中で釣りをする。

よくそんな船の先まで行くなと思う(笑)

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持ち主の俺のことは気にしないで、釣りを代わってはくれない。

まあ、こどもだからそれはいいとして、貸した釣り道具はもう少し大切に扱ってはもらいたいなと思った。

 

こども2人が、1匹ずつ釣った!

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この子の釣ったのは少し大きい。

アマゾンの魚特有なのか、ひげが長い。

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暗くなるまで釣りをして、計3匹だ。

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いつの間にか1人こどもが増えていた。

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こどもが釣れた魚を入れた袋で遊びだした。

川の上で袋が破れて、せっかく釣ったでかい魚を逃がしてしまった。

これは悲しいが、こどもがしたことなので、言えない。

明日からは、この子たちに見つからないように釣りをしようと思った。

 

帰りに、鳥の生肉をくれた店に行って、残った魚渡し、「ごめんあまり釣れなかったよ」と報告したら、「でも、ありがとう」的な感じで受け取ってくれたので、嬉しかった。

 

 

宿に戻る。

そういえば宿の下はレストランだった。少し高いが価格は8ソルでメインジュース付きだ。

なかなか美味い。

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偶然食べに来ていたオーストラリア人の宣教師ティムだった。

ティムはここにもう6ヶ月くらいいるそうで、あと1年以上はいるらしい。

また、オーストラリアの語学学校で先生もしていて、日本人も教えたことはあるし、日本に来たこともあるらしい。

ティムはわかりやすい英語で話してくれたが、ネイティブなので早い。久しぶりに英語を使うので自分はぎこちなかった。

 

「サルヲタベタイ、ジユウダナ」

ティムの得意な日本語らしい。

日本のレストランで冗談で「サルヲタベタイ」と言うと、丁重に断ってきたのが面白かったと言っていた。

まあ、よくわからないが、これには爆笑した!!!

あと、ティムが言うにはこの村の人口は4000人で、英語を話せる子が1人だけいるらしく、紹介してくれるということで、翌日に一緒に散歩に行くことになった。

さらに、宣教師ではないがティムのような海外から派遣されてきている外国人が何人かいるそうだ。後日会ったのだが、1人は情報の先生で、2人は医者だ。

暇だと思っていたこの村での生活が楽しくなりそうだ。

 

宿のおばちゃんに、「明日釣りに行って釣れたらあげるから、鳥の生肉ちょうだい」と言うと、学校よりも魚のほうが大事らしく「わー嬉しい、娘も同伴させて手伝わせる」と言ってきた。

明日の朝7時にここ集合ねと、別れた。

 

そして、寝た。

疲れていたこともあり爆睡。

 

そういや、ペルーのモビスター社ならサンタ・クロティルデでは電波が少し入るらしい。

知ってたらその会社のを買っていた。知らなかったからしょうがない。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

でわでわ。