おはようございます!
前回の続きです。
【ペルーのアマゾン】ハンモック船でユリマグアスからナウタへ、ついに出発!(悲劇あり)
ハンモック船乗り場に朝から向かったにもかかわらず、出発したのはまさかの19時半と、アマゾンタイムを経験した。
それに、出発までの時間にハンモックからカメラを落として壊すというドジっぷりも発揮した。
さてさて、ユリマグアスからナウタへの2泊3日の豪華クルーズがはじまりました!
ペルーのアマゾンの地図(僕のルート)
ハンモック船でユリマグアスからナウタへ!
初日はハンモック船が出発したのが夜でした。
1週間ほど前、サラメリサからユリマグアスまでハンモック船に乗っているので、何事もなく寝れました。超快適です。
※貴重品管理はしっかりと。
夜になると、気温は下がります。寝るときか、雨が降った時にシートを下します。
まさかの、朝起きると、船は全然進んでなかった(笑)
このペースで大丈夫なのかなと不安になりましたが、最終的にはいい感じの時間帯に着きました。
朝ごはんの時間になると、合図をくれるので並びます。
本日の朝食はバナナとミルクのスープとバター少し塗られたパン2つです。
ぼくはバナナ嫌いなのでパンだけはちみつやピーナッツバターを付けて食べる。
ユリマグアスでパンもたくさん買っておいたので食べ物は大丈夫!
船内で個人的にチーズを売っている人がいて、3ソル払えば買える。
おもしろいのが、暇なのか船上でショッピングをはじめる人々。
ここで役に立たないキッチン用品から靴からこどものおもちゃまで売っていた。
しかも、なかなか売れていた。イキトスは高いのか。彼らは、なぜユリマグアスで買ってこなかった(笑)
昼ごはんはタジャリン(麺)とライスと小さなチキン
アマゾン川の支流であるマラニョン川を眺めながら食べる。
ハンモック船はゆっくりと進む。
デッキから見ると、ひどく濁ったアマゾン川に空が写っていてきれいだった。
川で波もないので本当に快適で、心地の良い風が吹く。
ほんとこういった旅はなんていうか、ロマンだなと思った。
日本で時間に追われている人には、できない。
いろんなことを考える。
自分の頭で考えた末に行きついた「答え」というのが、割と当たり前のことだったりするけれど、それは以前のそれとはどこかが違う。
と、かっこよく言えば、物思いにふけていたり、テキトーに言えば暇だった。
何もせず、ぼーっと外を眺めていると、実は、ハンモック船のことなんか見向きもしないでいる、名もなき集落は多くある。
小さい数隻の船を停めることのできそうな船着き場はあるけれど、彼らの生活はどういったものなんだろうか。
ときどき見える彼らの姿は、アマゾンの民族衣装や裸ではなくって、きちんと服を着ている。
カメラが壊れてしまったので写真が激減する。
道中の船でしか行けない村だ。
資材の運搬のためにときどき村か集落かよくわからない規模のところへ停まる。
そういったときは村の人々がここぞとばかりに食べ物を売りつけようと乗り込んでくるのだ。
ちょっとした食べ物や、あの芋虫や、自作のジュースなど。ぼくはポップコーンを買った。
意外と人口はいる。
夕方になると、夕焼けは空と川を覆った。
それはそれは美しかった。
カメラがあればなぁ~
この光景を自分の中に焼き付けた。
いつもデッキにいる欧米人たちも、得意の「アメージング!」を連発していた。
彼らの多くは日本人と違って長い長いバカンスで来ていることが多い。
だから、都会のせわしさの中の観光よりも、こういった自然の中のゆったりとした時間を好む。
前もそうだった。
夜ごはんは、スープにバナナだけだった。
ちょっと少なくないかい!?(笑)
昨日は特に意識していなかったが、
よく見ると、かれらは真っ暗闇の中、船を停車させずに、小舟を巧みに使い周辺の村々や集落に物資を運んでいた。
それも、小さい懐中電灯1つで。
ハンモック船の上から手動のライトはあるが、船の大きさの割にはとても小さいと思う。
まあ、安全に行ってくれと、寝た。
川幅は広いところで数キロあるので、沈没したら終了なので。
翌朝は天気がいまいちだ。
朝食も前日と同じだった。
昼飯は米とジャガイモとチキンとバナナだ。
この辺りまでくると、朝も昼も夜もバナナが付いてきたりするので、バナナ嫌いな俺からすると、少し食べるものが減る。
食べれないやつがダメなんだけど、そこは譲れない。というか、食べる気はない。
ぼくは前にも書いたのだけれど、かなりの偏食なので各地の食べ物をあまり挑戦したりすることはできない。
食べたい人が食べればいいさ。
遠くに、ナウタの町が見えた!
さて、2泊3日のハンモック船の旅も終わりだ。
大勢の客引きに見せかけた物資を運搬する人に歓迎?されて、ナウタに16時前に到着した。
本当のアマゾンの陸の孤島にやってきた。
ありがとう!ハンモック船!
長期旅行に出る前から知っていて、前から結構乗ってみたかった。満足した。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。