今でも夢のような話だが、2019年5月にアフガニスタンを旅行していた。
前回の続きです。
カブール中心部のシャリナウ公園近くのご飯屋さんで晩御飯を食べた。言葉が通じなくて苦労したが、こういうときはたいてい一人は英語が話せる人がいて助けてくれるものだ。
「何キロ食べるんだ!?」
何キロって・・・
そうか、こっちの人って基本的に一人飯をしないんだと、クオーターサイズを注文した。中央アジア独特のチャイハネ風の席だった。風呂敷を敷いて食べる。
※バーミヤンにて店内の写真やご飯の写真は消えてしまった・・・

晩御飯食べたお店で
安宿に戻り、レセプションのテレビを見た。なにかの映画が流れており女性の胸のところはモザイクされていた!少し胸元が開いた服着ていただけなのに。
アフガンショールを被る
カブール市内では、ジーパンを履いている人もちらほら見かけたが、市場などへ行くとほぼほぼみんなシャルワールカミースを着ている。人によってはアフガニスタンの特徴の一つでもある男性が頭に布を被っていたりする。

街角に座っていた男性
これはぼくの長髪を隠すことができると思い、バザールでアフガンショールを買っていたのだ!

百数十円だったはず
宿の人に教えてもらいながら巻いてみた。

宿のオーナー

アフガンショールを頭に巻いてみた
いやいや、ぼくは髪を隠したいんだよ~
シャルワールカミースも着て、再チャレンジ!

アフガンショールを頭に巻いてみた
カブールでアフガニスタン旅行の思い出を買う

カブールで石を買う
ぼくは普段アクセサリーなんか付けないが、現地の人は石の指輪などたくさんつけていてだんだんと欲しくなった。
インドネシアのスマトラ島を旅しているときに、ブキティンギ郊外のゴドバタンで指輪を買った。しかし、約1か月のインドネシア旅が終わるタイミングでどこかへなくしてしまった。

スマトラ島ブキティンギゴドバタンで買った指輪
そうはいっても、アフガニスタンなんかめったに来れないし、これからも気軽に訪れられるような場所ではない。
もう旅も終盤でぼくはお土産など一切買わない主義なのだが、一つくらい自分用に思い出の品を買ってもいいとパキスタンにいた頃から考えていた。
チキンストリートにはお土産屋さん、石屋というか宝石屋さんがたくさんあったのだがどこもしっくりこずに少し外れた個人でひっそりやっているお店を発見した!!!
いい感じの雰囲気だ。
上の写真左のピンクルビーなんて15000→2500アフガニまで下がった。
どんだけぼってきてんねん(笑)
昔は旅人が多かったからのぼったくる文化か、普段からそうなのか。

ガンダーラコイン
陳列していなくて、引き出しから見つけたお店の人の私物らしいルビーが気に入った!この粗削りなつくり方が自分には合っていると思ったのだ。
8000→3000アフガニまで下がった。まだ高いと思うけれど気に入ったので購入!

アフガン土産のルビーの指輪
当時の手の日焼けとしわがすごい!
※現在この指輪は実家のどこかに転がっているはず…
アフガニスタンの首都カブールを一望する
Googleフォトの中には思いもしなかった動画がいくつも眠っているもんだ7
Bibi Mahro Hillから見たカブール市内
(2019年5月3日撮影) pic.twitter.com/fN2umu1WAX— あつし (@axyzworld) May 9, 2020
翌日からシャルワールカミースとアフガンショール被って歩きまわった。
あまり見られなくなったような気がするが、ちょっと怪しいと思う(笑) 女性がヒジャブとか被るのってこんな感じなのか。
相変わらず検問は多くてぼくは案の定ほとんどは引っかかる。※この写真はぼくが撮ったわけではなく、持ち物検査された際に勝手にカメラで撮られた。

検問にて
市場を除くと、基本的にカブールの街中は閑散としている。人通りが少ない。割と警戒態勢だったかもしれない。

カブール市内
Bibi Mahro Hillへ歩いていく
Bibi Mahro Hillを歩いて登る。
Bibi Mahro Hillからカブール市内を一望!!!

Bibi Mahro Hillからカブール市内を一望
道中にグーグルマップで見つけていた日本食屋さんBentoya Japanese Home Cookingを探したが見つからなかった。
また、近くの他の丘を上った。
Qala-i-Biland

Qala-i-Biland
頂上にある砦の外周に戦車を発見!!!

Qala-i-Bilandの戦車
砦の外ではこどもたちが遊んでいた。
どうやらこの砦の中にも入ることができそうだったので入ってみた!
入ってすぐにどーんとまた戦車があった。

Qala-i-Bilandの戦車2
砦の上へあがる。

Qala-i-Bilandの戦車2
こどもたちがサッカーをしていた!

Qala-i-Bilandでサッカー
カブールの街

Qala-i-Bilandから見たカブール
Tapa-i-kualola Pushta

Tapa-i-kualola Pushtaから
Tapa-i-kualola Pushtaで警察と遭遇

Tapa-i-kualola Pushtaにて
夜はチキンストリートにあるハジババレストランというところのコウベリー(カブリプラオ)をお持ち帰りした。

カブリプラオ(kabuli plau)
夜にニュースを見ていて驚いた!
「バルセロナが勝ったから銃乱射して祝う」とか「北部の町で警察が殺された」など出てきた。
カブール、やはり警戒態勢なのか普段からそうなのか知らないが居心地は良くない。
カブールから陸路でバーミヤンもめちゃくちゃ危ないらしく警察には「行くな」と言われた。どうにかならないものかと市内の旅行会社をまわったり警察にも聞いたり情報収取をした。
わかっていてもお金で安全を買うということは難しい。
またいつかカブールを訪れたい。
カブールを去ろう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。