おはようございます!
今回はチャチャポヤスから日帰りで行くことができるカラヒア石棺を紹介します。
チャチャポヤス郊外は遺跡やおもしろそうな村が多い。
どこか1ヵ所くらいは遺跡とかなんでもいいから行こうと思っていて、カラヒアカフェに行ったので、カラヒア石棺へ行くことにした。
写真で見る限りは、あのイースター島のモアイ像に似ていてちょっとかわいらしいんですが、棺ですからね!
前回の続き:【ペルー】アマゾンの玄関口チャチャポヤスを歩く。
ツアーは嫌なので、自力というか公共交通機関で行きますよ!
チャチャポヤスから断崖絶壁のカラヒア石棺を見に行く!
行き方を簡単にまとめる。
チャチャポヤスのコレクティーボターミナルからルーヤへ行く。
- シェアバンでチャチャポヤスからルーヤ5ソル(出発ぎりぎりで行くと3ソルで行けるかも)
出発時間は7時と10時半らしい。 - シェアタクシーでルーヤからクルスパタ6ソル。
人が集まれば出発。 - クルスパタから歩いてカラヒア石棺へ。
入場料5ソル - カラヒア石棺から帰る。
1.シェアバンでチャチャポヤスからルーヤへ
チャチャポヤスからルーヤへは、朝7時か10時半という絶妙な時間出発らしい。
ということで、そんなに早起きをしたくないので10時半発に合わせて、歩いてバスターミナルへ。
昨日下調べに行ったときは、チャチャポヤスからルーヤまで3ソルと言われたんだけど、いざ行くと5ソルと言われる。看板には5ソルと書いていたので、まあいい。
過積載感はあるが、10時半に無事出発する。
工事のためちょこちょこ止まる。
いつ土砂崩れ起きてもおかしくないような未舗装道だった。
出発から1時間半がたったころに、突然とまる。
どうやら、工事中のようだった。
ここでいったん工事が落ち着くまで最低1時間は待たないといけないらしかった。
誰かが言った「ここからルーヤまでは徒歩20分だから歩いていこう!」
地図を見たら5キロくらいあったけど、ぼくはその言葉を信じて歩くことにした。
歩き道ではショートカットできるらしく、細くて急な道を歩く。
工事車両の横を歩かないといけないのに、嬉しそう自撮りをしていた現地の若者を激写!
砂埃がかなり嫌だった。
しばらく歩いてルーヤの村に入った。
なんだかんだ、ここからも結構歩くことになる。
ルーヤの入口はちょっとした丘のようになっていた。
階段で村へ降りるんだけど、家の作りがおもしろい。
人に聞きながら、中心地のカラヒア感がある広場を通って、バスターミナルへ向かう!
結局バスターミナルに到着したのは歩きはじめて1時間ちょっと経ったときだった。
2.シェアタクシーでルーヤからクルスパタへ
シェアタクシーはあと一人集まれば出発状態だったんだけど、腹が減っていたのでバスターミナル内の食堂でご飯食べている間に出発しやがった!!!すぐ食べるから待ってと言ったのに。
再び、人が集まるの(4人集まれば出発)を待って、ついに出発することができた。
ルーヤからクルスパタまでは1人6ソル。
18ソルくらい払えば、すぐに出発してくれると言っていた。
シェアタクシーはガッタガタクネクネ道を爆走する!事故が心配なレベルで。
道中の景色は晴れればまあまあいいだろう。ペルーの田舎の原風景のようなものを見ることができる。
ようこんな走り方して壊れないよなと思ったそのとき!
壊れた!?
ってか、もともとメーター動かなかったり、ハンドルがゆがんでいたりと壊れているけど。
サイドミラーもかなり曇っていたんだけど、謎に助手席の男の子が手拭いていた(笑)
ボンネット開けて深刻そうにしていたんだけど、どうやらガス欠らしかった!
おいおい!まじか!!!
いろいろ突っ込みどころは満載!
まあ、無事にクルスパタに到着した。
3.クルスパタから歩いてカラヒア石棺へ
どうやら、ここから先は車は入れないらしく、歩いて行かないといけないらしかった。
まずはチケットを5ソルで買う。
「このカラヒアの杖を使うかい?」と言われたんだけど、カラヒアって石棺だよな・・・?と。
まあ1キロくらいしかないのでそんなもの必要はない!!!
ちなみにここの周辺くらいだけちょっとしたカラヒアのお土産が売っている。
ぶっちゃけて言うと、チャチャポヤスにも売っている。
さて、スタートだ!
馬の糞が多いので気を付けよう。
農作業をしている人もいるが、ほかには子どもが馬に乗っている以外はすれ違わなかった。
道もあまり迷いようがないので大丈夫だ。
カラヒアの看板が出てきたあたりから少し急な下り坂になる。
不安な人は靴で行ったほうがいいだろう。ぼくはビーサンだったが。
休憩スポットはいくつかあった。体力のない人でも大丈夫だし、馬に乗ってカラヒアまで行くこともできるらしい。
さあ、カラヒア石棺はどこだ!?と思いながら、歩いた。
んー、どこだーどこだー
このあたりにあるはずなんだけど、全然どこにカラヒア石棺があるのかわからなかった。
ツアー客が何人かいて、教えてくれた。
「あそこだよ!」
・・・。
ももももしかして!!!!!
これがカラヒア石棺!!!
あれだ!
なんていうか。
そう・・・
ちっさ!
ショボッ!
あ・・・言っちゃった。
でも、割と本音。
いろいろ歴史的な背景があるんだろうけど、それがぼくの本音だった。
頑張ってズームしてみた。
距離があるので、小さく見えるだけで180センチ以上あるという。
ってか、棺だから遺体が入っているんだよね!?
遺体は立って入っているのかな!?
え、ミイラ立ってるの!?
ちょっとこれ以上言うと、かわいい現地のこどもが悲しむのでやめよう。
ちょっとだけ真面目に書くと、
その昔、来たアマゾンに位置するチャチャポヤスの人々は独自の埋葬法を持っていて、それが断崖絶壁に石棺を置いてミイラを入れて埋葬したらしい。
昔は、いくつも石棺はあったけれど、ほとんどが盗まれたり壊されたりした。ここはかなり保存状態がいいところらしい。
あまり詳しくはわからないが。
ぼくが3年以上前に訪れた風葬の村や、最近もチベット文化圏の鳥葬を見学した。
世界には、いろんな埋葬方法がある。
世界は広いんだよな。
4.カラヒア石棺から帰る。
シェアタクシーはあるのかななんて思いながらクルスパタへ戻った。
クルスパタの人々は素朴でシャイだった。
シェアタクシーのドライバーは客がいないのか、優しいのか僕のことを待ってくれて、行きと同じ6ソルでルーヤまで送ってくれた。
地元の人たちがちょくちょく乗り降りするので、まあ結局は4人集まった。
ルーヤからチャチャポヤスもいい感じに人が集まっているシェアバンに乗り込むことができて、もう安心だななんて思っていたんだけど、甘かった。
運転手が調子に乗ってぶっ飛ばすので、パンクした。
スペアのタイヤも積んでいなかったのだが、どこからともなくボロボロの予備のタイヤを持ってきて付けた。
という、ちょっとしたトラブルもあり、チャチャポヤスに戻ったのは暗くなってから。
チャチャポヤスは治安が良さそうなのでよかった。
明日から、ちょっと気になっているIMAZAというところへ行こうと思う。
何があるのかはわからない。
今後のルート
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。