こんにちは!
東チベットから西寧に抜けて、新疆ウイグル自治区も抜けて行く予定です。
今まではバス移動でしたが、今回は鉄道で西寧から哈密まで移動します。
何気に、中国の鉄道ははじめてです。
西寧で逆ナンされてフラれたショックはありますが、移動することにします。
中国鉄道の硬座で西寧から哈密へ

西寧駅
西寧に到着した日に、駅の中のチケットオフィスで直接チケットを購入しました。
※trip.comで空席情報等も調べたり、予約することができますが、ぼくは直接派です。
中国人たちと同じように並びます。
無座という、実質的に硬座の下のクラスがありますが、値段は同じです。名前の通り席はない。硬座があいていれば買う理由はない。
インドで鉄道の予約ができず自分の席がなくて、鉄道のつなぎめが居場所だったことが何度かあるぼくからすれば、硬座でも席があるだけマシでした。
とりあえず、経験することが大切だし、もし硬座でも案外いけるとわかったら、これからの移動が楽になる。
中国鉄道の実質1番下のクラスである硬座を購入!
夜行列車なので、時間までは宿の共有スペースで時間を潰した。
セキュリティチェックを受けて駅に入る。
案内があり、鉄道がやってきた!
中国鉄道の講座の様子
中国語を話せないので、いつのまにか外国人がいるということがなぜかある程度の席に広まって、ちょくちょく観察される。
地べたに寝転ぶ人もいる。
同じコンパートメントの人たち
この左のスーパーマンの服着たおっさんは、無座だけど、おばあさんが硬座の席よりも地べたで寝転ぶことを選んだため席を手に入れた。
彼のように席がない人は、小さなイスがなぜか20元で売られていて、そこに座る人もいる。
地べたに寝る人
中には洗面台に座って寝ている人もいた。
やっぱり、硬座の車両だと、中国の庶民のリアルを垣間見ることができる。
街は発展している一方でまだまだ人々のマナーが追いついていない。
たとえば、中国では地下鉄で降りる人を優先することを文明と書いていた。
部外者のぼくが、中国のマナーに対しては文句は言えない。
もしかしたら、鉄道の座席の下や隙間で寝るのが文化として根付いているのかもしれないし。
意外にも、老若男女問わずに地べたに寝ていたし。
その一方で、中国では”持ちつ持たれつ”のようなことも感じることができた。
鉄道からの朝焼け
早朝に哈密駅に到着した。
中国鉄道の硬座クラスに乗ってみた感想は「全然いける!」でした。
まだ、1日〜数十時間の移動をしていないし、夜行程度までなら、また利用しようと思った。
新疆ウイグル自治区のよくない噂等は聞いていたけれど、哈密駅から一歩出た瞬間に、これまでの都市とは完全に違った。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。