こんにちは!
バスで同仁から西寧にやって来ました。
同仁から西寧へのバスは20分に1本出ているのでサクッと来れました。
到着してすぐに向かったのは、鉄道駅です。バス乗り場のそばです。
また、切符買うところなどのくだりは次回の記事に書きます。
西寧駅から見る西寧の街、高層ビル、マンションが立ち並ぶもう大都市!
東チベットの旅が終わったんだと実感した。
こんな都会に来たのだから、もうニーハオトイレ なんかないんだろうなとも思いながら、歩いて目星を付けていたキンハイ ヘンギュ インターナショナル ユース ホステルまで行った。
※成都から東チベット、そして西寧までのルートや宿情報等はこちらを見てください。
西寧で感じるイスラム教。
東チベットをまわっていて、はじめはこの地域は中国人とチベット人しかいないんだなと思っていた。
しかし、ぼくがラルンガルゴンパの検問があるワンダで車からおろされて、ヒッチハイクすることになった際に、お腹がすいて立ち寄った食堂はムスリムが経営していて、驚いた。
それ以降、ゾルゲや郎木寺から西寧へ北上するにつれて、ムスリムの方々やお店を見かけることが多くなった。
しかし、それらの地域では、まだチベット人の方が多かったのだが、ここ西寧にやってきてムスリムの方々の割合がかなり増えた。
後から知ったけれど、西寧の全体数で見ればムスリムは多くはないが、ぼくが滞在し訪れた地区が多かったようだ。モスクもあるし。
日本の世間一般の危なそうというイメージとは違って、ぼくのイスラム教の方々の個人的なイメージはいい。フレンドリーで優しい。
歩いているだけで、多くのムスリムの方々とすれ違う。
体感的には半数くらいがムスリムだったが、上記のとおり、この地区にはモスクもあってイスラム教の方々が多い。
立派なモスクに立ち寄ってみた。
つい数年前まで、中国にムスリムの方たちがいるということをぼくは知らなかった。
そして、また中国のイスラム教の方々はウイグル人だとも思っていたが、ここ西寧のムスリムたちは回族だ。
ウイグル族と回族は全然違っていた。
モスクの入口で記念撮影する中国人たちが多くいた。
それもそのはず、このモスクは西寧の一大観光地になっていた!
ツアーなんかもしていた。
この光景には驚いた!
モスクや、イスラム教の文化の違いを観光地にしていた。
多文化、他宗教の理解、共存にはいいかもしれないが、、やりすぎ感はある。
博物館もあった。
今まで、イスラム教の国々を旅してきて、こんなに大々的に観光地化されていて、異教徒がうじゃうじゃカメラをぶら下げているのは異様な光景だと感じた。
東南アジア(マレーシアなど)の観光地化されているモスクでさえ、男性は半ズボンなんかいないし、布を巻かれる。女性も全身を隠して、頭に被らなければならなかった。
ほかの小さなローカルなモスクなんて、なかなか厳粛でふらふらと入りにくい。
イスラム教をこんなにも観光地化、ビジネス化するこの光景なんかは、目をみはる。
ぼくなんか、宗教をまったく信じていないし、部外者なのでとやかくいうつもりはないけれど、そう思った。
モスクで真剣にイスラムの宗教を信仰しているムスリムの方々はどう思っているのだろうか。
ひとりのムスリムのおいちゃんに「また夕方の◯時ごろ来なよ」と言われた。
気になるので、夕方ごろに訪れる。
続々と、ムスリムの方々が集まってくる。
中敷が可愛かった。
礼拝がはじまった。
この写真の裏側はこんな感じ。
観光客が立ち代り入れ替わり礼拝の様子を撮りまくる。
そして、ぼくもまた、その中のひとりなのだ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。