奇岩峰が特徴的な日本百名山でもある瑞牆山を都内から公共交通機関(電車とバス)を利用して日帰り登山してきました。
瑞牆山に登ってみたいけれど都内からは遠いイメージ(実際遠い+交通費が高い)があったのでなかなか踏ん切りが付かなかった。
友人に「遠いから」と断られる前提で「登りませんか」というと、予想外にも「行きます」と返事をもらってしまったので背中を押してもらい登ることになった。
土曜日、(交通費)大奮発して瑞牆山登りませんか?
いいですねえ。行きます。
友人と合流してから知ったけど、友人もこれまで瑞牆山を日帰りで登るのは遠すぎて敬遠していたそうでお互いに背中を押す感じになってよかった。
瑞牆山は登る労力の割には登山道は変化に富んでいて見どころも度々あって山頂からの展望も良くて登っていて楽しい山だったので今記事にて紹介します。
東京から電車とバスで奇岩峰「瑞牆山」を日帰り登山してきた!
※2022年11月19日の登山情報です
【コースタイム】瑞牆山荘から瑞牆山ピストン
- JR韮崎駅(8時50発)※韮崎駅~瑞牆山荘まで片道2,100円で現金のみ
- 瑞牆山荘(10時18分着、10時34分発)
- 富士見平(11時5分)
- 天鳥川・桃太郎岩(11時24分)
- 瑞牆山山頂(12時18分着、13時5分発)
- 天鳥川・桃太郎岩(13時44分)
- 富士見平(14時)
- 瑞牆山荘(14時29分)
※瑞牆山荘からJR韮崎駅のバスは14時20分、15時20分、16時30分
瑞牆山荘から瑞牆山山頂をピストン
JR韮崎駅から瑞牆山荘行きのバスは増便は出るのかと思っていたが出なくてぎゅうぎゅうに押し込まれた。
幸いにも鈍行電車で来ていた私たちは少し早く韮崎駅に着いていたので座ることができたが特急組の人たちは立つことになった。1時間以上の山道は辛いだろう。
JR韮崎駅からバスに揺られること1時間と少しで瑞牆山荘に到着した。良い天気!
約1500mの瑞牆山荘は太陽も当たり暖かかった。
いつも通り、コンタクトを入れたり遠くてお腹が空いたのでおにぎりを食べたり登山準備をのんびりと整えていると周囲のグループは続々と出発していた。
さて、私たちも出発しよう!暖かく長袖一枚でちょうどいい気候だ。
歩きやすい登山道をすたすた歩いて登るとすぐに大きな岩がいくつもあった。
瑞牆山荘から登りはじめて約20分で絶景ポイントに到着!!これから登る山がかっこよく見えてさっそくテンションが上がる!
10分ほど歩けば「平成の名水百選」にも選ばれた水場「富士見平湧水」がある。流れてくる湧水を直接汲むのと黄色のタンク経由で汲むのとどちら派という話をした。
この水場のすぐ上に富士山は見えない(見えなかった)富士見平という場所に到着。前泊にはちょうどいい場所かもしれない。風も落ち着いていそうなのでテント泊もしやすそうだ。
瑞牆山方面へ。小さな石や砂で滑りやすいザレ場で少し苔むした雰囲気の登山道になった。
小川山の分岐の標識から、天鳥川へ下る。
天鳥川の標識を越えたところに大きな割れ石で有名な桃太郎岩に到着!!
私と比較すると写真で見るよりもだいぶ桃太郎岩が大きいのがわかるだろう。
ここから約1時間は瑞牆山の山頂までは基本的に大きめの岩がゴロゴロしているガレ場の登りが続く。
さすがに日本百名山の瑞牆山、登山者は多い。
瑞牆山までの登山道では大きな岩を木でつっかえ棒のように支えている光景をよく目にする。もちろん巨大な岩を木の枝で支えているなんてことはないのだが。
一際目立つ大ヤスリ岩。ここを登るクライマーもいるらしい。
岩の登山道を登る。
当初は乾徳山のような岩登りなどがあって結構危ないかもしれないと思っていたが、登山道は基本的に整備されておりゆっくりと歩めば安全。
振り返ると、木々の隙間から富士山が見え、大ヤスリ岩ともだんだん高さが近づいてくる。
弘法岩の分岐から少し歩けば、、
瑞牆山山頂に到着!!
瑞牆山の山頂は岩の広場みたいになっており沢山の人々で賑わっていた。少し傾斜があるのと太陽が眩しいのかみんな景色と逆に座って休憩していた。
それにしても瑞牆山山頂からの景色が最高過ぎる!!
岩場に立っていると、知らないおばちゃんが「そこめっちゃいい!撮ってあげるからカメラかして」と言って撮ってくれた。
瑞牆山の山頂は景色もいいし暖かくて居心地が良かったため、いつもは長く山頂で休憩することはないけれど今回は1時間近くもいた。
はじめは金峰山も一緒に登ろうかと考えていたけれど、巻いて瑞牆山を登るのはもったいないということになり瑞牆山を堪能することにして良かった!
なんだかんだ下山してからの帰り道が遠いので登ってきた登山道をピストンすることにした。※下りの注意点としては、下りで2人滑って転けたりしている人を見かけたので下りはゆっくり確実に歩こう
バスが出発した数分後に瑞牆山荘まで下りてしまったのでコーヒーでも頼んでバスを待つことになった。
瑞牆山は瑞牆山荘(登山口)までのアクセスを除けば、登山道は変化に富んでいて見どころも度々あって山頂からの展望も良くて登っていて楽しい山だと思った。次回は紅葉の時期にでも瑞牆山を登りたい。
以上「奇岩峰「瑞牆山」を都内から電車とバスで日帰り登山してきた!」でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。