ケルンって知っていますか!?
登山用語?らしいのですが、要は「石積み」のこと。国内外の山岳地帯でよく見られるあれです、あれ。今回はそんなケルンが大活躍します!
また、今記事では通行止め箇所を含みますので、稲村岩尾根から鷹ノ巣山を登られる方は自己責任でお願いします。
【紅葉爆発】ケルンを辿って稲村岩尾根から鷹ノ巣山を登山
今回の鷹ノ巣山登山のルート
奥多摩駅(バス)→東日原バス停→稲村岩尾根※通行止め→鷹ノ巣山→石尾根(六ツ石山)→奥多摩駅
今回の鷹ノ巣山登山のコースタイム
- 奥多摩駅(7時27分発のバス)
- 東日原(8時)
- 稲村岩(8時50分)
- ヒルメシクイノタワ(10時26分)
- 鷹ノ巣山(11時9分)
- 六ツ石山(12時47分)
- 奥多摩駅(14時40分)
稲村岩尾根から鷹ノ巣山登山の様子※通行止めあり
奥多摩駅を出てすぐ右がバス乗り場である。
7時27分発のバスに乗車。乗客はまばらで全員座ることができた。
川乗山も鷹ノ巣山も通行止め箇所があるが、鷹ノ巣山の稲村岩尾根は復旧の見込みがないとのこと。
30分ほどで東日原のバス停に到着。ここで登山準備をする。
東日原のバス停を背に右方向へ歩くと奥に大きな稲村岩が見える。
ここからが鷹ノ巣山の稲村岩尾根登山口になるが通行禁止になっている。
通行禁止のロープをくぐって先へ進む。
通行止めになってからも度々登山者が立ち入っているので踏み跡があり道はわかる。
ネットなどで調べると、谷に入ってからケルンを辿れば正規ルートに合流するとのこと。ぼくは友人にその記事だけ送って読んでいなかったので知らなかったのだが・・・。
この道で合っているのかと思った矢先にケルンを発見!
ケルンは自然現象ではなく、人工物なので先人が意図的に作ったものだ。登山道のピンクテープのような役割をしてくれる。
同色なのでパット見はわかりづらいので、ケルンを探しながら辿って歩いていく。
個人的にはバリエーションルートのようで楽しい。
正規ルートと合流。
振り返る。
少し登ると、稲村岩を登れるところに辿り着いたので、せっかくなので稲村岩を登ってみる。気を付けていれば特に危ないとは感じなかった。
稲村岩から見た紅葉が綺麗だった。これは道中も期待できる。
鷹ノ巣山へ続くこの稲村岩尾根は奥多摩の三大急登と呼ばれているらしく、三頭山のヌカザス尾根とあとひとつは人によって違うらしい。
たしかに三頭山のヌカザス尾根は山に登りはじめた頃だったので急に感じた。登山の身体になった今行くと、どのように感じるのだろう。
さて、奥多摩の三大急登稲村岩尾根(の正規ルート)を登る。
たしかに急なのだが、それ以上に紅葉が美しく、度々撮影をしていたのでその間に体力は回復するのであまりしんどくはなかった。
さらに、稲村岩尾根を登ると標高が上がり紅葉のピークのピークが訪れた。
いや、紅葉が美しいなんてものじゃなくて、
稲村岩尾根の紅葉が爆発している!!!
紅葉後の落ち葉も綺麗だった。
写真を撮ったりおにぎりを食べたり、のんびりと登っているとヒルメシクイノタワに到着!漢字では「午飯喰のタワ」。
せっかくなので、ここでもおにぎりを食べておいた。ちなみに、タワは峠という意味。
登って右手に見える向かい側の天目山や西谷山へ繋がる尾根も紅葉が綺麗だった。
頂上のゴールテープをくぐり抜けて、
鷹ノ巣山頂上に到着。さすが東京都、立派な石碑を建てられている。
食べてばかりだけど、ここでも景色を一望しながらおにぎりを食べる。
イノシシ親子が間に入れる程の間隔(2m)を開けようとのこと。
どのルートで下山するのか迷ったけれど、バスの時間を気にしなくても良い石尾根で奥多摩駅へ歩いて行くことにした。
奥多摩駅方面の石尾根、紅葉はぼちぼちだが天気が良くて気持ちがいい。
羽黒三田神社を通って、
奥多摩駅へ到着!
紅葉期の鷹ノ巣山を稲村岩尾根から登った感想
現在、稲村岩尾根は通行止めのためおすすめはしませんが、とても紅葉がきれいで歩いていて気持ちが良かったです。期待していなかったのですが、今年一番の紅葉でした。
稲村岩尾根は奥多摩三大急登ですが、ゆっくりと写真を撮ったり休憩したりして登っていけば距離も長くはないので中級者以上の人は問題はないと思う。
石尾根を通って奥多摩駅まで行けば距離はあるが道はなだらか。他にいくつか近くのバス停へエスケープできる尾根がある。
また、来年紅葉期にサクッと登りたいと思う。
以上「【紅葉爆発】稲村岩尾根から登る鷹ノ巣山は通行止めのためケルンを辿る!」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。