「上州武尊山」、名前かっこよすぎ!
そして、「武尊」の読みは「たける」ではなく「ほたか」です。
今記事では、2022年2月に東京から日帰りで電車と無料シャトルバスで川場スキー場までアクセスしてリフトを使って登山口まで登り、上州武尊山をピストンしてきましたのでご紹介します。
谷川岳のときもそうでしたが、今回の上州武尊山も朝5時前に最寄り駅を出発する電車に乗り、沼田駅までで4時間弱かかりました。そこからシャトルバスとリフトで登山口へ。※新幹線を使えば楽(らしい)
登山よりも移動が大変です(笑)
厳冬期の上州武尊山を川場スキー場からピストン!
厳冬期の上州武尊山を川場スキー場からピストンのコースタイム
- JR沼田駅(8時33分着)
- シャトルバス(8時40分沼田駅発)※要予約
- 川場スキー場(9時15分着)
- リフト(10時12分頃)
- ゲレンデトップから登山開始(10時40分)
- 剣ヶ峰(11時23分)
- 上州武尊山山頂(12時47分)
- 剣ヶ峰(14時)
- ゲレンデトップに下山(14時27分)
- 川場スキー場の建物(15時)
- 川場スキー場から沼田駅までのバスは16時発
※沼田駅~川場スキー場までの無料シャトルバスは予約制です。川場スキー場のホームページを御覧ください
厳冬期の上州武尊山を川場スキー場からピストンしてみた
日帰りなので、小さいザックで出陣。ワカンは置いてきた。
いつも電車の前に牛丼を食べるのだが、今回は5時前ということでまだどこも営業していなかった。そんなこともあり、途中駅で下車して松屋で新発売の豚めしを食べたら美味しかったので幸先は良い。
安定の高崎までは爆睡。目覚ましをかけずに乗っていたため、高崎に到着後もしばらく車内で寝ていた。誰も起こしてくれなかったので折り返していなくてよかった。
高崎から水上駅方面、沼田まで。目覚ましが鳴る前の沼田到着の少し前に起きることができた。良し!
沼田駅の改札から出ると、前にKawabaと赤字で書かれた川場スキー場行きの無料シャトルバスが停まっていた。どうやら、みなさんおそろいのようで私ともう一人を乗せるとすぐに出発した。
沼田駅から30分ちょっとで川場スキー場に到着。
薄くらい駐車場を歩いて、エレベーターで7階へリフト券を買いに行く。
施設の中は暖かく、7階フロアはスキーショップやレストランが並んでいてちょっとしたショッピングモール感がある。
川場スキー場では、リフト券を買うために登山届とココヘリのレンタルが義務というか強制になっている。これは良い取り組みだと思う。
ここで注意点は、登山届とココヘリレンタル申込書の両方を記入してからリフト券の列に並ぶこと。
その両方が完成していないと一度列から出て記載して並び直さないといけない。
ICリフト券が乗り継ぎがあるので計4回分で2000円、ココヘリレンタル料が1100円、ICリフト券の保証金500円を支払う。保証金は同カウンターで下山報告をすると返ってくる。
ちなみに99%の人がスキーとスノボーなのでちょっと浮く。
施設内で登山準備をして、外へ出ると一面雪景色とリフトがある。
1回目のリフトはむき出しなので風が強いと寒いと思う。
案内もしっかりとあるので迷うことはない。乗り降りのときは係員さんがいてリフトのスピードも遅くしてくれるので安心。
2回目のリフトは風よけ付きなので快適。
リフトに乗ってゲレンデの頂上に到着。
アイゼンを付けてリフト乗り場の裏側から出発!
先頭集団?に追いついた。
ラッセル大変そうだ。
ラッセル泥棒をしていたこともあって、まだ私は体力があるので彼らの先へ行く。
とすぐに、後ろの人が「こっちにトレースあるよ」と教えてくれた。
ということは、彼らは道を間違えていたのだ。そして、後続の私たちも続いて間違えた。
ルート修正をして、先へ歩む。視界は良くない。
剣ヶ峰は遠目では尖っているように見えるが、意外にも登りやすい。
剣ヶ峰で前の登山者に先を譲ってもらい、上州武尊山を目指す。
ガスっていて視界は良くないけれど、トレースがあるので迷うことはない。
本日の先頭集団に追いついた。しかし、2組が別方向に登っている。。
右のグループはワカンを付けて、左のグループはアイゼンだったので左から行くことにした。ラッセルしていたので、すぐに追いついた。
どうやら、ルートがわからなくなっているらしかったので、先を譲ってもらいなんとなくでややパワープレーで登頂。
山頂標識を拭いてから、上州武尊山の山頂で写真を撮ってもらった。
展望はないので、5分くらいの滞在で下山する。
が、しかし、トレースはあるものの他の尾根へ続くものを歩いていたり少し道に迷った。。焦る。山頂手前は少し道がわかりづらい。
さすがに、オフラインのGPSマップでルートを確認して、再びルート修正。
下山が近づくと、ガズが次第に晴れてきて視界が開けてきた。
剣ヶ峰を振り返ると、天候は安定していないようだった。30秒ほどで景色は一変。
ゲレンデ方面には青空が出てきた。
ゲレンデトップのリフト乗り場に下山。
下山後の晴れ、あるある。ちなみに半分くらいの登山者が時間切れで登頂できていなかった。
受付カウンターでココヘリとICリフト券の返却と保証金の返金をもらって、バスの時間までウィンドウショッピングと栄養補給。
無料シャトルバスで川場スキー場から沼田駅へ。
コンビニで空腹を満たす。
休憩スペースでカロリー補給していたら、同じバスに乗っていた人が「疲れていそうだから」と厚揚げ豆腐くれた。ありがとうございます。
登山よりも移動時間がしんどい、厳冬期の上州武尊山。次は青空が広がる中で登山したいなと思った。
帰りの電車でも爆睡したのは言うまでもない。
以上「厳冬期の上州武尊山を川場スキー場からピストン!(電車と無料シャトルバスでアクセス)」
最後まで読んでいただきありがとうございます。