インド西部に位置するグジャラート州、カッチ地方ではカラフルなサリーを着る女性も多い。それもそのはずカッチ地方は様々な刺繍や染め物があり布が有名です。布や雑貨を仕入れに来る人も少なくない。
ブージやその周辺の村々には美しい少数民族もいます。
今記事ではブロックプリントが有名なアジュラックプールとラバリ族が比較的多かったアンジャールを紹介します。両村ともブージから簡単に行くことができます。(記事下に移動情報を書いています)
ブロックプリントが有名なアジュラックプール
ブージからアジュラックプールへ行く途中、羊飼いが道路を横切る。
このせいで交通が少しの間ストップ!なんともインドらしい光景(笑)
まずはアジュラックプールにあるNPOが運営するSHRUJAN博物館へ。ここはブージの宿で同じだった日本人たちが絶賛していたところ。
※博物館内部は写真撮影が禁止されています。
入場料は50ルピーと良心的!
カッチ地方に住む民族、手工芸に関して展示がありワクワクしました!おもしろかったのはそれぞれの民族のターバンの巻き方が映像で紹介してあるコーナーです。
ブージへ来たらまず先に訪れるべきところだと思いました。
Craft Revival and Craft Entrepreneurship Since 1969Shrujan (meaning Creativity in Sanskrit) is a not-for-profit organization working with craftswomen in Kutch to revitalize the ancient craft of hand embroidery. Shrujan craftswomen create a range of beautiful hand embroidered items that are sold in our shops and through regular exhibitions all over India and abroad. Over the years, Shrujan’s work has expanded to include research into and documentation of the diverse embroideries of Kutch, and the communities that practise these embroideries; we are also involved in other outreach activities in different parts of Kutch.1969年以来のクラフトリバイバルとクラフトアントレプレナーシップシュルジャン(サンスクリット語で創造性を意味する)は、カッチの職人と協力して古代の手刺繍の工芸を活性化する非営利組織です。 シュルジャンの職人は、美しい刺繍を施したアイテムを幅広く製造しています。これらのアイテムは、ショップやインド全土および海外の定期的な展示会で販売されています。 長年にわたり、シュルジャンの仕事は、カッチの多様な刺繍、およびこれらの刺繍を実践するコミュニティの調査と文書化にまで拡大しています。 また、カッチのさまざまな地域でのその他のアウトリーチ活動にも関与しています。
それではアジュラックプールの村を散策しブロックプリントの工房見学をします!
アジュラックプールにはブロックプリントの工房がいたるところにあります。歩いているだけで作業風景を見ることができました。
同じ宿に長期で滞在していたしおりちゃんがここアジュラックプールで活動されているので見させてもらいました。
しおりちゃんの作品や活動はインスタグラム(shiorimukaitextile)から見ることができます!
共用の布の洗い場
布を振りかざしてたたき洗う。
この洗い場は何段かに分かれていて、段階に応じて洗う場所がことなる。しおりちゃんもここで男たちにまじって布を洗っているという。
ここの水は濁って見えるのだが、服に色が着くことはない。
また、ほかの工房にもお邪魔しました。みなさん優しくフレンドリーで快く迎えてくれました。
ブロックプリントは木の大きなハンコを手作業で押していく!
正直、ぼくならズレまくってきれいには押せない。
彼らはプロフェッショナルの職人だ。美しく淡々と押していく姿はとてもかっこよかった!
以上、
アジュラックプールでのブロックプリントの見学でした!
ラバリ族が多いアンジャールを歩く!
聞いた話によると、アンジャールはラバリ族が多く、ラバリ族のグッズやグジャラート布も売っているらしく行ってみることにした。
アンジャールの村に到着して、さっそく驚きました!
超イケメンなラバリ族の男性!基本的に白いターバンなのですが、この人は違っていました。特別な用事があるのかもしれません。
ラバリ族の男性はターバンにブラウス、そして耳の上あたりに穴をあけています。
ラバリ族の男性のビフォーアフター
なんで、ターバンずらした!?(笑)
お店で見たビンテージのラバリ族の男性のブラウス。これお洒落すぎませんか!基本的にお店にあったのはサイズはものすごく小さいです。アンジャールでは刺繍入りのブラウスを着た人は見かけませんでした。
黒い布で全身を覆うラバリ族の女性
アンジャールの市場、時間帯が悪かったのかほとんど人がいなかった。
屋内の入口は牛にブロックされていました(笑)
やはり、グジャラートは暑いので、まち歩きや観光の間にサトウキビ休憩をおすすめします!
アンジャールの町は歩いていて面白いです!
アンジャール、ラバリ族のかっこいい男性もたくさんいますよ!
ブージからアジュラックプール、アンジャールへの移動情報
アジュラックプール(Ajrakhpur)の場所
アンジャール(Anjar)の場所
ブージのバスターミナルは中心から2~3キロ離れている。徒歩圏内だが、乗る場所や目的地にもよるけれどリキシャが30-50ルピー前後、乗り合いリキシャも拾える。
ブージのバスターミナルからアジュラックプールへのローカルバスは料金16ルピー、出発時間は朝は8時30分、9時45分、10時30分。
シェアリキシャではブージ~ブジョリーが10ルピー、ブジョリー~アジュラックプールが10ルピーでした。
ブージからアジュラックプールは、行きはローカルバスで、帰りはシェアリキシャかローカルバスどちらか先に来たほうでよさそう!
ブージからアンジャールは29ルピーでした。
また、ブージ近郊のローカルバスはJubili Groundからも乗れる。こっちのほうが多方面からのバスも通るので待ち時間が少ないとかどうとか←ここからは乗っていないのでわからない。
以上、ブージから行ける両村の紹介でした。
ブロックプリントが有名なアジュラックプールとラバリ族が多いアンジャールへ、ぜひ行ってみてください!
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