おはようございます!
今日はエジプトのアスワンからスーダンのハルツームまでバスで移動します。
今日はって書いているけれど、二日かかりました。
おおざっぱに分けて移動は3つに区切られます。
- アスワンからワジアルファへ(国境越え)
- スーダン側の国境の町ワジアルファで一泊
- ワジアルファから首都ハルツームへ
1.アスワンからワジアルファへ(国境越え)
前日にチケットを購入しました。
アスワンの鉄道駅からナイル側へ行く途中の左側に何件かあります。
オレンジのライン沿いです。
僕は手前から3件聞いて交渉しました。
手前が250ポンド(1500円)
その次は看板は外で受付が建物の中にあるところは180ポンド(1100円)
一番奥の角のあたり350ポンド、でハルツームまでの直行は500ポンド(3000円)と言われた。
もちろん一番安い180ポンドの会社を選びました。
バスターミナルには5時集合です。
宿の人は
24時間パブリックバスが走っていると言っていたけれど、最悪歩くことになるので1時間前に出ることにする。
バスターミナルは地味に離れているけれど、歩いていけない距離ではないので、歩いて向かうことにした。
早朝4時に宿を出て真っ暗な道を歩く。
パブリックバスはなかった。でも、タクシーの運転手はやってきた。
交渉の結果、5ポンド(30円)でバスターミナルまで送ってくれることになった。
助手席に座ると、やたら上機嫌な運転手で手とか触ってくる。
タクシーはわざとゆっくり走る。
こいつ女と間違えてんじゃないかな、気持ち悪いと思いつつバスターミナルまではそんなに距離が離れていないのですぐに到着した。
5ポンドを渡そうと思ったが、財布になかった。なので10ポンド渡した。
こういうときは丁度の額を払うのがいいってことは今までの経験から知っている。
やっぱりだ。
運転手は「10ポンドだ!」と急に態度を変えてきた!
はじめっから10ポンドと決まっていたら別に10ポンド払ってもいい、しかし、後から、到着してから金額変えてくるのはまじで腹立つ。
5ポンドは約30円だ。でも、金額の問題ではない。
インドとか新興国に多いこの後出しパターン。
いつもならまわりにいる人とかに言ったり、お釣りと交換に10ポンド渡すべきだったんだけど、今回の失態は先に10ポンドを渡してしまったことだ。
一度渡したお金は奴らは絶対に返さないのも知っている。
失態というか、もうあいつが悪いんだけど。
態度も急に逆切れしてくるし、もう超めんどくさい。
時間があるので粘ってみる。
奴は発信しようとするんだけど、俺は扉を閉めない。
すると、しびれを切らしたくそ運転手は強引に車を出しやがった!!!!
もう危ないので手を離した。
まじでゴミ野郎。
エジプト好きなのに、最後の最後で嫌なことあった。
5ポンド持っていても、両替できないかもしれないので、チップとしてあげてもいいやとかも思っていたのに。
日本にいる人はたった30円でこのちっちゃい奴だなと思っているかもしれないが、後から料金変えられたら腹が立つのは当然だと思う。
もう一度書くけど、金額の問題ではない。
バスターミナルに到着
洗濯機の上に人が寝ている。
ほんまか!?と疑ってしまう。
結局さ、バスが出発したのは何時だと思う?
正解は6時過ぎ。
朝から無駄に疲れました。
まあ、新興国あるあるなんだけど。
途中休憩での男性用トイレのマークなんだけど、わかりやすい(笑)
アブシンベル周辺に到着して、
気が付けばバスごと船に乗っていた!!!
国境手前で50ポンド徴収された。
みんな払っていたので払った。
国境まではスムーズに到着した。
エジプトを出国して、スーダンに入国!
ここのスーダン国境がいいかげんだ!
謎にパスポートの一ページに3回もスタンプを押された・・・。
さらに外国人の俺だけ50スーダンポンド(300円)請求された。
理由を聞いても彼らは英語を話さないのでよくわからない。
セキュリティーの人に聞いてもよくわからない。だが、これを払わないと入国させないと言い出した。これが正規なのか詐欺なのかもうわからなかった。
俺はスーダンポンドを持っていないので、イミグレーションの中にいた両替商に100ポンドだけ替えてもらって払った。
イミグレの中では100エジプトポンドが140スーダンポンドだった。
国境でかなり待たされた。
その間に俺は両替の情報を集めることにした。
実はエジプトースーダンポンドの両替レートを知らないからだ。
ここの両替レートはバグっているので、俺は混乱していた。
エジプト内で調べたときは100エジプトポンドは40スーダンポンド程だった。
しかし、先ほどはイミグレ内で100エジプトポンドを140ポンドで替えることができた。
国境にいた両替商にも交渉すると100-150が限界だった。
バスの乗客に聞いてみるも、英語が通じずによくわからない。
だまされるのは嫌なので、ワジアルファ(スーダン側の国境の町)についてから調べることにする。
エジプトをスーダン通ってエチオピアまで縦断する人はぜひこの記事を読んでいただきたい。
ダナキル等の支払いもあると思うのでかなりお得に両替ができる。
スーダンの首都ハルツームで外国人登録とエチオピアビザ取得方法(お得な両替について)
スーダン側の国境の町ワジアルファで一泊(宿情報あり)
16時過ぎころにスーダン側の国境の町であるワジアルファのバスステーションというか空き地に到着した。
びっくりすることに、トゥクトゥクドライバーが俺を相手にしない!!!
何という国だスーダン!
まあ、それはそれで少し寂しいけど(笑)
このバスステーションの横に二つ宿があった。
聞いてみると、
一軒はいくらか忘れたけど高かった。
もう一軒は20スーダンポンド(80円)
え!???
とりあえず、ハルツーム行きのバス出ているバスステーションの場所を聞いて、向かうことにした。
バスターミナルにはたくさんのバスが停まっていて、その前にそれぞれオフィスが並んでいる。
しかし、まずは両替をしなければならない。
スーダンの首都ハルツームで外国人登録とエチオピアビザ取得方法(お得な両替について)
スーダンはアメリカから経済制裁を受けているためATMは使えない。
さらに、スーダンに入国するとアメリカにビザなしで入国ができなくなる。観光資源も少ないし、だから、スーダンを飛ばしてエジプトからエチオピアに飛行機で飛ぶ人が多い。
空路でのみエチオピアはアライバルビザを受け付けているので、エチオピアに空路で入国した場合、エジプトでスーダンビザ、スーダンでエチオピアビザを取得する手間がなくなる。
ちょうどよく両替商がモスクにお祈りに出かけていたので待たされた。スーダンはイスラム教の国だ。
待たされたのに、100エジプトポンドでレートは140と言われた。でも、はじめに160と言われたのを聞き逃さなかったのでマックス160でできるということ。
まあ150でできれば、1スーダンポンド当たり約4円となり計算が楽なのでぜひ150で両替をしたい。
ということで、バスターミナルにいたいろんな人に聞きまくったら、替えてくれる人が見つかった。
しかし、俺は数万円分のエジプトポンドを持っていたこともあり、もちろんそこにはそんなにスーダンポンドを持っている人がいなかったので、多くの人と両替をすることになった。
みんな進んで両替をしてくれたのは、もっとお得に両替ができるのを知っているのか、それとも優しさなのかはわからない。
両替も無事に終わり、大量の札束をゲットした(笑)
バス会社は片っ端から聞いて値切って180スーダンポンド(720円)のバスにした。
朝3時半集合だ。(スーダンは法律で禁止され夜行バスは走っていない)
早朝っていい言葉だな。
それから、オフィスにいた大学生が安い宿も教えてくれた。
Hotel Cleopatra
(右の赤ピンはバスステーション)
ドミトリー一泊30スーダンポンド(120円)
一泊30ポンド(120円)と安いのだが、蚊がめちゃくちゃいるし、蚊帳がない(笑)
もう、蚊を殺すしかない!!!
世界一周で持ってきてよかったもののかなり上位に入る虫よけベープを数プッシュ!!!
【世界一周旅の持ち物】5ヶ月の海外旅を終えて持って行ってよかったおすすめのもの。
しばらくすると、、大量の蚊の死骸が・・・(笑)
まじでこれ最強です!
ハエもゴキブリも虫全部死にます。
んで、スタッフの人に大量のお金を数えているところを見つかったけれど、部屋の鍵を俺に渡してくれた。そして「貴重品は抱えて寝なさい」と言ってくれた。
バスターミナルにいた人におすすめのごはん屋さんを聞いた!
そこにはいくつかの屋台が並んでいた。
コフタ35ポンド(140円)
安いのでチキンも注文!25ポンド(100円)
宿に帰る途中にあの洗濯機を目撃!(笑)
宿手洗いスペースのほかにお祈りのための足洗スペースもあった。
共有スペースでお祈りしている人や、廊下で蚊帳だけかぶって寝ている人もいた。
この蚊帳が意味することはマラリアの危険があるということだ。
そういえば、スーダンはインドと同じで、手でうんちした後ふくそうだ。
そしてシャワーは水シャワーしか浴びないらしい。
ワジアルファから首都ハルツームへ
朝起きて、鍵とパンをフロントに置いて外に出た。
ここからバスターミナルへは3分ほどだが、暗くて怖い。
バスターミナルまでは誰ともすれ違わなかった。
バスは4時頃半に出発した。
横の席はスーダン人の男の子だ。特に会話はしない。
スーダンに入って思ったのは、エジプト人ほど馴れ馴れしくないのだ。
声をかけてくる頻度も適度であいさつくらいだ。決してフレンドリーではないわけではない。
あまり外国人を気にしていないという感じだ。
バスはまっすぐの何もない一本道を走る。
バスの中はエアコンがかなり効いているが、外は風が少し強いけれど、強烈な太陽の照り付けがあった。
パーカーとジーパンをはいているが、日差しが直接当たらないので逆に暑くないかもしれない。
イスラム教だからかもしれないが、スーダン人もパキスタン人同様に立ちションはしない。
座りションだ。
日が暮れて、ハルツームの一時宿から4キロ程のところを通ったのだが、停まらないし、どこかに停まる気配もない。
他の乗客に聞いても英語が通じなくて、わからないので適当なところで下してもらった。
さすがにタクシーを使った。
6キロ程離れていたけれど宿まで50ポンド(200円)で行けた。
ホテルの近くで下してもらう。
すると、子どもの物乞いと、貧しそうな女性がアクセサリー等を売りつけてこようとした。
そして無事にKhartoum Youth Hotelに到着!
アフリカっぽいことがしたかったので、ドミトリーも安い(90ポンド)のだが、無駄に庭にテントを張った。40ポンド(160円)
おやすみなさい。
スーダン行く人は外国人登録もしないといけません。
こちらから↓
スーダンの首都ハルツームで外国人登録とエチオピアビザ取得方法(お得な両替について)
でわでわ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。