おはよ!
前回は雨の中チェックアウトして宿探しに向かおうか、というところまで書いた。
4月のシュリーナガルで雪が降るなんて、、
とりあえず、行く当てもなく宿を探しさまよい続けた。
幸運にも雨はあまり降っていない。
地球の歩き方には宿情報は乗っていないし、ネットにもいいところがなかった。
ブッキングドットコムもあまり使い物にならなかった。
時間ならある!!!
探そう!!!
ちょくちょく覗いたり、客引きに無駄についていったりしながら、だんだんとこの土地について把握していく。
とりあえず、ハウスボートは嫌だ。
設備も悪いし、移動の際はボートに乗らないといけない。
ハウスボートなら最安朝飯付き150ルピー(280円)くらいからあった。
場所によるけれど、100ルピー(180円)で泊まることっもできそうだった。
この天気の悪い中、やることってあまりないのでWi-Fiは必須だ!!!
正直あとはどうでもいい。
ハウスボートやゲストハウスにWi-Fiあるって書いているところもあるけれど、ないとこも多いので注意は必要。
ときどきインド人のスマホのホットスポット、つまりデザリングでネットできるかもしれないがお勧めはできない。
最終手段だろう。
結局客引きなんかは無駄に歩かされるだけで、いいとこに連れて行ってくれず信用できず、、
自分で探すしかない。
ある旅行会社を兼ねたネットカフェ的なところを見つけた。
どうやらゲストハウスもやっているようだ、
部屋はきれいで広い
もちろんホットシャワー
ゲストハウスの場所はわかりにくいけれど一度案内してもらえばわかる。
それにあのネットカフェを自由に使わせてくれる。
日中はWi-Fiはネカフェで使ってほしいそうだ。
夜は一応ゲストハウスでWi-Fi使える。(遅いけど)
ネットカフェの方はWi-Fiはインドの中ではまあまあの速さで、自家発電もあるので停電中も使用可能。
他のゲストハウスはやっぱりWi-Fiが弱かった。
言い値は400ルピー(700円)で、
「俺は時間がある、他の所も見てくるね」とゲストハウスを出ようとすると300ルピー(500円)まで下がった。
まあ、相場くらいだろう。
ということで、交渉成立だ!!!
シュリーナガルではおすすめの宿です。
HOWRAH Guest House
上の写真の、ダル湖沿いにあるNIDA旅行会社兼ネットカフェを目印にするとわかりやすい。
散歩がてら、他のゲストハウスも覗いたりしたが、ここが一番よかった。
天気も悪くくそ寒いので大半はオフィスで過ごした。
店番をしている少年は英語ぺらぺらなので英会話もかねて話していた。
彼は日本にあこがれがあるのか英語で会話できるのか知らないけれど、日本に住むフィリピン人女性とビデオトークしたり電話したりして楽しんでいた。
確かに!!!
これはいいアイデアだ!!!
Wi-Fiやネット環境があれば、海外の人とも無料で話すことができる。
俺なんか、英語の勉強したいので、こういうのを利用すればいいのかと学んだ。
しかし、、彼は日本在住のフィリピーナたちと電話上での疑似恋愛を楽しんでいるようだった(笑)
その会話にちょくちょく会話させてもらっていた。
群馬と大阪に住むフィリピン人だ。
彼はまだ若いんだけれど、その話しているフィリピン人女はおそらく40~50歳くらいだろう。
「I LOVE YOU」だとか「フェイスブックのあのコメントしてきたやつは誰だ」だとか謎の束縛をしている。
面白いのは、一度もあったことがないのに(フェイスブックで知り合ったらしい)
「あのコメントした男か俺かどっちかを選べ、本当に俺を愛しているんだったらキングっていう男をブロックしなさい」とか普通に言っているので笑いが止まらない。
彼が言うには「フィリピン人女性は頭がよくって、嘘の話を作りたがる」という。
もはやこの遊びかどうかわからないけれど、どうでもいいんだけど、なんだか暇だし面白いので俺もまざって電話やビデオトークに参加した。
英語の勉強になるし、そうやってその日は過ごした。
翌朝、カラオケ式のアザーンで目覚めた。
何回か中断したり、せき込んだりしていて下手くそだった。
アザーンは録音かと思いきや、、まさかのカラオケ式とは驚いたけど!!!
暇なので、オフィスへ行って、彼とフィリピーナと話す。
フィリピーナは日本に住んでいるため日本語を話すことができる。
フィリピーナと日本語で話していたりすると、
彼は悪口を言われていると勘違いして、
ときどきそれを英語に訳せと言われるのが、とても難しい。
それはフィリピン人も同様だった。
通訳って難しいんだな。
彼とそのおじさんはこのあたりはイスラム教のエリアなのでお祈りに出かけたりする。
その時間は謎にオフィスで留守番をしたりもした。
客なんか来ないんだけど。
ここからレーへ行くことができないので、またアザードとダラムシャーラーまで戻ろうと思って、昨日のハウスボートを訪ねることにした。
今旅で傘は初めて使ったんだけど、開始数分で壊れた。
ザックの中でおそらく負荷がかかっていて弱っていたんだろう。
ここに来て、フンザでも実感していたけど、さらに装備、道具の必要性について考えさせられた。
防寒着や雨天装備など、普段必要がない。
季節を選べば旅中のほとんどは必要なくって荷物になる。
俺もそんな感じで極寒か常夏のようなところにいるので、暑い地域では荷物が必然的に重くなる。
でも、暑い地域だけを訪れるわけではないし、標高の高い地域や寒い地域にも訪れる。
俺は荷物多すぎた、、こんなにいらんかったなーと旅序盤で重い荷物を後悔した。
実際に今回使用しているサブバックで前は東南アジア、インドを2か月旅ができたのだ。
しかし今回は、そういった暑い地域だけではなくって、寒い地域にも行って、はじめてその必要性を感じた。
寒い地域に軽装で行くと、、死ぬ。
0度くらいの気温の中、
「俺パーカーしか持ってません」は通用しない。
わかっていても自分の体で痛い目見たり、感じないとわからない、特に俺は。
まあ何が言いたいかって、
こんな荷物要らんかったなーと思っていたけど、実際あってよかったという話だ。
暑いとこしか行かないって人は関係ないですが、
行先を決めてなくて行き当たりばったりって人は最低限の防寒具も必要ですねってこと。
もちろんレインコートなどの雨天装備もあればなおよし。
山を縦走するときにレインコートなしで行く人なんていません、それと同じです。
話は脱線してしまったが、
前回泊まったアザードのいるハウスボートまでシカラ(渡し船)で20ルピー(36円)で交渉した。
交渉後に、
なぜかなぞに乗り込んできた地元民が少し手前で降りて5ルピー(8円)しか払っていないのを見て
シェアしたから14ルピー(24円)なと渡した。
彼は結果的に1ルピー損をした。
アザードは外出中だったので名詞だけ渡した。
あのちびっこは相変わらずかわいい。
帰りは岸まで送ってくれた。
岸からオフィスへ帰る途中に、
ばったりとアザードと遭遇した!!!
「いつ帰るんだ」と聞くと、
「明日から山へ友達と遊びに行くけどお前も来るか?フリーだ。」
そして予定ができた。
向かう場所は離れているらしく、チェックアウトしてから荷物を全部持って向かう。
「どこに行くんだ」と聞くと、
「マウンテン」や「パラダイス」しか言わないので不安だ。
とりあえず明日朝11時にこのハウスボートまで来いとのことだ。
まあ、荷物も全部持っているし、裏切られたら、終わるだろう。
俺はアザードのことはあまり好きではないけれど、なぜかこのころ少し信用していた。
よし、インド人を信用してみよう。
でわでわ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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