おはよーございます。
前回の続き
【モンゴル】ザミンウードから鉄道で乾杯してウランバートルへ。
タイトル通り、ザミンウードから鉄道でモンゴルの首都ウランバートルへやってきました!
モンゴルの首都ウランバートルでUNITELのシムカードを購入
今回の再出発からドコモのiPhone6s+のシムロックを解除しています。
現地でシムカードを買って日本と同じようにいつでも電波のある状態にしておきたかったから。
これでどんな時でも連絡は取れるし、Twitterやインスタくらいなら更新ができる。
昨日鉄道に乗る前に会った若者や宿のモンゴル人に聞いた結果、UNITELかGmobileがいいらしい。
UNITELの方が票が多かったのでUNITELにしました。
シムカードを買った場所は安宿が集まっている、中心にあるノミンデパートの5階にあるUNITELです。

ノミンデパート
UNITELは10000トゥグルク(約500円)で15日間使い放題だそうだ。
(あとから知ったけど、ある程度使ってしまえば速度制限のようなものになった。これは一日単位)
日本と比べたら激安!!!
お金を払ったらスタッフの人が使える状態までやってくれたので、とくに心配することはないです。
モンゴルでは珍しく簡単な英語は通じます。
ウランバートルといえばザイサンの丘
観光と言う観光はしていなかった。
強いて言うならば、ザイサンの丘に歩いて行ったくらいだ。
バスに乗ろうと思ったけれど、行きは歩きで帰りはバスで帰ることにした。
歩いていると見覚えのあるバスを発見した。
パキスタンでよく乗ったり見た、DAEWOOのバスだ。
モンゴルでも走っているのにびっくりだ!
バスは主にこのDEWOOか韓国のヒュンダイだ。
乗用車は日本車も多い。
5、6キロ程だと思うけれど1時間以上もかかってたどり着いた。
ザイサンの丘
思っていたよりもウランバートルは発展していた。
大きなビルやマンションが立ち並び、今も続々と工事が行われていたのだ。
モンゴルと言えば大自然だけれど、ここはもう都会だった。
頂上には何かわからないが、大きな壁画のようなものがある。
観光地なのでもちろん鷹もいる。
ウランバートルでヒッチハイク
帰り道になんだかおもしろい光景を見た。
みんなヒッチハイクしているではないか!!!
バスもあるけれど、ヒッチハイクはモンゴル人の移動手段の一つなのだろうか。
というか、バス停はどこ??(笑)
わからなかったので俺もヒッチハイクをすることにした。
モンゴルのヒッチハイクはグッドサインを掲げるのではなく、手をまっすぐ腰くらいの高さまで上げるだけである。
ザイサンの丘の近くには大学があり、この近辺はヒッチハイクの激戦区だった。
20分ほど捕まえるのに時間がかかったが、優しそうな顔をしたスラムダンクの安西先生のような人に乗せてもらった。
チンギススクエアまで行きたいというと、快くOKしてくれた。
「娘の旦那がね、日本人で大阪に住んでいるんだよ」と教えてくれたのはいいが、なんだかチンギススクエアまでの道とは別の方向へ行きだした。俺は歩いて来たのでそこまでの道は把握しているつもりだ。
何故か川沿いを走り出す。
「この道は違うんじゃないかい?」と聞くと、「フィッシュフィッシュ。君は魚釣りが好きかい?」と話をすり替えてきた。
なんだかさっき言った言葉をよくよく考えれば、人をだますときに安心させるためのセリフだった。
俺の警戒心は徐々に上がってく。
遠まわりをしているうえに、渋滞にも引っかかった。
車内には気まずい雰囲気が流れているように感じた。
本来なら15分ほどで着くだろうところを30分以上かかった。
あわよくばただかと思ったけど、聞いてみた。
「私はどのくらい払う必要がありますか」
「テン」
バスの料金が500トゥグルク(25円)、トラムが300トゥグルク(15円)だ。
なんだ良心的だな、3000~5000トゥグルクくらいだと思っていた。
しかしそれは甘かった。
1000トゥグルクを差し出すと、、
「NO!!!」
まさかと嫌な予感が、、
やっぱり10000トゥグルク(500円)だった。
この安西先生優しい顔して白タクなのか?
いや、日本人だと知って欲が出たか?
しょうがないと払った。
後から知ったのだが、モンゴルのヒッチハイクは無料ではなく有料だった。
目的地が同じ方向だから乗せてくれるのか、小遣い稼ぎにタクシーをしているかはわからないが、モンゴル人はばんばんやっているのでそんなに高いはずはないだろう。
ぼられた。
後日、ドラゴンバスターミナルというこのザイサンの丘よりも少し離れたところで、道を歩いていると、乗用車が声をかけてきた。
前回の失敗があったので、チンギススクエアまで乗る前にいくらなんだと聞くと8000トゥグルクと言っていた。
これも本来の料金よりも高いだろう。
なんかメーターを指さしながら言っていたのでキロ数あたりの値段なのかはよくわからない。
これからはバスを利用しよう。
タクシーか乗用車か白タクの見分けがつかない。
ちなみにこれがチンギススクエア
宿からは若干離れているが、モンゴル人ならだれでも知っているだろうと目印にした。
ウランバートルを歩く
チンギススクエアから歩いていると、路上の本屋さんを見つけた!!!
ずいぶん古い本もあるし、日本語の本も三冊あった。
ずいぶん古い地球の歩き方
5分くらい話して写真を撮らせてもらった。
なんだかお宝が眠っているかもしれない。
有名な寺があるらしいのでその方向へ歩いていく。
丘のようになったところからウランバートルの都会的な雰囲気とはまた違った空間に出た。
ほのぼのといている。
そしてかわいくておしゃれだ。
俺が勝手にイメージしていたモンゴルの団地だった。
実際に街ではこのような民族衣装を着た人もちらほらいるが、ほとんどの人が私服。スーツの人も少ない。
この団地からの都会だ。
境目はこの道路だろう。
よく見ると、ぽつぽつとこの団地にゲルがある。
個人的にだけどこの古い昔ながらの雰囲気が最高によかった。
ここもいつかは、いや近い未来にでも立ち退きをさせられて、ウランバートルのマンションやビル群の一部になるのだろうか。
そんなことをしみじみと考えてしまった。
時代は動いている。
一部の民族文化も景色など消滅していくだろう。
もうなくなったものも多くあるだろうが、将来ではなく「今」ではないと見ることのできない光景があるはずだ。
ウランバートルで筋トレ
めちゃくちゃ超私事であるが、前回の5か月の旅で7キロも痩せてしまった。
今回の再出発では前回の旅で失った体重+αを取り返したいと思っている。
少しずつでも気軽に筋トレしながらかっこいい身体を手に入れる。
モンゴル人の若者はすらっとしているが、30代くらいからおっちゃんは何故かみんなかなりでかい体になっている。
キレッキレのマッチョと言うわけではないが、プロレスラー体形というかとにかくみんなごつくて強そうだ。
スーパーの飲料水コーナーにはダンベル型の水があった。
モンゴル人は日ごろから鍛えているのだろうか。
それとも肉の食べすぎなのだろうか・・。
ザイサンの丘に歩いていく途中に見つけたジムへ行ってきた。
inner FITNESS CLUB
一回料金は10000トゥグルク(500円)と日本で俺が行っている市営体育館150円よりも高いぞ!!!
モンゴルの物価から考えればかなり高いだろう。
月額料金が時間帯で値段が異なり60000トゥグルク(3000円)と80000トゥグルク(4000円)だった。
設備はかなりきれいでいい。
客層は裕福そうな若者やエリート感があるサラリーマン、そして美人なモデルのような女性たちだった。
500円もしたんだから二時間くらいガッツリ筋トレをした。
俺なんかまだまだだ。
ウランバートルのジムのアクセス
上の左の赤いピンがノミンデパートで下の赤いピンがジムの場所
途中に看板が出ているが、ちょっと路地裏にあってわかりにくいかもしれない。
ウランバートルのおすすめのレストラン
さてさて身体をでかくしたいのならば食事は大切である。
モンゴルは幸い肉料理が中心なので本当に助かる。
モンゴルの肉と言えば、羊の肉!!!
思ったよりも臭みはなくって、個人的に大好きだ。
米と肉の量の比率が日本と逆なところもまた好きな要素の一つである。
Wi-Fiもしっかりしているし、ここにできれば長期滞在したいくらいだ。
そんなウランバートルで美味しいレストランを見つけたのでおすすめしよう。
場所は青丸のところ
外観はわかりにくいけどこんな感じ
観光客はほぼいなくて、地元の人中心でにぎわっている。
しかし、まさかの英語のメニューもあるので意味わからんモンゴル語に悩まなくても済む。
おすすめがこれ!!!
出てくるまでに時間が少しかかるがとてもうまい!!!
プレートもジュージュー言ってて手が込んでいる。
ごはんの量はびっくりするくらい少ないので追加で頼むか、肉まんのようなパンを追加で頼もう!
値段は6300トゥグルク(300円)と少し高いかもしれないがモンゴルの平均的な料理の値段に60円程高いと思えば十分お手頃で食べられると思う。
名前わからないんで、写真見せるか英語のメニューみたらわかると思います。
さて俺は何回このレストランに通うのでしょうか。
【次回予告】
ツァータンと呼ばれるとトナカイを買う遊牧民に会うために、モンゴルのスイスと呼ばれるフブスグル湖へ行ってきます。
が・・・
それは一筋縄ではいかなかった。
でわでわ
最後まで読んでいただきありがとうございました。