【テアラロア36日目】晴天のトンガリロアルパインクロッシング

テアラロア - ニュージーランド
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Te Araroa Day 36 Taumarunui Canoe Hire〜Tongariro Alpine Crossing(day hike)〜Taumarunui Canoe Hire

2023年11の情報です
1NZD=約90

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【テアラロア36日目】晴天のトンガリロアルパインクロッシング

スルーハイク中にもかかわらず日帰りで行くことにしたトンガリロアルパインクロッシング。

朝6時にドライバーが迎えにきてくれて出発した。迎えに来てくれた車は安定の日本車でナビは日本語表示。茨城あたりを通り過ぎ栃木に向かって走っているかのようだった。

ドライバーは学校の先生で、通勤の行き帰りに私たちを送ってくれる。往復50ドル、TAと同じコースを歩ける。

朝が早く久しぶりの長距離ドライブで心地よく、私は車内ではほとんど眠っていた。会話はハリーとエレンに任せた。

7時半過ぎ、登山口の駐車場に到着。時間がなかったので朝食はあまり食べられず、出発前に手袋を入れたつもりが靴下だった。しかし前日にレインコートのポケットに手袋を入れていた自分を褒めた。

しかし、昼食用にトルティーヤにピーナッツバターとチョコレートを巻いたものを忘れたことに気づき焦ったが、バーなどの行動食をたくさん持っていたので何とか耐えた。

道中、巨大なバックパックを背負ったTAハイカーたちを見かけた。自分の荷物が軽いことに少し罪悪感を覚えたが、天候を選ぶことは悪いことではない。とはいえ、軽装は少しチートのような気もした。

歩きはじめはあまりテンションが上がらず、写真もほとんど撮らなかった。

歩きやすい道のりが続き、時折運搬のためかヘリコプターの音が聞こえてくる。

ヘリで運搬

ハリー

エレン

さすがトンガリロだけあって、仮設トイレが定期的にあるのがすごい。さらに設置中のところもあった。

日当たりの悪いところには雪も残る。

トンガリロのブルーレイク

ブルーレイクを越えて、ザレ場の急登を登ることになったが、荷物が軽いおかげで余裕だった。ただ、トレッキングポールがあればもっと楽だっただろうと思った。

頂上からの景色は本当に美しく、自分が気後れしていたことがどうでもよくなった。

トンガリロアルパインクロッシングは北島のハイライトであり、晴れの日に合わせたのは正解だった。

トンガリロアルパインクロッシング

一緒に歩いたハリー、エレンと

実際、荷物の有無に関わらず、自分の歩くペースは変わらないと思う。ただ、ここにたどり着くまでの苦労は違っていただろう。今日すれ違ったハイカーたち、そしてこれから歩くハイカーたちを尊敬する。

エレンが少し遅れ気味だったため、私たち3人はゆったりとしたペースで歩いた。

エレン

なんだかんだ27キロあるので、下山は少し長く感じたが、15時過ぎに無事下山しビジターセンターに到着した。

Tongariro National Park Visitor Centre

迎えは15時半から16時の予定だったが、来ないのでビジターセンターでポテトチップスを食べて空腹を凌いだ。16時半に来た。

犬と座るエレン

その後、TaumarunuiのATMでお金を下ろし、キャンプ場に戻った。明日からは雨の予定だったので、テントをシェルターの中に移し、買いすぎた食べ物をたくさん食べた。

アンドレアとローラは明日もう出発してしまうという。昨日シャトルバスで到着した人たちは全員スキップしたことになる。

こうした流れに自分も乗った。だが、悔いはないとは言えないが、それはそれで美しい景色の前ではどうでも良く感じてきた。

トンガリロアルパインクロッシングにて、私