【エベレスト街道】ガイドを雇わず1人で3パスルートをトレッキングした全記録

エベレスト街道 - ネパール
エベレスト街道は、息をのむ絶景の連続、そしてネパールの山岳トレイル(シェルパ族の)文化を感じられます。 2024年10月中旬からネパールのエベレスト街道を3パスルートでガイドを雇わずに個人でトレッキングしました。移動日を含めて20日弱にわたるトレッキングは、高度5000m超の峠を越え、エベレストやヌプツェ、アマダブラムなどの名峰を間近に望む絶景、ロッジ(山小屋)で食事と宿泊しながら行動するネパールの山岳トレイル文化にどっぷりと浸れた旅でした。
この記事では、私が事前に知りたかった情報をベースに実際のルートや日ごとの記録、準備段階で役立ちそうな情報をすべて詰め込んでいます。エベレスト街道のトレッキングを計画している方も、興味のある方も、とっても長い記事ですがぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
※2024年10月の情報です ※トレッキングは自己責任でお願いします
  1. エベレスト街道について
    1. エベレスト街道とは
    2. エベレスト街道のスタート地点へ移動方法
    3. エベレスト街道を歩く時期(シーズン)・期間・天気について
    4. エベレスト街道3パスルートの行程と費用について
    5. 私の登山経験について
  2. エベレスト街道を歩く準備と持ち物
    1. カトマンズでビザの延長手続き
    2. 私のエベレスト街道の持ち物リスト
  3. エベレスト街道3パスルートをガイドを雇わず1人で3パスルートをトレッキングした日々の記録
    1. エベレスト街道0日目、Kathmandu~Salleri(Phaplu)by bus
    2. エベレスト街道1日目、Phaplu~Nunthala
    3. エベレスト街道2日目、Nunthala~Paiya
    4. エベレスト街道3日目、Paiya~Phakding
    5. エベレスト街道4日目、Phakding~Namuche Bazar
    6. エベレスト街道5日目、Namuche Bazar~Khumjung
    7. エベレスト街道6日目、Khumjung~Phortse
    8. エベレスト街道7日目、Phortse~Dingboche
    9. エベレスト街道8日目、高度順応日 in Dingboche
    10. エベレスト街道9日目、Dingboche~Chukhung
    11. エベレスト街道10日目、高度順応日 in Chukhung
    12. エベレスト街道11日目、Chukhung~Lobuche, via Kongma La 5535m
    13. エベレスト街道12日目、Kala Patthar and Everest Base Camp
    14. エベレスト街道13日目、Lobuche~Gokyo via Cho La 5420m
    15. エベレスト街道14日目、5th Lake and Gokyo Ri
    16. エベレスト街道15日目、Gokyo~Namuche Bazar
    17. エベレスト街道16日目、Namuche Bazar~Paiya
    18. エベレスト街道17日目、Paiya~Salleri by Jeep
    19. エベレスト街道18日目、Salleri~Kathmandu by Jeep
  4. エベレスト街道3パスをガイドを雇わずに歩いた感想

エベレスト街道について

Everest Base Camp(EBC)の看板

エベレスト街道とは

エベレスト街道とは、ネパールのエベレスト周辺の山岳地帯を歩くトレッキングルートの総称です。正式には「サガルマータ国立公園(Sagarmatha National Park)」内に位置し、エベレスト(標高8848.86m)やその他の高峰を間近に見ることができるルートとして、世界中のトレッカーに人気があります。 エベレスト街道にはいくつかのルートがあり、目的地や体力に応じて選ぶことができます。※どのルートでも高度順応は必要です エベレスト・ベースキャンプ(EBC)ルート 最も人気があり、エベレストベースキャンプ(EBC)、カラパタール(標高5545m)を含むルート。道中に見かけるほとんどの人がこちらのルートを歩いていると思います。 3パスルート ややチャレンジングなルートで、以下の3つの峠を越えるコース。すべて越える必要はなく、ルートにより選べる。
  • レンジョ・ラ・パス(Renjo La, 5360m)
  • チョ・ラ・パス(Cho La, 5420m)
  • コンマ・ラ・パス(Kongma La, 5535m)

エベレスト街道のスタート地点へ移動方法

早朝4時半のChabahill

エベレスト街道のトレッキングのスタート地点へのアクセス方法は空路と陸路、スタート地点は大きく3箇所(ルクラ・サレリ・ジリ)あります。なお、私は陸路でのサレリからのルートを選択しました。 飛行機でルクラへ 最も一般的な移動方法でほとんどすべての人が飛行機を利用します。天候不良のためヘリコプターを利用している人にも会いました。 カトマンズ近郊(といっても遠い)のラメチャップから小型飛行機(プロペラ機)でのフライトになります。到着するルクラのテンジン・ヒラリー空港は「世界で最も危険な空港」の一つと言われていますが、山岳トレッキングの玄関口として多くの人が利用します。 メリットとしては、最短でトレッキングをスタートできる、ナムチェまで近い、楽です。 デメリットや注意点は、天候に左右されやすく、フライトが遅延・キャンセルされることが多いです。実際に私が訪れた際は天候が安定せず500人以上がラメチャップ空港で出発待ちしていました。もちろん陸路移動よりは価格が高いです。調べると230USD でした。 カトマンズから陸路でジリ(Jiri)またはサレリ(Salleri)へ ジリからルクラまでのトレッキングルートは「クラシック・ルート」と呼ばれ、昔のエベレスト登山隊が使用した道らしいです。時間に余裕のある方、移動費を節約したい方、山間の村々を訪れながら長くトレイルを楽しみたい方にはおすすめの移動方法です。 調べたところ移動時間は、ジリまでの所要時間: 8~12時間、サレリまでの所要時間: 6~14時間でした。所要時間の幅が広いということでいろいろ察してください。 私の場合、往路はサレリまでバスで向かいましたが前月に災害級の大雨があり普段のルートが通行止めで大幅に迂回する必要があったらしく27時間半ほどかかって最悪でした。復路はジープを利用して約12時間でカトマンズまで到着しました。 カトマンズからサレリ行きのバスは大幅な迂回が必要だったため3000ルピーしました。普段なら1500ルピーほどだと思います。なお、私はバスでサレリの少し先のPhaphluまで行けました。復路はサレリからカトマンズのジープで2000ルピーでした。 また、サレリからパイア(Paiya)までは1度乗り換えがありますがジープで行くこともできます。復路で利用しましたが本当に悪路すぎて遅いし苦行だしおすすめしません。しかも、3000ルピーしたので、歩いたほうがマシだと思いました。 カトマンズからジリ行きのバスは空港近くのAraniko Bus Station, Jadibuti辺から出ているらしく、サレリ行きのバスとジープはChabahilからいくつかの会社が運行しています。 カトマンズ市内の移動はネパールの配車アプリ「Pathao」でバイタクを利用し便利でした。安いし祝日の深夜(もはや早朝4時)でもタメル地区まで迎えにきてくれました。

エベレスト街道を歩く時期(シーズン)・期間・天気について

夜は寒いので暖炉で暖まる

エベレスト街道のトレッキングに適した時期は秋と春 エベレスト街道のトレッキングベストシーズンは秋が一番人気で次いで春だそうです。 天気のことなのでその時のタイミングによると思いますが、私がトレッキングをした秋(10月中旬から)は標高4000m以下では天気が不安定で、4000m以上だと昼過ぎまでは天気は安定していて毎日絶景を見ることができました。 天気予報上で一番寒い日はマイナス7度でした。私は寒いのが苦手なので寝袋を持っていって良かったと思いました。朝、トイレの水が凍っていたのには驚きました(笑) エベレスト街道のトレッキングかかる所要期間はルクラからでも約10日~20日以上は必要 ※所要期間はルートや個人の体力によって大きく変わってきます ルクラからエベレスト・ベースキャンプ(EBC)、カラパタールへの王道ルートでも高度順応の必要があり10日~14日はかかると思います。ナムチェバザールとディンボチェで高度順応のため先へ進まない(標高を上げて宿泊しない)日を作り、周辺をトレッキングする方が多い印象です。 復路では体力のある人でやろうと思えばゴラクシェプやロブツェからの下山はルクラまで2日で行くことはできると思います。 私はエベレスト街道の3パスをカトマンズから陸路で往復し、移動日を含めて19日間(10月13日~10月31日)でした。 ところどころハードな日を作ったので期間は短い方だと思います。例えば、ロブツェ~EBCとカラパタール、ロブツェ~ゴーキョー、ゴーキョー~ナムチェバザール、ナムチェバザール~パイアなど1日で歩きました。

エベレスト街道3パスルートの行程と費用について

出発地 宿泊地 移動・歩行距離 出費(概算) コメント
0日目 Kathmandu 車中泊 バスで移動 3800 バス3000ルピー、Chabahillまでバイタク約200ルピー
1日目 Phaplu(Salleri) Nunthala 18 960 宿代無料
2日目 Nunthala Paiya 18 1960 Nunthalaのすぐ先の道が不明瞭だった
3日目 Paiya Phakging 16 1400 がけ崩れあり
4日目 Phakging Namuche Bazar 11 9900 Monjoの料金所で計6000ルピー支払う、日本食、チェーンスパイク購入
5日目 Namuche Bazar Khumjung 3 3600 Namucheでホットシャワー500ルピー、日本食ランチ、高度順応で短距離
6日目 Khumjung Phortse 7.1 1600 天候悪化のため歩くのやめた、宿代無料、洗濯
7日目 Phortse Dingboche 12 2000 EBCルートと合流後から団体ツアーとすれ違うためトレイルが混雑
8日目 Dingboche Dingboche 4 0 高度順応のため停滞し、Nangkartshangを登る
9日目 Dingboche Chukhung 15 5950 アイランドピークベースキャンプ手前まで散歩を含む
10日目 Chukhung Chukhung 6 0 宿代無料、高度順応のため停滞し、Chukhun Riを登る
11日目 Chukhung Lobuche 9.7 6140 コンマ・ラ・パスを越える
12日目 Lobuche Lobuche 19.1 0 ロブチェから日帰りでカラパタールとEBC、団体ツアーとすれ違うため混雑
13日目 Lobuche Gokyo 19 8540 チョ・ラ・パスを越える
14日目 Gokyo Gokyo 15.8 0 Gokyo Riと5th Lakeを日帰り観光
15日目 Gokyo Namuche Bazar 29.2 7200 レンジョ・ラ・パスを越える
16日目 Namuche Bazar Paiya 26 3850 がけ崩れあり
17日目 Paiya Salleri ジープで移動 4500 ジープ3000ルピー、この区間は悪路なので歩いたほうが良かった
18日目 Salleri Kathmandu ジープで移動 3800 ジープ2000ルピー、タメル地区までバイタク200ルピー
※1ネパールルピーは約1.1円 ※宿での支払いはチェックアウト時、注文時に宿帳に記載するスタイル 上記は実際に私がエベレスト街道を歩いた行程と費用をまとめたものです。 エベレスト街道3パスの歩行距離合計約230キロ エベレスト街道3パスにかかった費用の合計は約65,200ルピー、71,720円(1日4000円) 費用は標高に応じて幅はありますが1日平均約3,600ルピーとなりました。 チュクンまでは道中で会った人と宿をシェアしていたので宿代はやすくなりました。EBCメインルートのロブチェやゴラクシェプだと1人だと宿泊を断られたり割高な料金を支払わなくてはなりません。宿代は1部屋2ベッドで1000ルピーが相場。 エベレスト街道では宿泊した宿で食事をするルールがあります。食事の値段は標高によって変わってきますが高くても1食1000ルピーちょっとくらいです。なので、食事は節約せずにお腹いっぱい食べていました。飲み物はコップ1杯よりもポットで注文するとお得です。 エベレスト街道の物価は一般的なネパールの物価よりも高いです。 コカ・コーラの500mボトルが標高の高いエリアだと600ルピーしていましたし、キットカットやスニッカーズも500ルピーほど。トイレットペーパーはDingbocheで300ルピー、一番標高の高いゴラクシェプだと1ロール800円でした。
かつて中世ヨーロッパで胡椒が黒いダイヤと言われていたならば、現世エベレスト街道ではトイレットペーパーは白いダイヤと私は言いたい。

私の登山経験について

2021年頃から山にハマり、ほぼ毎週土曜日は登山に出かけるような生活を2年間過ごしました。
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また、2023年10月~2024年2月まではニュージーランドのロングトレイル「テ・アラロア」を108日かけて歩いていました。
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2024年2月からエベレスト街道を歩きはじめる10月まで一切運動していませんでしたが、これらの経験があるので私の歩くペースは平均よりは早いと思います。 登山初心者の方や体力に自身のない方は、上記の表に載せたような私の行程をたどるのはおすすめしません。 基礎体力はもちろんあればいいですが、個人的にはエベレスト街道のトレッキングは歩行距離は長くはないので体力よりもいかに高度に順応できるかが鍵だと感じました。それは出会ったは旅人を見ていてもそうでした。 高度順応においては、高山病の予防薬であるダイアモックス(ゾラマイド)を服用し、水分を多めに接種して身体を冷やさないように心がけて高度順応の日を設けてゆとりのある日程で歩けば高山病になりづらいと思います。 エベレスト街道で出会った現地登山ガイドのイタリア人は「睡眠」「食事」「暖かさを保つこと」が重要と言っていました。

エベレスト街道を歩く準備と持ち物

エベレスト街道を歩くための準備や必要な持ち物を紹介します。トレッキング中にMonjoで許可証の支払いがあるので事前に必須な準備はとくになく、出発するまでに必要な持ち物を揃えるくらいです。

カトマンズ、タメル地区にあるアウトドアショップ

カトマンズのタメル地区には、たくさんのアウトドアショップがあります。基本的にエベレスト街道で必要な持ち物はすべてそろうと思います。売り物はほとんどが偽物で有名なのはノースフェイク(ノースフェイス)です。パチモン(ソロモン)の靴もありました。

カトマンズでビザの延長手続き

カトマンズのイミグレーション

今回はエベレスト街道3パスルートを歩くことから日程が長くなりそうだったので念の為ネパールのビザを延長しました。 インドからネパールへ陸路入国した際に30日間のビザを取得しました。ルンビニにも立ち寄ってカトマンズで数日過ごしたためビザのせいでトレッキングで日数に追われるのは嫌だなと思い、カトマンズのイミグレーションオフィスで15日間のビザの延長をしました。 費用は1日3ドルの最短日数が15日からで45ドルとパスポートが必要です。イミグレーションオフィスにWi-Fiが飛んでいてQRコードを読み取って電子申請をして申請料金を支払いパスポートを預けて受取を待ちます。結構人がいたのと停電にもなったので所要1時間半くらいかかったと思います。 また、電子申請書で電話番号を求められた際にネパールのSIMカードを持っていなかったので日本の番号を書いたけどそれでいけました。 イミグレーションオフィスからタメル地区に歩いて帰る途中でSIMカードは買いました。トレッキングの途中、標高4000m超えたあたりくらいからは電波が入らなくなるがSIMカードは高くないですし買って良かったです。

私のエベレスト街道の持ち物リスト

Zoffの調光レンズが活躍しました

ナムチェ以下の標高で晴れた日中の行動時は暑くて半袖半ズボン、または一枚シャツを羽織る服装で歩いていました。ナムチェよりも標高が上がる4000m以上では長袖長ズボン、気温によってフリースを着ていました。朝晩はどっちみち寒いです。ロッジによっては朝晩はダイニングで暖炉を付けてくれます。 以下が、エベレスト街道を歩いた持ち物です。旅の途中なので無駄なものも持っていました。 ・バックパック、トレイルバムのステディ40L、軽くて丈夫。背負心地はUL仕様 ・トレッキングシューズ、サロモンのローカットの偽物パチモンをタメル地区で購入。たしか、6000ルピーくらい。サロモンならぬパチモンの靴紐はクイックシューレースなのですが紐が緩むし、緩まないように紐を結んで対策をすると紐が細すぎて足が痛くなるのでクイックシューレースの靴は絶対に買わないでください。

パチモン(サロモン)の靴

・アイスブレーカーの靴下、もともと持っていた靴下でゴーキョーくらいで破れたが最後まで履き続けた。メリノウールがいいと思う ・レインコートの上下、上はノースフェイス、下はワークマン ・ダウンジャケット、モンベルのプラズマ1000アルパインダウンパーカ ・ダウンパンツ、モンベルのスペリオダウンパンツ。あれば暖かいがなくても大丈夫だと思った ・長袖のシャツ、ナムチェよりも標高の低いエリアでは歩行時のレイヤリングとして便利だった ・ワークマンのメリノウールの半袖含む、日常着数枚(旅行に必要だったので) ・アイスブレーカーのメリノウールの長袖 ・ワークマンのメリノウールのタイツ ・ユニクロのジョガーパンツ(長ズボン)、標高4000m以上の行動着 ・マックパックの半ズボン ・フリース、macpacのPolartec® Alpha® DirectのNitro Fleece Pullover、薄いけど暖かい。保温着としてだけでなく、標高の高い地域ではアクティブインサレーションとしても大活躍した

Macpac Men’s Nitro Fleece Pullover

・ユニクロのエアリズムのパンツ ・速乾タオル、インド鉄道でファイントラックのナノタオルを忘れてきたのでタメル地区で購入 ・帽子、タメル地区で購入。行動中は常に被っていた ・調光レンズのメガネ、メガネユーザーにはおすすめ
【メガネ民におすすめ】調光レンズで海外旅行やアウトドアがもっと快適になる!!
海外旅行で調光レンズのメガネを使用してみましたがめちゃくちゃ良かったです!夕方以降の暗い時間帯はもちろん社内や屋内ではレンズは透明ですが、日中の街歩きでカラーレンズっぽくなり、特に登山(トレッキング)時やツーリング時にはさらに色が濃くなりサ
・ビーニーとネックウォーマー、タメル地区で購入。最低限どちらかは必要 ・手袋、モンベルのシャーミースグローブ ・寝袋はモンベルの#3、寒さに強い人ならなくてもいけるがあれば暖かく過ごせる。#5ほどあれば大丈夫だと思った。ブランケット追加でもらうこともできました ・ザックカバー ・パックライナー ・トレッキングポール、タメル地区で購入、私は必要なかった ・コンセント、充電器類 ・モバイルバッテリー15000mAh(10000mAhと5000mAh)、標高が高くなると充電が有料になる。スマホ1台500ルピーとか。ディンボチェまでは無料でした ・SIMカード、ディンボチェからWi-Fiが有料、それと同時のタイミングくらいでシムの電波もなくなる。それまでは交渉次第では充電同様にWi-Fiも無料で使えた ・トイレットペーパー ・ハンドサニタイザー、エベレスト街道ではカトラリーは提供される ・行動食、私はスニッカーズ10本と日本からのSOYJOY2本で足りた。飴、配り歩いた ・薬類、高山病の薬や、お腹の薬、ORS(経口補水液)、風邪薬、解熱剤、痛み止めなど、すべてカトマンズの薬局で購入 ・浄水タブレット(アクアタブ)、タメル地区で購入。宿で水だけ無料でもらうまたは、蛇口から汲んでタブレットを入れて30分待つと安全に飲めるようになる ・ミラーレスカメラ ・サブバッグ ・南京錠、部屋のロックに役立った ・チェーンスパイク、ナムチェで購入。使っていない人もいたけど3パス歩きたい人はあったほうがいい

チェーンスパイク(クランポンで現地で通じる)

・ヘッドライト、使わなかったがあったほうがいいと思う ・スマホ、iPhone11 ・ナルゲンボトル、タメル地区で購入、お湯を入れるとカイロになる。 ・ビーチサンダル ・シャンプー類、シャワー浴びるのであれば ・洗剤、洗濯する場合 ・爪切り ・地図としてオフラインマップのMapsme、大活躍 ・現金10万ネパールルピー程度、ネパールはATM手数料が高いので日本円を持ってきていましたが、ダサインと重なり銀行が休みだったため結局ATMから現金を引き出しました。カトマンズの路上にはたくさんATMはありますが、私はタメル地区にあるChhaya Centerというショッピングセンター地下のカジノの前にあるHimalayan BankのATMを利用しました。1度に4万ルピーまで引き出すことができます。ナムチェにはATMもあります。 基本的に、必要な装備は後からナムチェや道中で買えるので安心です。 ガイドやポーターは1日20ドル~から雇えるらしいです。馬も使えます。お金を払えば解決できます。

レンジョ・ラ・パスを馬で乗る人たち

エベレスト街道3パスルートをガイドを雇わず1人で3パスルートをトレッキングした日々の記録

エベレスト街道のどこの区間でどういった景色を見られるのか、トレッキングの様子などを写真と日々の日記とともに簡単に紹介します。参考になれば嬉しいです。

エベレスト街道0日目、Kathmandu~Salleri(Phaplu)by bus

バスの正面衝突による通行止めもあった

カトマンズからサレリへの移動は、なかなか大変な旅だった。早朝、Pathaoのバイクタクシーを使ってバス乗り場へ向かった。早朝でも使えるのは便利だ。 5時発のバスに乗り込む。ところが、バスはなかなか出発しないし少し進んだところでタイヤ交換をはじめたりと市街地から出るのにとても時間がかかった。 隣の席には、唯一の外国人で現地でガイドをしているイタリア人ピエトロが座っていて話が弾んだ。先月の大雨で道が通行止めになっており、迂回するために通常よりも時間がかかるらいく予定では16時間の道のりだった。 バスは夜遅くになっても目的地に着かず、その日はバスの中で寝ることに。日中は暑かったが夜は思った以上に寒く、扉が開きっぱなしで冷たい空気が入ってくる。荷物をすべてバス内(座席の下)に持ち込んでいたおかげで、寝袋を取り出して使えたのは幸いだった。これがなければ、もっと寒さで辛かったに違いない。

バスで車中泊

トイレ休憩は2〜3時間に1度あったが、長時間の移動はやはり体に堪える。それでもなんとかサレリに到着したのは、出発から27時間半が経った頃だった。

エベレスト街道1日目、Phaplu~Nunthala

Phaplu

前日に出発したバスは結局予定通りには進まず、夜を車内で過ごすことになった。それでもなんとか今朝8時半、Phapluに到着。元々サレリまでの予定だったバスが少し先まで行ってくれたおかげで、少しだけ余裕ができた気がする。 Phapluに着くと、大移動で疲れ切った体でカフェに入り、コーヒーとパンケーキを注文。410ルピーという値段が、この道の始まりにしてはちょっと高く感じたけれど、体が求めるものを補給できたので良しとしよう。 寝不足で体は重いけれど、バスで知り合ったイタリア人のピエトロと10時頃一緒にトレッキングを開始する。最初の12キロは比較的なだらかで歩きながらのひたすら話していた。

一緒に歩いたピエトロ

昼前にRingmuに到着。小さな村の食堂でエッグベジヌードルを注文する。トレッキング序盤なのに550ルピーという値段に一瞬驚いたが、このエネルギー補給がなければ先へ進めない。熱いヌードルが体に染み渡った。

大きなサブバッグの持ち運び方を考え中な私

昼食後、道は少し厳しくなり、階段を登る区間が現れた。その後は長い下り坂が続く。疲労が蓄積していく中、夕方16時頃、ようやくNunthalaに到着。 今日の宿は「Shangria Guest House」。ここでは宿代はタダだけど、その代わり食事代を払うという仕組みだった。ピエトロと2人だったけどそれぞれプライベートルームを提供してくれたのはありがたい。 夕食のチキンピザ(700ルピー)は美味しかった。お湯をポットで頼み(150ルピー)、試しにナルゲンボトルに入れてカイロにもしてみた。 シャワーも使えるらしいが、400ルピーかかるので今回は見送り。 一日を振り返りながら、次の日への期待を胸に早めに横になる。これからどんな景色が待っているのか楽しみだ。

Shangria Guest Houseのメニュー表

エベレスト街道では標高に応じて値段が変わるだけでメニューはどこもほとんど同じ。宿によって食べ物の質や量は異なる!

エベレスト街道2日目、Nunthala~Paiya

NunthalaのShangria Guest Houseで目を覚まし、6時半に朝食をとる。ミルクコーヒーとチャパティーとオムレツ。チャパティーでオムレツを巻いてロールにして食べたら、とても食べやすくてよかった。 朝のひとときは穏やかで、のんびりと準備を進めていたけれど、ピエトロとの約束は7時だった。急いで荷物を整え、一緒に他の旅行者と少し話した後、7時10分には歩きはじめた。 Nunthalaを出た直後、早速道に迷った。ピエトロは前回歩いたことがあるはずなのに道が曖昧らしく、2人で強引に進む。こういった道なきトレイルを「モンキーパス」と呼ぶらしい。やがて民家に出て正規ルートに合流し、ひと安心。 そこからはひたすら下り道が続く。降り切ったところで一度お茶休憩に立ち寄ったが、自分は何も注文せず少し休むだけにした。その後、カイコウラへ向かう緩やかな道を進むが、途中から急に階段に変わる。息を切らしながら登り続けると、ブプサの手前でピエトロが「ここで何か食べたい」と言い出す。あと5分歩けば中心地なのにと思いつつ、仕方なく立ち寄ることにした。 Tara Lodgeで昼食をとることに。ダルバートを注文したが、なんとお米を炊くところからはじめている。待ち時間は長かったものの、出来上がった料理はお腹が空いていたからかとてもおいしく感じ、ついつい食べすぎてしまう。ブラックティも飲み、13時40分頃までしっかり休憩した。 再び歩き出すと、また階段や急な登り道が続く。疲れがたまりつつも、15時ごろにはタンダダに到着。ここからさらに登り、ドロドロした四駆用の道を歩いていくと、ようやく今日の目的地であるPaiyaに到着。

タンダダからパイヤの道中

旅仲間がおすすめしていたマウンテンシェルパロッジに泊まることにした。ピエトロもここに以前泊まったことがあるらしく、ギターがあるからここに泊まりたかったらしい。

ギターを弾くピエトロ

宿代は200ルピー、食事代は別。ここもシャワーは400ルピーだったけれど、少し寒かったので浴びるのはやめた。ナムチェバザールに着いたらシャワーを浴びて洗濯もしようと心に決め、早めに床についた。

ピエトロとルームシェア

エベレスト街道3日目、Paiya~Phakding

Paiyaの朝

Paiyaで迎える朝。6時に起きて身支度を整え、6時半には朝ごはんをとる。ハニーパンケーキ、それにミルクコーヒーというシンプルなメニューだけど、甘さと温かさが体に染みて、一日のはじまりにぴったりだった。 7時10分に出発。歩きはじめてすぐ、土砂崩れの区間にぶつかる。山の中を迂回しながら進むが、この区間が思った以上に険しかった。 Surkeまではひたすら下り坂が続く。Surkeに到着すると、ブラックティー(60ルピー)で一息つく。そこで持ってきたクッキーをつまみながら、ピエトロとの最後の時間を過ごすことにした。写真を撮って別れを惜しむ。

ピエトロはアイランドピーク(ルクラ方面)へ向かう

ルクラとナムチェバザールの分かれ道で、ついにピエトロと別れる。しばらく一緒に歩いてきた仲間との別れは寂しいけれど、ここからは一人旅だ。 ゆっくりと歩きはじめたものの、このままでは早くも今日の目的地であるPhakdingに着いてしまいそうだったので、少し手前のSherpa Kitchen Thadokoshiという感じの良いロッジで休憩を取ることに。エッグヌードルを注文し、11時40分頃にゆったりとランチを楽しんだ。 その後、ネパール人のカメラマン、ロビンと出会い、少しの間一緒に歩いた。彼との会話が新鮮で、短い時間だったけれど楽しかった。 13時過ぎにPhakdingに到着。少し先へ進みたい気持ちを抑えて休むことにして今日はTribeni Lodgeに宿泊することにした。宿代は500ルピーで、電源付き、Wi-Fiもそこそこ使えた。

部屋に電源があるのは良かった

だが、宿の暖炉には火を灯してもらえず、夜は少し寒かった。宿の人は「この時期はまだそこまで寒くない」と言っていたけれど、開けっぱなしの扉から入る冷たい風には困ったものだ。 夕食には、ハッシュドポテトにチーズと卵を載せた料理(700ルピー)を注文。ブラックティーをポットでいただき、体を温めながら静かな夜を過ごした。 冷え込みが気になるけれど、これもトレッキングの一部、早めにベッドへ入った。

エベレスト街道4日目、Phakding~Namuche Bazar

朝、7時20分に出発。宿で食べたパンケーキが予想以上に大きく、最後まで食べきれなかった。 川沿いの道を緩やかに登りながら進む。途中に階段が現れるものの、基本的には歩きやすい道。天気は曇り空で、時折小雨がパラつく。少し肌寒さを感じながらも、ペースを保って歩き続けた。 8時45分にMonjoに到着。ここでパーミットの料金所を通過する。料金は1人3000ルピー×2の計6000ルピーを支払った。その後簡単な手続きをして正式にこのエリアへの入山が許可されたことになる。 その後も、ナムチェ直下の階段を登る少し厳しい区間が続いた。疲れが溜まりつつも、ナムチェのチェックポイントを越えると町が見えてきて、11時20分にようやくナムチェバザールに到着。想像していたよりも大きな町が広がっていた。

後日撮影したナムチェ

お昼は日本食レストランTomodachiでカツ丼を食べる。久しぶりの日本食に心が躍り、900ルピーの価値以上に感じられた。ここでアメリカ人2人、フランス人2人、インドネシア人1人の旅仲間と出会い、宿をシェアすることになった。泊まる場所はKhumbu Resortで、3人で1000ルピー。実はみんなソロハイカーだ。

ナムチェバザール、日本食レストランTomodachiのカツ丼

また、これからの道に備えてチェーンスパイク(クランポン)を購入。1000ルピーは予定外の出費だったが、安全代。 夜はシェルパシチューを750ルピーでいただいた。具沢山で温かく、冷えた体に染み渡るような美味しさで気に入った。ホットシャワー(500ルピー)も浴びてすっかりリフレッシュ。

シェルパシチュー

外は天気が悪く、夜には寒さが増してきたので、ブランケットを2枚使って眠ることにした。寝袋はまだ使っていない。

エベレスト街道5日目、Namuche Bazar~Khumjung

朝6時ごろに目を覚まし、窓の外を見ると霧がかかり、景色はまったく見えなかった。一瞬だけ晴れ間が顔を出したものの、ほとんどの時間はどんよりとした曇り空が広がっていた。 朝ごはんにパンケーキを食べながら、今日は高度順応でナムチェに延泊するか、それとも少しだけ進むか迷っていた。ぐだぐだと時間を過ごし、結局11時を過ぎたころにまたナムチェの日本食レストランへ向かった。今回は生姜焼き定食と唐揚げを注文し、唐揚げを旅仲間とシェア。美味しい日本食に満足した。

生姜焼き定食

昼食後、2人は体調不良のため延泊、残りの4人はナムチェを出発してKhumjungへ向かう。相変わらず曇り空ではあったが、歩くにはちょうどいい気温だった。道は基本的に階段の上りが続き、酸素の薄さを肌で感じながらゆっくりと進む。 途中にあるビジターセンターに立ち寄り、ナムチェでのゴミ問題への取り組みやVRゴーグルを使ったエベレスト登山体験を楽しんだ。なかなか充実した内容で、ぜひ立ち寄る価値があると思う。 そこからさらに歩いてKhumjungに到着。ナムチェの宿で勧められていたナマステロッジに泊まることにした。1部屋300ルピーで2人でシェア。Wi-Fiは無料だがかなり遅いがSIMカードの電波はある。電源は無料。オーナーさんは日本に1年住んだことがあるらしく、少しだけ日本語を話せるのが印象的だった。もっとも英語のほうが会話はスムーズだったけれど。

ダイニング

荷物を置いた後、Khumjungのゴンパなどを少し探索した。 どんよりと曇った空の中、雲の隙間から鋭い山の頂、アマダブラムが顔を出したのをを見つけた。この数日、天気が悪くて山の景色をほとんど見られなかった分、その姿が見えた瞬間、とても嬉しかった。 夜ごはんはまたもやシェルパシチューを注文。何度食べても飽きない温かさと優しい味が体に染みる。ナムチェが最後の肉ポイントだと聞いていたが、Khumjungでも肉が手に入るようで、しかもナムチェより少し安いような気がした。 少し体に違和感を感じたので、この夜から高山病の薬を飲みはじめた。寝るときにはブランケットを2枚もらい、冷え込む夜に備える。明日の空が青く広がることを祈りつつ、疲れた体を休めた。

エベレスト街道6日目、Khumjung~Phortse

Khumjung Namaste Lodge

昨晩は夜中に3回もトイレに行った。寝る直前に利尿作用のある高山病予防薬を飲んだのが良くなかった。 朝6時ごろ、仲間たちは景色を見に出かけたが、寒いのが嫌な私はそのまま布団にくるまった。少し遅めに起き、朝ごはんにはチベタンブレッドをいただく。悪くない味だった。宿代や食事(夜と朝)を合わせて1450ルピーと安い。

チベタンブレッド

出発は遅くなり、9時ごろからようやく歩きはじめた。EBCの王道ルートではなく、景色が良いと教えてもらったルートでPhortseへ向かう。最初から登り坂が続く。10時ごろには峠の上にあるStupa Chortenに到着。ここから見えるアマダブラムの姿は美しい。ブラックティーを飲みながら休憩。料金は150ルピー。 「このペースなら余裕でディンボチェまで行けるよね」と話しつつ、峠を下り川まで降りた後、また再び登りがはじまる。 11時過ぎにはPhortseに到着。ナムチェで教えてもらったTashi Friendship Lodgeへ。昼ごはんにフライドライス(700ルピー)とブラックティー(120ルピー)を注文。天気が悪くなってきたので先へ進むか迷っていたが、ここは宿泊するなら部屋代は無料で、洗濯(手洗い)や充電、Wi-Fiもタダとのこと。 午後になると、曇りがちだった空はさらに灰色が濃くなり、景色もぼんやりしてきた。モーガンとブランドンはまだ進むかどうか迷っていたが、私は曇っている景色を見ながら進むより、ここに泊まって明日の早朝、澄んだ空気の中で景色を楽しみたいと思い、宿泊を決めた。フライドライスを食べ終えた後は、せっせと洗濯をした。この宿は洗濯環境が整っていて、洗濯ボールも貸してくれる。

エベレスト街道で最初で最後の洗濯

太陽は隠れてしまったが、夜はダイニングに火を灯してくれるので乾燥できると聞き、一安心。結局、モーガンとブライトンもここに泊まることにしたようだ。14時を過ぎるとアンドレも到着。 夜はブランケットを2枚借り、連日恒例となっているカードゲームをみんなで楽しむ。こうしたトレイルの中での小さな遊びもなんだか楽しかった。

暖炉で服を乾かす

エベレスト街道7日目、Phortse~Dingboche

朝、天気が悪かったので朝食後にしばらく寝ていた。モーガンとブランドンは雨の中で出発。私はアラームもかけずに二度寝してしまい、目を覚ますと窓から陽の光が差し込んできて、外が晴れているのがわかった。このままだとロッジで暇を持て余しそうだと思い、急いでパッキングをして9時に出発。アンドレはのんびりと出発するそうだ。 Phortseを出る際、最初は急な坂道がある。しばらく歩くと、アマダブラムを目の前にしながら歩ける道が広がり、少し心が軽くなる。アップダウンを繰り返しながら進むと、パンボチェを通り過ぎたあたりから団体客が増えて、歩きにくくなった。ショマレに11時10分に到着。 ここでお茶休憩しようかなと思ったけれど、すでにたくさんのトレッカーたちが休んでいたので、また先に進んだ。お腹が少し空いてきて、疲れも感じていたのでスニッカーズを食べながらのんびりと歩くことに。ただ、この標高で食べながら歩くのは結構大変だなと感じた。ショマレを過ぎてからはペースが少し落ちてきた。 ディンボチェには12時半に到着。どこの宿に泊まるか決めきれず、見かけた宿にちらっと聞いて、そのまま歩き続けた。すると、Phortseを先に出発したモーガンとブランドンが窓から声をかけてくれたので、同じ宿に泊まることが決まった。 Khumbu Lodgeに宿泊。部屋代は1人300ルピーで、シングルルームもあった。宿は賑やかで、特にインド系のグループが多く、少し賑やかすぎる感じだった。部屋の前からはアマダブラムがどーんと見えて、贅沢な景色を楽しむことができた。お湯はポットで購入。

部屋から望むアマダブラム

夜ごはんはピザを注文し、食後にチェスをしてゆっくり過ごした。

エベレスト街道8日目、高度順応日 in Dingboche

今日は高度順応(Acclimatizationで通じる)のため、ディンボチェにもう一泊することにした。朝6時半に起きて、朝食にパンケーキを食べながら、今日の計画を考えていた。 高度順応を目的に、近くの山、Nangkartshangにナムチェで出会った3人で登ることにした。標高5000メートルを超える地点まで行けるということで、少しワクワクしていた。 7時40分に出発。登りは町から一番短いルートを選んだが、最初から急で息が上がった。その後もずっと急な坂が続き、途中で何度も息が切れて、なかなか厳しかった。 1時間40分ほど登り続け、ついに頂上に到着。とはいえ、頂上といっても実際には標識がないため、少し手前の地点が実質的な頂上だった。それでも、標高5000メートルを超えたことに達成感を感じた。高度順応のため、頂上で1時間ほど過ごしたが、正直体調はとても良く、気分も爽快だった。

実質ここが頂上

アマダブラムと私

下りは登るときは非常に楽に感じた。下山は1時間ほどで、思ったよりも早く戻れた。

Dingbocheの町

お昼前に洒落たカフェ4410に行こうとしたが、メニューを見るとロッジの方が安かったので、結局ロッジでダルバートエッグカレーを注文した。とてもおいしかった。 その後、ブランドンはアイランドピーク登山のため、先にチュクンへ出発。モーガンと私は再びチェスをして遊んだが、またしても普通に負けてしまった。

エベレスト街道で人生で初めてチェスをする

その後、長い昼寝をしてしまい、おそらく3時間くらい寝てしまった。誰かが「スノーイング!(雪)」と大きな声で呼ぶ声で目が覚めた。 目を覚ますと、アンドレが到着していて、一緒にトランプで遊んだりして過ごした。夜ご飯はシェルパシチューを頼んで、温かい食事で体を温めた。 明日はチュクンに向けて出発!

エベレスト街道9日目、Dingboche~Chukhung

朝起きると、屋根の上や山々にうっすらと雪が積もっていて、ひんやりとした空気が広がっていた。なんだか静かな朝だった。 7時にはチベタンブレッドにハニーを添えて、のんびりと朝食をとる。チュクンまではそれほど遠くないので、急ぐ必要はなく、ゆっくりと準備を進めた。 2泊して会計は5950ルピー。8時半ごろに出発、ほぼ平坦で簡単なトレイルを歩く。 9時55分にはチュクンに到着。サンライズロッジに宿泊することにした。なぜなら宿泊代が無料になったからだ。このロッジでは2泊の予定。昼食にはダルバートとホットウォーターを注文、それだけで1080ルピーと食べ物の値段は上がってきた。 12時過ぎにアイランドピークのベースキャンプ手前の湖に向けて出発。道はなだらかで、風景を楽しみながら歩いていたが、途中で湖が見えないことに気づき、丘を登ってようやく湖を発見。しかし、勝手にエメラルドブルーを期待していたが実際には湖の色はグレー、それはそれでよかった。それでも途中で美しい山々を眺めることができたので満足。

写真に写る黄色い物体がアイランドピークベースキャンプ

14時40分には無事にロッジに戻ってきた。今日は15時半ごろからガスってきて、視界が悪くなり、また16時過ぎには雪が降りはじめて寒さが増してきた。そこまで暖かくはない室内に戻り、トランプやチェスをしながら時間を過ごす。 18時半には夕食。ベジエッグフライドライスとホットウォーターを頼み、1000ルピーで温まった。明日は高度順応のためチュクンリへ向かう予定。

エベレスト街道10日目、高度順応日 in Chukhung

チュクンの朝

朝、ロッジは非常に寒く、目を覚ますと冷え切った空気が部屋に漂っていた。朝食にはシェルパシチューとお湯を頼んだが、寒さがこたえる。 トイレの水が凍っていて、流すために貯めてあった水も凍っていた。不特定多数の人が使う場合、洋式トイレよりも和式の方が良い。お尻が冷たいし、たまにどころかよく便座が濡れていたりして、衛生面でも気を使う。1つ前のディンボチェではトイレットペーパーが300ルピーだった、トイレットペーパービジネスだ。この先はさらに高くなるだろう。 7時前にようやく暖炉に火を付けてくれたけど、火力が弱くて、依然として寒い。なんとか暖を取ろうとしながらも、体が冷え切っていた。こういったときにダウンパンツの存在は大きかった。 8時前にチュクンリに登るため、宿を出発。小さな小川の水も所々凍っていて、寒さを感じながらも急いでも仕方がないのでのんびりと進む。ディンボチェで登った山と比べると緩やかな道だったが、終盤には大小の岩がゴロゴロしていて登りにくかった。トレッキングポール宿に置いてきたのは正解だった。 9時55分にチュクンリの頂上に到達。しばらく写真を撮りながら、持参したスニッカーズとソイジョイを食べて休憩。チュクンリの奥にチュクンセがあるが行く気がしないような道だった。

圧倒的迫力のヌプツェ

10時半に下山を開始し、11時半にはサンライズロッジに戻った。コーラが600ルピーもするのには驚いたが、聞かなかったがここのトイレットペーパーの値段も気になるところ。 昼食に標高が上がるにつれて食べ物の値段が上がり相対的にヤクステーキ(1200ルピー)が安く感じられたので注文。肉は少し硬かったけれど、まぁ良しとして、ポテトを増量してもらった。Khumjungの宿のおじさん曰く、ネパールでステーキとして出されているヤクはほぼすべてバフだという。エベレスト街道だと100%バフらしい。

ヤクステーキ

チュクンだとWi-Fiも充電も有料なので特にすることもなく、チェスをして過ごした。エベレスト街道に入ってからはじめたチェスだがこの日はじめてずーっと勝てなかったモーガンに勝利したのは嬉しかった。夜ごはんはダルバート。

エベレスト街道11日目、Chukhung~Lobuche, via Kongma La 5535m

エベレスト街道3パスの最難関らしいコンマ・ラ・パスだというのに今日から完璧に1人行動だ。 朝食後、今日も寒さを感じながら7時前に出発。 歩きはじめて少しすると、晴れた空が広がり、温かさを感じることができた。途中、道が2手に分かれる場所があったが、左側の道を選択。結局どちらも合流する。傾斜は比較的緩やかで、天気も良く、青空の下で大勢のグループを抜かして進んでいった。 途中で日本に行ったことがあるというガイドと話しながら歩いていたので、時々立ち止まり、少し時間を取られてしまったが楽しい会話だった。顧客が歩くペースに合わせるための暇つぶしだろう。 湖の手前では雪が現れ、チェーンスパイクはまだ必要なく歩きやすかった。 10時過ぎにコンマ・ラ・パスに到達。天気が良く風もほとんどなく暖かかったので、スニッカーズを食べながらしばしの休憩。10時25分に下山を開始。

コンマ・ラ・パス

コンマ・ラ・パスから歩いてきた道を振り返る

コンマ・ラ・パスから見た下山ルート(ロブチェ方面)

今旅で初めてチェンスパイクを装着して雪道を下る。最初は必要ないかとも思ったが、せっかく買ったし滑る可能性があったので装着した。その後、数百メートル進んでから外して歩いた。

チェーンスパイク(クランポンで現地で通じる)

コンマ・ラ・パスから下山して、まもなくロブチェかなと思いきやロブチェへ向かう道は思っていたよりもルートが分かりづらくて長く時間がかかった。ちょっとした迷路のような氷河帯を越える必要があった。気が付けばこの日の先頭にいたのでマップスミーの地図も参考にしつつ、オレンジのマークや旗を頼りに進むと良かった。どこかで見たが「氷河迷宮」という言葉がしっくりくる。

ロブチェ側から見る氷河帯とコンマ・ラ・パス

12時43分にロブチェに到着したが、すでにすべての宿が満室だった。 途方に暮れ、再度一番はじめに聞きに行った宿に「どこも空いていなかったんだけど、どうすればいいのか」と聞くと、渋々シングルルームを提供してくれた。 噂には聞いていたけど、1人旅の旅行者は空いていてもフルと言われるのだ、そこシングルルームだろとは思ったけど。 翌日にゴラクシェプで宿泊する予定だったがこの調子だとフルと言われる可能性が高いので、ここロブチェに2泊することにして明日は日帰りでカラパタールとエベレストベースキャンプを訪れることにした。 とりあえず、1000ルピーで部屋を確保できたので、ほっと一息つけた。

New EBC GUEST HOUSE

ここは暖かくて快適だった。昼飯にはベジヌードル、夕食にはダルバートエッグカレーを頼んでお腹を満たした。

New EBC GUEST HOUSE

ダルバートエッグカレー、1300ルピー

ロブチェの宿のメニュー表

ロブチェの宿のメニュー表

エベレスト街道12日目、Kala Patthar and Everest Base Camp

今日はロブチェから日帰りでカラパタールとエベレストベースキャンプ(EBC)へ行く予定。隣の部屋のおそらくインド人のおじさんのいびきに悩まされ、少し睡眠不足だ。 6時にシェルパシチューを予約注文していたが遅れることを見越して早めに注文したつもりだったが、やってきたのが6時30分と遅かった。これからは食堂に着たら一声かけようと決めた。 7時10分にロブチェを出発。道はほぼフラットで、石が多く散らばっているが、小さな峠というよりも小さい丘を越えていく。EBCのメインルートのためゴラクシェプやエベレストベースキャンプへ向かう大勢の人たちが大勢いて、ちょっとした丘を超える際などは道幅が狭いためなかなか前に進めず、少し遠回りして追い抜くことを繰り返し、体力を消耗した。 8時32分、ゴラクシェプに到着。

エベレスト街道最奥の村ゴラクシェプ

このまま休憩なしでカラパタールへ向けて登りはじめる。途中、ベンチがあり休憩しながら進み、9時50分にカラパタールに登頂。景色は素晴らしい。寒さを感じつつ少し休んでからEBCへ向けて下山を開始。

カラパタールから見るエベレスト

EBC方面では多くの人々が列を作って歩いており、道が細いのですれ違いが大変。中には道を譲っても「ありがとう」も言わずに通り過ぎる人もいて少しムカついた。 11時49分、エベレストベースキャンプに到着。

実はEBCからエベレストはほとんど見えない

12時10分にEBCを出発し、ゴラクシェプへ向かう。 13時10分にゴラクシェプに戻る。ゴラクシェプで物価調査というか好奇心で食べ物などの値段を確認をして、13時20分に出発。

ゴラクシェプの宿のメニュー表

14時30分、ロブチェに到着。今日は標高の高い中で約20キロ歩いたためか、疲れがどっと出て、チキンヌードルスープでエネルギー補給。夜ごはんはシェルパシチュー、量は少ないが水分補給できるのでありがたい。 寝る前にストレッチをして足をほぐし、眠りについた。

New EBC GUEST HOUSE

エベレスト街道13日目、Lobuche~Gokyo via Cho La 5420m

朝食はシェルパシチュー。本日はロブチェからゴーキョーへ向かう。3パスの1つチョ・ラ・パスを越えるべくロブチェを6時半過ぎに出発。 ゾンラまでの道は楽で歩きやすかった。景色も良い。 8時過ぎにゾンラ(Dzomglha)に到着。ブラックティー(200ルピー)を飲みながら、少し休憩。 8時20分に出発。道は基本的になだらかで、局所的に急な箇所があるが問題なく進む。 チョ・ラ・パス直前で雪渓に入るが、チェーンやスパイクをつけていない人が多かった。なくてもなんとか歩けるとは思うが、使わないともったいないので使う。

チョ・ラ・パス直下

10時18分、チョ・ラ・パス到着。頂上には充電スポットがある。

チョ・ラ・パス

チョ・ラ・パスから登ってきた方面を振り返る

チョ・ラ・パス、これから進む方向

10時半チョ・ラ・パス発、山頂直下は急で滑りやすい道を下る。一旦下ると再び小さな峠というよりも丘があり、11時38分に5100メートルの丘を越えた。

Dragnag

その後は歩きやすい下りが続き、12時12分にDragnagに到着。Khumjungで宿泊した姉妹店のタシフレンドロッジでブラックティー(150ルピー)を飲み、12時半に再出発。 序盤は簡単な道だが、途中から氷河帯に差し掛かり、ルートファインディングが難しくなる。コンマ・ラ・パス後のロブチェ手前のような感じで長く感じた。最後の上りが急でしんどかったが、14時5分にゴーキョーに到着。

Dragnag側から見た氷河帯

ゴーキョー側から見た氷河帯

ゴーキョー

ゴーキョーで宿を探すが、どこも満室と言われ、最終的にFitwroy Lodges in Gokyoにたどり着いた。1人でツインルーム使用する予定が、宿の人やガイドからの申し出で逆ルートで歩いているイタリア人のアレックと初めましてで部屋をシェアすることになった。1泊500ルピー。 昼飯にフレンチフライを食べた。夜ごはんはピザを食べながら相席したデンマーク人のおじさんと話し、早めに就寝した。

Fitwroy Lodges in Gokyo

エベレスト街道14日目、5th Lake and Gokyo Ri

ゴーキョーはどこの宿も景色はいいと思うが、ここFitwroy Lodgesもダイニングからは景色が良い。朝食は窓からの景色を見ながらパンケーキとブラックティーを楽しんだ。 本当はCho Oyu Base Campまで行こうと思っていたが、宿の人からそこはただの道に終わりで、景色はそれほど変わらないといわれたので、今日は無難に5th LekeとGokyo Riに日帰りで行く予定。 7時にゴーキョーの宿を出発。道は非常に簡単で、順調に進む。8時半にビューポイントとの分岐に到着し、5th Lekeとビューポイントを見た。

5th Leke

氷河帯とエベレストが見られるビューポイント

帰りは分岐で休憩。9時25分に分岐を出発。

ゴーキョー

10時45分にゴーキョーに戻り、一旦宿に入るが、誰もダイニングにいなかったので、飲み物や食べ物は取らずに少し休憩だけした。

宿から見たゴーキョリの登山道

11時15分、ゴーキョリを登り始める。見た目は急だが、ジグザグの道で、実際にはそこまで急ではない。ただ、途中でお腹がすいてきたため、歩くペースが遅くなり、日本から持ってきていたソイジョイを食べながら進む。たびたび振り返り、ゴーキョーを見ながらのんびりと登った。 12時43分にゴーキョリの頂上に到達。景色は素晴らしく、エベレストも見ることができた。

ゴーキョリ登頂、背後にはエベレスト

13時20分に下山開始し、14時に宿に戻った。フレンチフライとグリーンティーを注文。 もしゴーキョリか5th Lakeを選ぶなら、ゴーキョリを選ぶだろうと思った。 夜ごはんはベジダルバートとグリーンティー。写真は撮り忘れたが、ここのベジダルバートは本当に美味しく、野菜がたっぷり入っていた。 翌日はBig dayにしたいのでしっかりとストレッチを行い就寝。

エベレスト街道15日目、Gokyo~Namuche Bazar

ゴーキョーの朝

朝食はパンケーキを食べ、窓からレンジョ・ラ・パスへ向かう人たちを見ながら出発準備。出発時は6時50分で肌寒くかったが途中からで日が差してきたので心地よい気候に。

Gokyo Lake

最初はなだらかな道で、後半は上りの峠に差し掛かる。馬を使って登る人々が前にいたが、馬がなかなか前へ進まずムチでビシバシ叩かれている様子を見て嫌な気持ちになった。

馬に乗って峠を目指す人々

9時前にレンジョ・ラ・パスに到着。峠からは、エベレストが湖の向こう側に見えた。

レンジョ・ラ・パス

峠には充電器もあり、少し休憩を取る。 反対側は歩きやすい階段が続き、その後は緩やかな登山道が続く。道は気持ちよく、ルンデンまでの道も歩きやすい。くだりでは足に負担がかかり、特に靴がきつい、靴紐が痛いと感じる。靴が足に合っていなかった。 10時50分、ルンデンに到着し、ミルクコーヒーで休憩。ルンデンはとても良い感じの小さな村で、景色も素晴らしく、物価もだいぶ下がった。 ルンデンから先の道は非常に歩きやすく、景色も素晴らしい。風が強くて気持ちが良く、標高が下がったことで少し上りも楽に感じた。徐々に緑も増えていく。

大きなマニ石

人と全然すれ違わないまま13時にターメ(Thame)に到着。ここからナムチェに向かう道が崖になっていて、どうしようかと思ったが、後から来たおじいさんに1mmも言葉は通じないが案内されて対岸に渡ってタモ(Thamo)方面へ歩んだ。

Tahamoへ向かうらしいおじいさん

エベレスト街道のトレッキングは村ごとにいくつものルートがあることを実感。ナムチェバザールへの道も複数あり、確認が大切だと思った。小さな村々を歩き繋げ歩いた。 天気は曇ってきたが15時にナムチェバザールに到着。とりあえず日本食レストランでカツ丼を食べて、適当に見つけたZambala Homeというところに投宿した。1000ルピーで電源付き。ここの宿は団体客もいてしょうがないけど食事もかなり待たされるしトイレも少ないしちょっと微妙だったかも。 30キロほど歩いて疲れたが満足感は得られ、無事にナムチェに到着して安心感も得た。

エベレスト街道16日目、Namuche Bazar~Paiya

ナムチェバザール

ナムチェから下は消化試合感を感じていて、朝食にチョコレートパンケーキを食べてのんびりしてから朝8時15分頃に出発。一度通っている道なのでなんてことはない。 ファグディンで昼食を取る。ブラックティーとポテトエッグを食べて、12時20分に再出発。 途中、気が付けばルクラ方面に進んでしまい道を間違えていたり、ロバの大群とすれ違い待ちにかなりの時間を要した。100頭以上は軽くいたと思う。一生待ち続けるのではと思うほどだった。 その後、15時20分にスルケ(Surke)に到着。実はここが当初の目的地だったわけだが、あまりここで泊まる気になれなかったので先へ進もうか悩んでいた。とりあえずミルクコーヒーを飲みながらどうしようかと考えた。 小雨が降り出し、進むべきか悩んだが、結局進む決断をした。 私はときどき自分を追い込むことがあると感じつつも、今日はスルケまでの簡単な日であるべきだと思いつつ、どこかでこの時間から歩くスリルを楽しんでいる自分がいた。というのも、このエベレスト街道というか山ではで夕方に歩くのはよくない、そう思いつつも歩いてしまった。 スルケからはガスっていて終盤は暗くなる。崖も迂回せず越えて、17時34分にPaiyaに到着。宿泊は以前泊まったマウテンロッジ。お腹ペコペコだったのでダルバートを注文して食べてすぐに寝た。

エベレスト街道17日目、Paiya~Salleri by Jeep

エベレスト街道には満足した。この先は往路で歩いたし節約のために歩くのかという消化試合感が強すぎてジープを利用することにした。ジープに乗っても歩いても金額は変わらず日程を約1日短縮できるくらいだ。 朝9時頃、ジープでサレリに向かう予定だったがジープが来ない。結局ジープに乗ったのは11時。この段階でややジープを選んだことを後悔した。こんなに待たされるのであれば歩いたほうが良かったかもしれないと。 道は非常に悪く社内もぎゅうぎゅう詰めの状態だった。1度途中で乗り換えて18時過ぎにサレリに到着。超疲れたので歩いたほうが楽だったと思う。

ティハールのライトアップがサレリでもあった

サレリについてすぐに翌日のカトマンズ行きのジープを2000ルピーで予約した。予約カウンターはいたるところにある。宿もテキトーに見つけた。宿代500ルピー、晩飯のダルバート代500ルピー。

エベレスト街道18日目、Salleri~Kathmandu by Jeep

朝4時半に出発して17時過ぎにカトマンズのChabahillに到着。道中は休憩は何回もあったし、エベレスト街道からおりたばかりなので物価が安く感じた。 カトマンズに到着するとエベレスト街道にくる前に泊まっていた宿にチェックイン。ネパール全土でティハール中で街はライトアップされており、道にはカラフルな絵が描かれていた。 夜ご飯には、ステーキハウスでエベレスト街道のお疲れ会ということで一人でステーキを食べた。

Everest Steak House

エベレスト街道3パスをガイドを雇わずに歩いた感想

ゴーキョーの景色

2023年頃からネパールでのトレッキングにはガイドが必須になったらしい。標高の高さが一番の問題かと思うが、ガイドを付けたほうが宿の手配や行程などスムーズに進むし、聞くことができるのでいろんな知見も得られるだろう。安心もできるし、さまざまなリスクも抑えられる。ロッジにいるときもお世話してもらっているグループも多く見かけた。 ほとんどの人がガイドを付けていたし、ガイドやポーターを雇うのが一般的で無難だと思う。 ゴーキョーで部屋をシェアしたイタリア人のおじさんはガイドとポーターの両方を雇っていた。彼は私に言った「山の中で常に管理(お世話)されていて俺は捕まっているのかな」。冗談や皮肉も含んでいると思いたいが、少なくとも本当は自分ひとりで歩いてみたかったという羨望な気持ちはあったと思う。それはヒマラヤの大自然に身を置いて、決して短くない日程だからこそそう思ったのだと思う。 予定をあまり固めずに自由気ままに山を歩きたい自分としてはネパールのエベレスト街道やアンナプルナなどでガイド必須になったと聞いたときは悲しかったが、実際にはそれは機能していないのか自然消滅したのかはわからないが、2024年後半の現状だとガイドを雇う必要はなかった。 それに加えて許可書などに煩わしい手間はないし、高度順応の問題はあるがこんなに手頃に大迫力な絶景が連続するトレイルは他にないと思うほどに素晴らしかった。 ネパール特有であろう寝泊まりできてご飯も食べられるロッジがたくさんあるのでテントやクッカーなど持ち運ぶ必要はないので重い荷物を持ち運ばなくてもいい。エベレスト街道は物価が高いとはいえ宿と飯代込で、余裕を持って1日5000円ほどあれば十分ストレスなく歩いていけるだろう。 それも、歩荷の人が重い荷物を運んでいたりロバなどの動物が荷物を運搬しているおかげです。道中で何度もすれ違うと思うし、時には細い道や橋を渡る際に待たないといけないこともあるが、ほんとうに彼らには感謝です。 EBCのメインルートであれば気軽に歩くことができるし、3パスも聞いていたほど難易度は高くなかったので日本で少し登山経験がある人ならば絶景の中で楽しみながら歩けると思います。 個人的にはEBCメインルートよりも、3パスはぜひとも歩いてほしいと思うくらい3パスの景色や雰囲気はよかったです。 山歩きなので瞬間的には辛いこともあるが基本的に体力に余裕がある状態で歩けたせいか達成感はあまり感じられなかったが、それでも前から歩いてみたかったエベレスト街道3パスを歩くことができて幸せでした。 以上、「【エベレスト街道】ガイドを雇わず1人で3パスルートをトレッキングした全記録」でした。 とっても長い記事になってしまいましたが、本記事を最後までお読みいただきありがとうございます。