山好きなみなさん、こんにちは。
秋登山の楽しみの一つに美しい紅葉を見ることがあります。
山と渓谷という雑誌のかつての号に奥多摩の本気「牛ノ寝通り」とあったらしいので、今回は牛ノ寝通りをメインに歩くことにした。せっかく東京から山梨まで行くのに牛ノ寝通りだけだともったいないので大菩薩峠(雷岩)経由です。
※2021年10月23日と11月6日の2回登りました
【奥多摩の本気!?】紅葉期に大菩薩峠~牛ノ寝通り〜小菅の湯
今回の登山ルート
甲斐大和駅8時10分発のバスで今回の登山口である上日川峠(大菩薩)までアクセスできる。
ピークシーズンだと8時10分よりも前に人が集まれば臨時便が出るそうです。実際に7時台の臨時便に乗りました。
登山ルートは、上日川峠→雷岩→介山荘・大菩薩峠→石丸峠→牛ノ寝通り→小菅の湯です。
【コースタイム】上日川峠→雷岩→介山荘→牛ノ寝通り→小菅の湯
10月23日のコースタイム
- 上日川峠(9時過ぎ)
- 雷岩(10時4分)
- 介山荘・大菩薩峠(10時46分)
- 牛ノ寝通り(12時28分)
- 小菅の湯(14時17分)
11月6日のコースタイム
- 上日川峠(8時46分)
- 雷岩(9時48分)
- 介山荘・大菩薩峠(10時43分)
- 牛ノ寝通り(12時20分)
- 小菅の湯(13時58分)
小菅の湯から奥多摩駅方面・大月方面のバス時刻
紅葉期に大菩薩峠~牛ノ寝通り〜小菅の湯まで歩いた様子
これまで東京近郊を中心にいろんな山を登ってきたけれど、大菩薩嶺が100名山だけあって、そして紅葉期ということもあり多くの人で賑わっていました。電車ではなるべく出口に近いところにいたほうが良さそうです。
50分くらいバスに乗車し上日川峠に到着です。※バス料金は降車時に現金払いで1,020円
1,585mの上日川峠はまあまあ寒かった。
山小屋とトイレがあります。ここのトイレは混雑しているので、20分ほど歩いた福ちゃん荘近くの唐松尾根分岐公衆トイレがおすすめです。
上日川峠から福ちゃん荘までは緩やかな登山道です。
福ちゃん荘、皇太子様が休憩されたそう。
ここの唐松尾根分岐から大菩薩嶺近くの雷岩へ向かう方面と大菩薩峠にある介山荘方面へわかれる。
雷岩方面へ向かう。歩いていると、度々人々が後ろを振り返り、雲の隙間から富士山が出るのを今か今かと待っていた。
そんな私も度々振り返り富士山を眺めながら写真を撮りながら歩く。介山荘まではたくさんの人が歩いており、やや混雑気味。
だいたい30分くらいで雷岩に到着。頂上や分岐の標識の後ろでご飯食べたりするのはやめてほしい・・・。
そして、これが雷岩!
天気も良く眺めも良いのでここで写真撮ったりおにぎり食べたり小休止。ペルーの国旗を持つ甲府在住のペルー人ともおしゃべり。
手軽に、こんな素晴らしい景色が見られるのも人気の理由なのだろう。
少しの間、富士山を横目に大菩薩峠(介山荘)までの稜線を歩く。眺めは良い。
大菩薩峠(介山荘)に到着。多くの人々で賑わい、お土産屋や食べ物を買うことができる。
牛ノ寝通りは、介山荘の間を抜けて石丸峠を越えたところにあるので先へ進む。介山荘から先はグンと人が減る。
先程までの開けた稜線とは異なり森道を少しだけ歩く。苔の感じが良い。
今回の登山の目的である牛ノ寝通り
10月23日、歩きだしてすぐに気がついた。ちょっと紅葉期には早すぎたかも・・・。
紅葉しているところを探しながら歩いた。
10月23日では紅葉には早すぎたということがあり、11月6日にリベンジをしたわけではありますが、結論から言うと、11月6日では少し遅かったかもしれません(笑)
11月6日、標高が下がってくれば紅葉しているところは増えたが、やはり遅すぎたか。
バスの時間前に小菅の湯でお風呂も入りたいので先に進む。
無事下山。
山間に囲まれた小菅の村
小菅の村を歩いて小菅の湯へ歩いていると、地元の人から菊芋をいただいた。水で洗えば生で食べられるそうで、癖のないあっさりとした味で登山後には良かった。ありがとうございます!小菅の湯向かいにある道の駅でも販売していました。
小菅の湯に到着。
10月23日は小菅の湯に浸かり、11月6日は小菅の湯でご飯を食べた。温泉は最高でもっと時間が欲しかったくらい。ご飯は普通。
ここで注意点ですが、奥多摩までのバスは意外と混み合うので、座れるように少し前から並ぶことをおすすめします!登山よりも長くて揺れるバスに立って乗車するほうがかなり疲れました(笑)
紅葉期に牛ノ寝通りを歩いた感想
実は1回目の牛ノ寝通りから2回目の間に、乾徳山、鷹巣山を登った。それらの紅葉がとっても美しくて、期待していただけに2回目の牛ノ寝通りの紅葉がちょっと霞んでしまった。
しかし、牛ノ寝通りの紅葉が美しくないというわけではない。落ち葉を見た限り、2回目が少し遅かったのでピーク時に赴けば美しい紅葉を見ることができる。タイミングの問題かもしれない。
牛ノ寝通りを歩くなら、今回の私が歩いたコースが良いと思う。甲斐大和駅からバスで石丸峠へ直行することはできるけど、雷岩へ少し登るだけで美しい富士山が見られるから。
また、牛ノ寝通りは緩やかな登山道で特に危険箇所はない。例えるならば陣馬山〜景信山〜高尾山の縦走よりもほんの少しだけ難易度は高いくらいで、体力のある初心者の方にもおすすめできる。
わざわざ牛ノ寝通りを2回訪れたのも道が楽だと知っていたので何も覚悟をいらずに気軽に訪れることができた。
牛ノ寝通りは、体力の消費度の割には美しい景色を見ることができてのんびりと歩ける登山コースです。最後には温泉もありますし。
紅葉期に一度は訪れてみてもいいのかもしれません!
あー、紅葉のピースはなんて短いんだ…(笑)
以上「紅葉期に大菩薩峠~牛ノ寝通り〜小菅の湯を歩く。」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。