【テアラロア43日目】Bulls

テアラロア - ニュージーランド
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Te Araroa Day 43 Koitiata Camp Ground〜Mt Lees Reserve

2023年12の情報です
1NZD=約90

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【テアラロア43日目】Bulls

Koitiata Camp Groundの朝

昨日は木下にテントを張るのはよくないと知りながら、また同じ過ちを繰り返していた。雨がすぐに止むだろうと思っていたが、予想に反して雨は降り続けた。このびしょ濡れのテントで、今日も眠らなければならないのだろうか。

洗濯のタイミングも見つけられず、ずっとできていない。最後に洗濯したのは、Waitomoと902のキャンプサイトだ。基本的に天気が悪いか、キャンプサイトに着くのが遅いかのどちらかで、洗濯の機会がなかなかない。

Koitiata Camp Groundを6時半に出発した。キャンプ場の注意書きには、ビーチの道が水に浸っているため、キャンプ場の道をまっすぐ進むことを勧めると書かれていた。その通りに進むと、草が生い茂っており、靴はすぐにびしょ濡れになった。歩きにくい道を進んでいく。

ビーチと並行して砂浜を歩くが、雨はまだ降り続き、景色も冴えない。今日は意外としんどい日になりそうだ。海から吹き付ける風が小雨を横から吹きつける。雨は強くないが、カッパはすでに濡れている。黙々と歩き続ける。

8時ごろ、雨は上がり曇り空になった。このまま雨が降らないといいのだが。ビーチ歩きが終わり、トレイルに入る。草が生い茂るトレイルは、先ほどまでの雨でびっしょり濡れており、下半身がびしょ濡れになる。

ビーチ歩きではカッパと傘で守られていたが、この草のトレイルではそれが避けられない。ちょうどビーチ歩きが終わってレインコートも脱いだところで、びしょ濡れになった。靴ももちろん濡れており、これはしばらく乾かないだろう。ウェリントンまで乾かないかもしれない、と苦笑した。

トレイルを抜けるとロード歩きに変わった。時々雨が降っていたが、途中から完全に曇りになった。日は差していないが、雨は降らなさそうだ。それだけでも嬉しい。しかし、びしょ濡れの靴や靴下で歩き続けると、靴擦れや水ぶくれのリスクが高まる。おそらく新しい水ぶくれができるだろう。

Bullsの手前で、道を車に譲ったところ、窓から手が伸びてきてピーナツバターとバターを塗ったパンをくれた。あまり嬉しくはなかったが、食べるしかなかった。車に気をつけながら車道を歩き続けた。

Bullsに到着。

Bullsの町全体、家や看板などが牛のデザインで統一されている。牛のゴミ箱、牛のペイント、どの店も牛をモチーフにしている。

せっかくなのでBullsでハンバーガーショップに立ち寄り、120グラムのビーフハンバーグが挟まったビーフバーガーのコンボを16ドルで購入。靴を脱ぎ、足と靴下を乾かしながら食事をした。

Bullsの町を出て、細い橋を渡る。歩道は右側にあるので、こちらから渡るのをおすすめする。

舗装された道を進むが、2車線で白線の内側が狭いので注意が必要だ。時折止まりながら歩いた。

Mt Lees Reserveに到着すると、まずフライシートを乾かす。

いい感じの芝もあったが、朝の濡れたテントを撤収するのが面倒なので、メインの建物の横の建物の中にテントを張った。鳥にフンをされないといいのだが。

Mt Lees Reserve

電波はあるが強くはない。トイレや飲み水もある。Koha(寄附)の箱があったので心ばかりお金を入れた。

明日のパーマストンノースで泊まる予定のトレイルエンジェルにメッセージを送って、いつもの日清のラーメンを食べて寝た。

ニュージーランドで一番美味しいラーメン

Tシャツの後ろの丈が破れているのを発見

歩行距離約42キロ