【テアラロア69日目】St Arnaud 〜 John Tait Hut

テ・アラロア - ニュージーランド
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Te Araroa Day 69 St Arnaud Alpine Lodge 〜 John Tait Hut

※2023年12月の情報です
※1NZD=約90円

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【テアラロア69日目】St Arnaud 〜 John Tait Hut

トレイルバムのステディ

リッチモンドのセクションが終わって、今日からはネルソンレイクスのセクションがはじまる。アンジェラスハット経由で進む予定だったが、悪天候により、正規のTAルートで歩くことにした。

ボイルビレッジにフードボックスを送っていないのでハンマースプリングへリサプライに行くと話していると、「約20日間、山の中を歩き続けるなんて経験はないぞ」のようなことを北島のピロンギア以来の再会をしたデイビットが言った。

NOBO(北上)のハイカーから聞いた話では、ハンマースプリングスの温泉は観光客向けで、かなり高いらしい。その一方で、ボイルビレッジの先には野湯があると聞いた。ハンマースプリングスに立ち寄らず、このままトレイルを進むのも悪くないかもしれない。

また、デイビットに「あと2ヶ月で旅が終わる」と言うと、デイビットは「俺は多分30日くらいで終わる」と静かに答えた。少し寂しい気持ちがこみ上げたが、南島のトレイルはまだはじまったばかりだ。そんなデイビットは歩くのは早いけれど天気で0dayをたくさん取る。

これからもそうだが山岳セクションでは食料が限られているため、一度歩きはじめたら止まることは許されない。南島のトレイルは、まるでジェットコースターのようだ。

9時を少し過ぎてビジターセンターに到着。9時からだと思っていたら8時から開いていたらしい。そこで25ドルのハットチケットを購入し、9時20分に出発。

湖沿いの樹林帯を歩く。雨上がりの影響で足元は滑りやすく、泥に足を取られた。案の定、一度滑ってしまった。いくつか川を渡り、進む先にはLakehead Hutが見えてきた。

12時前Lakehead Hut着、12時40分発

草原に出ると、空は晴れ渡り、太陽が強く照りつけていた。

時折樹林帯に戻ると、泥まみれの道に戻り、次第に疲労が溜まっていく。降り続いた雨のせいで、足元はぬかるんでいた。

John Tait Hutに到着。予想以上に大きなハットで、トイレも2つ設置されていた。

John Tait Hut

翌日に撮影

バックカントリーのスクランブルエッグを初めて食べてみたが、日本の日清カップラーメンに入っているたまごの味がした。本物のスクランブルエッグには程遠い、チープな味わいだったが、悪くはないかもしれない。

ニューワールドで買ったおかきにマヨネーズをつけて食べてみたら、これが意外と美味しかった。

ニューワールドのおかきとマヨネーズ

歩行距離約25キロ