カラーシャからチトラール経由でペシャワールへ行く

パキスタン
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こんにちは!

アフガニスタンへ行くためにカラーシャからペシャワールへ移動します。

せっかくルンブール谷のカラーシャ族のこどもたちと仲良くなれたと思ったのに、たった一日で去る。「行かないで」と言ってもらえて嬉しかったし、急ぐ必要もラマダン以外の理由はないのだが先へ進む。

ぼくはあくまでも旅行者だ。そして、アフガニスタンに行ってみたいのだ。

ルンブール谷のカラーシャ族のこどもたち

カラーシャからペシャワールへ移動

ルンブール谷の朝

昨日から風が強かったり雨が降ったりで天気がくずれていた。朝起きると、やはり雨が降っていた。夜中から降り続いているらしい。

もうこんなことならそのままチトラールも滞在せずにペシャワールへ行こう。

それに、雨で道が悪くなりブンブレットに行ったら戻ってこれなくなるかもとも言われた。もともとブンブレットは日帰りでチトラールで一泊もありかなと考えていた。雨だから町歩きも楽しめない。

うん、ペシャワールへ行こう!

 

朝615分ごろに宿の前にバンがやってきた。

チトラール行きのバン

パキスタンでは結構あることなんだけど、忘れた荷物を取りに行ってあげたり、乗り遅れた人を迎えに行ったり、待ってあげたり、本当に優しすぎると思う。そのせいで到着が遅れるんだけどさ。

たまに時間通りにいかないことにイライラしてしまう自分の器の小ささはダメだ。もっとパキスタンの人たちみたいに寛容になろう!

 

2時間くらいでチトラールのバスターミナルへ到着し、すぐにペシャワール行きのバスを発見!

チトラールからペシャワール行きのバス

チトラールからペシャワール行きのチケット

  • 料金は1050ルピー
  • 出発時間は9時半発
  • 所要時間はインシャアッラー(と言われた)

パキスタン人は結構「インシャアッラー」と言いがちなんだけど、聞くと不安になる。

できれば、明日パキスタンを出てアフガニスタンだ!

旅の終わりが見えてきた。

基本的に旅中は音楽を聴かない無音野郎なぼくだが珍しくバスの中での音楽を聴いている。窓の隙間から入ってくる冷たい風を感じながら。(ちなみになんの曲を聴いたかは忘れた)

 

途中の町ドローシュで休憩だ。そう、ペトロ休憩。

そして、トンネル待ち。多分1時間くらい待った。なぜ開通の直前にならないと知らせることができないのか。5分ほど前に教えてくれればいいのだが。いつもそうだ、長く待たされて突然出発する!

チトラールからペシャワールの道中

バスの中でタバコを吸う人がいて、誰かが注意をする。それだけでなぜこんな長い話し合いや言い合いになるのだろうか。わからない。めちゃくちゃすごい言い訳しているんだろうな(あくまで想像)

トンネルを抜けると前日の雨のせいでか、土砂崩れが起きていたりと、ドロドロで路面状態が悪くて片側通行になったりしていた。スタックもする車もあった。

さすがこのバスは日本製なだけあって強かった!

 

飯休憩で食べたプラオがうまかった!!!

休憩で食べたプラオ

15時過ぎにディールを通過する。ディールはいい感じの町だ。斜面に沿って家々が並ぶ渓谷なんかを眺めた。

ディールから電波が入るので山道でスマホをいじりすぎたら若干酔った。

検問もちょくちょくあった。

パキスタンではよく優しさの押し売りというか傲慢な優しさを感じることがある。通路を挟んだ隣席のおじさんか、飲み物とかお菓子とかをくれるが断ると怒るので・・・少しもらう。

 

移動中にイスラマバード発アフガニスタン行きの飛行機のチケットを取る。値段はずっと同じでたしかカームエアー(Kam Air)で125ドルくらいだった。

アフガニスタン行きを思い「購入」を押した瞬間に急に圏外になりやがった!!!

が、奮闘の末、予約完了だ。

そして日本行きのウズベキスタン航空(タシュケント~成田)がなぜか片道で取れない。

お前はまだ旅をやめるなってことなのか。

 

そんなことを思っていると、急に城が出てきた!と、すかさず写真を撮ったら警察署だった。バスの中の人にちょっと怒られる。

検問らしかった

バスの休憩で祈る。パキスタン人の男たちはおしっこは相変わらずその辺で座ってする。

休憩時に撮影

22時過ぎにペシャワールに到着!

ペシャワールに到着

これまで2回ペシャワールに来たことがあるし宿の目星も付いているので焦る必要はない。まずは晩飯を食べよう。

バスターミナルの近くの屋台で食べたが、これが正解だった!!!

ペシャワールの屋台で晩飯

美味しい熱々のキーマカレーが100ルピーでナン付きだった。約80円だ。

キーマカレー

そして路上に御座があっていい感じの雰囲気だ。平成とパキスタン最終夜にふさわしい。

ペシャワールの屋台で

歩いていけるけど疲れたし、念のためにリキシャに乗ってAmin Hotelへ。50ルピー。

【宿情報】ペシャワールで泊まったホテル「Amin Hotel Peshawar」は清潔でWi-Fi付き

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。