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【パミールハイウェイ自転車旅行7日目】「君にとっては恐ろしい風だよ」

おはようございます!

パミールハイウェイ自転車旅行7日目です!

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パミールハイウェイ自転車旅行7日目

オシュで自転車を買うところから

オシュで100ドルの自転車を買う!~パミールハイウェイ自転車旅行準備編~

 

10日間の旅と準備の様子をまとめた記事はこちら

パミールハイウェイ自転車旅行ざっくりまとめ!

 

パミールハイウェイ自転車旅行7日目

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パミールハイウェイ自転車旅行7日目

ムルガブ→Alichur村手前12キロの民家、走行距離91キロ

 

キルギス時間の7時に起きた。ここの地域ではキルギス時間を使っているらしく、朝飯が7時からと聞いていたので食堂へ向かう。しかし、7時半になっても朝ごはんは出てこなかった。はやく出発したいのに。

遅れて朝ごはんがやってきた。目玉焼き、パン、チャイでした。

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朝飯のカロリーが低いので、ジャムと固いバターをそのまま食べた。カロリー重要!

 

今日は約100キロ漕がないといけない!風ない午前中に40キロほどのぼり、午後からは降る感じのイメージ。また4000mごえの峠がある。ムルガブは標高約3600mほどなのでのぼり基調だ。

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正直、ムルガブまでたどり着けたら、もうあとのパミールハイウェイもいけると思っていた。なんたって、俺は4655mの峠も超えてきたんだ!

しかし、ぼくは知らなかった。パミールの最大の難関は標高でも未舗装でもなく「気まぐれな強風」ということを。味方に付くこともあれば、ものすごく苦しめられることもある。

 

今日はそんな風に悩まされた苦しめられた日

 

ムルガブから出るとチェックポイントがある。

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その後すぐに急な坂が2つあって、それからはなだらかな道が続いた。

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すると、前方からかなり軽装な地元民がやってきた。

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後ろの荷台にペットボトルの水はあるけれどそんなものなのか(笑)

パミールハイウェイといえども彼らからすると近所なのかな。

 

それからも自転車を漕ぎ続け、

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Mamazairという集落?には順調にたどり着いた。

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なんとなく、宿泊できそうな雰囲気。休憩はせずに先を急ぐ。

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そして、うすうす風が強くなってきているな~と感じていたのですが、この先はめちゃくちゃ強風でした!!!

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あ、もちろん逆風です!

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牛飼い?とすれ違ったが、彼らはどこまで行くのか。

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漕いでも漕いでも7~10キロ前後ほどしか出なかった。本当に前に進まない!

緩やかな上り坂と下り坂のはずが、上り坂と激坂に感じた。

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すれ違ったチャリダーたちは自転車を漕がなくてもビューンと進んでいて「最高の風さ!でも、君にとっては恐ろしい風だよ」とニコッと嬉しそうな顔をしていた。

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この風はいやだけど、漕ぐしかない。

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トラックもよく隣を走る。風が強すぎて車の音も聞こえないレベルだった。

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途中、ユルトを見つけたが、なぜか先を急いでしまった。今思えばここのユルトに泊まるのがよかったかもしれない。

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一度通りすぎたところには戻りたくはない。それはチャリダー誰もが思うことだと思う。風は時間とともにどんどん強くなっていった。

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Alichur村にはゲストハウスも商店もあるらしい。多少無理してもたどり着きたい。あと20キロもない。

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スムーズにいけば20キロなんかはやければ1時間、遅くても1時間半で着くはずなんだけど、風が強すぎて前に全く進めなかった。そして体力も削られる。

 

必死に漕いでも時速5キロ前後だった。歩くのと変わらなかった。

 

強風でどこもキャンプできそうな場所はない。何より標高4000mを超えるのでキャンプはきつい。

 

あとAlichur村まで12キロほどのところで民家が見えた。もうここの後ろにテントを張らせてもらうしかない。

 

ぼくの心が完全に折れていた。ハンガーノック、エネルギー切れだった。もう倒れこみたかった。

 

このままAlichur村へ向かえばこのペースだと日が暮れる。押して行っても12キロなので3時間もかからないかもしれない。しかし、標高4000mの暗い中でそんなリスクを負う必要もない。

 

民家にいたおばちゃんにジェスチャーで「家の裏にテントを張らせてくれないか」と頼んだ。

 

「この先の村に行きなさいよ」と言われた。

 

そりゃそうだ。12キロ先に村があるんだから。でも、ぼくはもう無理だった、フラフラだった。

 

すると、おばちゃんは「外にテントを張るのではなく中へ入りなさい」と言ってくれた。

 

言葉は通じてはいないけど、ぼくは救われた。ものすごい疲労とエネルギー切れ、日焼けなどにやられ倒れこんだ。しばらくは動けなかった。そして、中で寝ていいよと言ってもらえた。ほんとうに助かった。

 

結局アルチットの12キロ手前の民家に泊めてもらった。

 

晩御飯もシェアさせてもらって本当に助かった。

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自分が未熟すぎて嫌になった。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

でわでわ。