【テアラロア44日目】カウントダウンのエコバッグ

テアラロア - ニュージーランド
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Te Araroa Day 44 Mt Lees Reserve〜Palmerston North

2023年12の情報です
1NZD=約90

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【テアラロア44日目】カウントダウンのエコバッグ

昨夜は建物の中にテントを張ったおかげで快適な睡眠を取ることができた。身体もよく休まっていたと思う。

テントから出ると強い風が吹きつけてきた。寒さに震えながらダウンジャケットとダウンパンツを身に着け、ゆっくりと朝の準備を進めた。

朝7時前に出発した。天気は快晴だったが、風が非常に強く、体感気温は低かった。

路肩が狭い道を歩きながら、眠そうに走る車に気をつけ、道路脇に避けて車が通過するのを待つことがしばしばあった。

カーブの多い道では、できるだけ車から見える位置に移動し、事故を避けるために細心の注意を払った。ニュージーランドでは動物がよく轢かれている光景を目にするが、そうならないように祈るばかりだ。

フィールディング(Feilding)の外れに着いたときには曇り空になり、風は相変わらず強かった。地元の人々が半袖ではなく、フリースやパーカーを羽織っているのを見ると、やはり寒いのだと感じた。気温は15度、風速は30メートル以上だった。

フィールディングからパーマストンノース(Palmerston North)までは線路沿いの道を歩き続けたが、道路側のあまり整備されてない荒れたトレイルもあって思うように進まなかった。

バニーソープ(Bunnythorpe)の手前でも草が生い茂ったトレイルを通らなければならなかった。ロード側のトレイルを歩くのならば今日はロード歩きだけで済ませたかった。

バニーソープに到着すると、そこには公衆トイレとベンチがあり、小さな商店とオシャレカフェがあった。

バニーソープ(Bunnythorpe)

ベンチに座り、DOCのバックカントリーハットパスの6ヶ月分をオンラインで購入した。直接オフィスで購入する必要があると思っていたが、クレジットカード払いの120ドルで簡単に済んだ。Pass Numberが重要でとりあえずスクリーンショットして印刷はしていない。今後、ハットで何回も記帳はすることはあるが提示を求められたことは一度もなかった。

BackcountryHutPass

商店でチップスを買ったが期待していたほどの量ではなく4ドルは高く感じた。今後は必要な時以外は小さな商店には行かないようにしようと思った。

パーマストンノースまでの道は舗装されていると思っていたが、道路側トレイルを歩かされることになった。畑や小さな牧場の一部ような場所を通らされ、何度も柵をまたがなければならなかった。

途中からはトレイルから外れてパーマストンノースの中心地の広場(i Site)へ向かい時間を潰すために休憩した。トレイルエンジェル宅に泊めてもらうのだが彼らも山に登りに行っているらしく帰りが少し遅くなるとのことだ。

パーマストンノースの後の通称タラルアレンジ(Tararua Forest Park)が北島1番の難所らしく、Faroutだけ見てトレイルノートなど読んでいないのであまり理解できていなかったがPack’nSaveで50ドル分の食料を補給した。結果的に足りたがあと1,2泊分はあったほうが安心感はあると思った。人によるが10日分担いでいる人もいた。

タラルアレンジの食料5,6日分

さらに私はカウントダウンというスーパーのエコバッグが好きで1つ買い足した。

カウントダウンのエコバッグ

このエコバッグは個人的に軽くて丈夫で防水性にもある程度優れ宿泊時には荷物も整理できるので便利に感じていた。エイジングを楽しみ、自己流だけどザックの上に取り付けるなど装備を工夫すること、ロングディスタンスハイキングの醍醐味だと思う。

1ヶ月半前にニュージーランドに来た初日に買ったエコバッグが破れて壊れる前に新しいものと並行して使う予定だ。2つあるといっそうと便利だった。

トレイルエンジェルのPaula & Brian宅に向かう途中、夜ごはん(と朝ごはん)としてドミノピザでペペロニとビーフ&オニオンのLサイズ2枚を購入した。値段は14ドルだった。

彼らの家に到着すると、遅い時間だったため行動着だけを洗濯させてもらった。靴下だけ洗ったりもしたけれど最後にちゃんと洗濯機で洗ったのはワイトモYH以来で、約2週間ぶりだった(笑)

彼らもかつてバックパッカーであり、いろいろな興味深い話を聞かせてもらった。ちなみにKoha(寄附)で30ドル、離れの個室を使わせてもらった。

この日は約35キロを歩いた。