ミンガラーバー(ミャンマーのあいさつ)
ヤンゴンから鉄道でピイにやってきました。
ピイはヤンゴンの北西に位置し、エーヤワディー川に面した町です。滞在した感想としては「ええ感じの田舎町」でした。
ピイにやってきたものの、ピイに何があるのか、ピイの観光名所のようなところを調べていなかった。
ぼくはいつも観光地には行かず、その辺をふらふらと歩いて写真を撮ったりしているだけだ。ただただ、散歩して人々の日常の生活などを垣間見る。
効率よく、うまく旅をしたいなんて思う時もあるが、もともと旅にはそんなものは必要ないのかもしれない。ぼくは現代的なスマートな旅よりも、昔ながらのロマンを感じる旅をしたい。だから、陸路にもこだわる。
エーヤワディー川沿いを歩く
到着した翌日、朝ごはんを食べてから何となくエーヤワディー川へ向かう。道中には遺跡級の建物もあった。
思っていたよりも川幅が広いエーヤワディー川。対岸も気になった。
エーヤワディー川沿いを北へ歩く。
大きな木には神棚があり、下にサイカーが停まっている。
また、少し歩くとタナカの露店がたくさん出てきた。※ミャンマー人は顔に塗る
川沿いに「横浜」という日本語で書かれたレストランもあった。
ミャンマーは日本語を勉強している人々がたくさんいて、実際に日本語学校(塾のような)も見学させてもらいました。
次第に、青空市場が道路に広がる。
やはり、ミャンマーのいいところは人々の素朴さがある。見ず知らずの外国人(しかも男なのにロン毛)に対しても優しく受け入れてくれる。
ダボンヤイロヤマラ(写真撮っていい?)
もうピイではほとんど英語は通じない。ミャンマー語を少しだけ勉強していてよかった。
ミャンマー旅行・旅で使えるミャンマー語(バックパッカー向け)
エーヤワディー川に面する住宅街
青空市場を越えて、テキトーに歩き続けた。
川沿いの住宅街へ続く道を見つけた。
実はここを歩くのには地味に勇気がいる。
その先は住宅街であり、ピイに住む人々の日常があるからだ。そこに不審者みたいなロン毛の外国人がふらふら~っと歩いたらどうだろう。
でも、やっぱり気になるので歩いてみるしかない!
川沿いにあり、浮きなどで増水した時のためか、高床式の家々が並ぶ。異国の光景だ。
インドなどではこういったところでは子供に囲まれたりして少しめんどくさかったりするのだが、ミャンマーだと適度な距離感を保ってくれる。
ぼくが自分から話しかけるくらいがちょうどいい。
もう一度歩いたとき、旦那さんと遭遇し家族写真を撮り直し!
高床式の下には豚小屋がある。
セパタクローのコートに洗濯ものを干している。
ちなみにこの動画はピイの町中で見たセパタクロー!レベルが高い!!!
住宅地に高台があり、上らせてもらった。
そんなに高さはなかったので、住宅街を一望というわけにはいかなかった。
ピイの中心部を歩く
川沿いの竹柵で囲まれた高床式の集落ではない、ピイの中心地付近の建物。
ピイの中心地にはケンタッキーもあった!中に入っていないので価格帯はわからないがミャンマーでは中級、ピイの中では高級レストランにあたるのだろう。
冷凍のフライドチキンを食べなくても、ミャンマーでは捌きたての新鮮なチキンを食べることができるので、ファーストフードにあこがれをいただいている層にしか需要はなさそうだ。
ヤンゴンではまだしも、ピイではなかなか難しいだろう。
ピイ中心部にはモスクがあった。
ミャンマーでイスラム教と思い浮かべるのは、やはりラカイン州で問題になっているロヒンギャ問題だろう。
ピイの町で何人かビルマ族のイスラム教だろうなという人々は見かけた。ミャンマーには少数ながら周辺国の人々も含めイスラム教徒がいる。しかし、国民の大多数を占める仏教徒によるイスラム教徒の差別はなくならない。
歩いていると、線路沿いに当たったので少しだけ歩いてみた。
素朴な人々の生活が見られた。
シェーンサンドン・パゴダ
ピイには観光名所のようなところはあまりないと思うが、街の中心地の高台には大きなパゴダがある。
シェーンサンドン・パゴダ、ミャンマー語ではရွှေဆံတော် စေတီတော်မြတ်ကြီး
パゴダまでの長い階段が続く
上った先には光り輝く黄金のパゴダがあった。
さっきまでいた川沿いの住宅街とはまったく違った雰囲気だ。
やはりミャンマーの人々の信仰心は厚い。
高台なので、遠くに夕日が見えた。
シェーンサンドン・パゴダ(Shwe San Daw Pagoda)の場所
適当に飯を食べて一日を終えた。
明日は自転車を借りてエーヤワディー川の対岸に行ってみようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。