タシデレー!(チベットのあいさつ)
東チベット、亜青寺(アチェンガルゴンパ)2日目。
今日はなんと、日本語ペラペラの女僧侶メトちゃんとデートです!
そんな今日、ジーパンの股間部分が大きく破れていることに気が付きました・・・。
ノープロブレム!!!
ニーハオトイレが一般化されている東チベットでは多分、誰も気にしない!!!
そう自分に言い聞かせた・・・。
アチェンガルゴンパで尼さんとデート!?
朝、待ち合わせ場所に向かう。
ぼくのほうがはやく到着していた。
「待った!?」
「いや、全然待っていないよ。今、着いたところさ」
というような、会話にはならなかった。
メトちゃんは満州出身の中国人。中学時代から日本に10年ほど住んでいて、日本語ペラペラ!両親は日本で暮らしているらしい。
せっかく、この日本語が通じる機会なので、いろいろ質問をしてみた。
ちなみに、ここ亜青寺の人口は1万人くらいだそうだ。
メトちゃんに聞いたこと
- なんで尼さんになったの?
- 普段なにしてんの?
- 恋愛事情は?
- ご飯は?肉食べたい?
- みんないいスマホもってるけど、お金持ちなの?給料は?
- 中国人嫌い?
- 今後は?
Q.なんで尼さんになったの?
A.逃げ!
日本で派遣とかで働いていたら鬱になったらしく、そのときチベット仏教に出会ったらしく、だんだんはまったとのこと。
チベット人では出家することはいいことなんだけど、中国ではいいことではないらしいから親には事後報告。
ちなみに、アチェンガルゴンパは3年目だそう。
Q.普段なにしてんの?
A.カメラ部で広報活動。写真を撮るのが好きらしい。最近ドローン買った。
チベット人と中国人は教育がわけられているらしく、チベット人は授業がある。
聞いた感じ、お経を読んでいる。
Q.恋愛事情は!?
A.恋愛はダメ!
公共の場で話すくらいはいい。一緒に歩いたりデートは禁止!
え、、じゃあこれはデートじゃないのね・・・。
Q.ご飯は?肉食べたい?
A.家にキッチンがあって自炊している。
肉食べたいそうだ。(ここはベジエリア)
僧侶が肉食べていいのかは確認してない。
Q.みんないいスマホもってるけど、お金持ち?給料は?
A.給料はかなり低いらしい、生活ができるくらい。
チベット人は家族からお金をもらっている。日本でも販売されている漢方の薬、冬虫夏草をとるだけで1年余裕で暮らせるらしい。
iPhone率が高いのはジョブズのおかげ。彼は善が好きで、iPhoneがチベット語対応している。だから、高くても買うらしい。
Q.中国人(政府)嫌い?
A.私は中国人。
ここを管理はされているけど、一概に嫌いとは言えない。
そのかわり援助を受けている。3年くらい前は電気がなかった。物質的な援助もあり豊かになっている。
でも、わたしたちは仏教を学びたいだけなんだって。
Q.今後は?
A.わからない。でも、ほかのところへ行くつもりはない。
今はただラマの側にいれればいい。
※亜青寺のラマ
6日後に備えたホウエイの準備があるので、ゴンパへ移動する。
ブルーシートと花道はラマのためらしい。
ラマはブルーシートの上を歩き、みんなは左側を歩く。
ぼくはいまいちラマのことについて知らなかったのだが、簡単に言うと、メトちゃんのいうラマはここアチェンガルゴンパの代表だ。
お手伝いしながらいろいろ教えてもらう。
中では、多くの人が作業をしていた。
美術部らしい。
実はこの飾りはバターに色をつけているらしい!
許可を得て、触ったら柔らかいし、匂ってみたらヤクのバターの香りがした。
荷物を一緒に運んだりしながら、見てまわった。
亜青寺を散策する。
いったん、メトちゃんと別れて、亜青の町を散策する。
橋の向こう側は尼さんの家々があって、男子禁制なんだけど、外周は通っても大丈夫だそうなので、行ってみる。
晴れだと、景色がきれいすぎる!
上の写真、奥に見えるのは座禅する小屋だそう。
タルチョもきれい!
この島の外周以外は男子禁制
ぼくが行くことができるのはここまで。
尼さんの家々があるということは、男たちの家々もあるので行ってみる。
このエリアは自由に散策できた。
夕方、メトちゃんとまた約束をしていた。
時間があったので経堂へ。
メトちゃんと合流。
今日、ラマに会えるかもしれないらしい。
大したお布施は渡せないので、白い布を買う。
ラマ待ちの人々
ラマがやってきた。
100元札を大量にお布施する人たちもいた。
ぼくもあいさつをして、お土産をもらった。
正直に言うと、あまり知識なくてわからなかったが、チベットの仏教、そして、ラマがどれだけ絶大な信頼を受けているのかなど身をもって体感することができた。
ありがとう、メトちゃん。
東チベットにきてよかったなーと思った。
相変わらず薄い感想だな、俺・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。