ビシュケクの南旅館には怪奇文章があります。
ある方が「ケツなめ外交」というパワーワードを残して去っていきました。
※ぼくが見聞きした情報、他の宿泊者からの情報より
クソが好きなおじいさんの話
朝起きると、F氏がある巻物を持っていた。
ぼくはすぐにそれがあのおじいさんからの手紙だとわかりました。
巻物を開くと、コピーした紙に書かれているメッセージと100ドル札、1万円札がありました。
ぼくは悟った。
あのおじいさん去ったんだ。
あのおじいさんとぼくの出会いは南旅館のバルコニーだった。
おじいさんは基本的にバルコニーに滞在している。ずーっと座っている。ベッドで寝ることはせず座ったまま寝ている。シャワーは決して浴びない。トイレはたまに行く。中国の新疆でホームレスと間違われもらった腐った食べ物を夏のこの時期に常温で保管してそれをちびちびと食べている。市場では落ちている野菜を拾って噛り付く。食べ物をあげようとすると拒まれる。日本語は話せるが会話が成り立たない。イシククル湖で転んでけがをしてそのまま寝転んでいたら風邪を引いたらしい。そのせいかイシククルの宿で指で尻をふくことを経験しその後紙は不要に。うんこ漏らして去っていく。(もちろん掃除したらしい)等々。
おじいさんはぼくのことを若おしゃか様とか呼んでいた。
おじいさんは人にものすごい尊敬語を使い、自分のことはものすごくへりくだる。
ある日、おじいさんは旅行会社に(日本語話せるキルギス人が働く)電話していた。
「はい、もしもし、ジャップです!」
キルギス人も驚愕です!
ある日は、他の宿泊者への自己紹介で「モンキージャップです!」とおっしゃっていた。
おじいさんは、野〇さんというのだが「野〇です、野グソの野です」とも言う。
共有スペースでパソコンを触っていると、パソコンのことはおそらくわかっていたのだが、インターネットのことを知らなかった。いや、そんなことある!?
とりあえず、おじさんの手紙をオシュバザールの警告文の横に貼っておきました。
まだ、貼ってあるのかはわかりませんが。
記事を書いておいてなんだけど、おじいさんの詳しい発言等を忘れてしまったので、F氏に聞いてみてください。ただ、F氏はこの話をするとき”うんこ好きな人”と間違われないか不安らしいですが。
ちなみに、おじいさんはチェックアウトの直前にうんこ漏らしていったらしいです。
クソからはじまりクソで締めた。
おじいさんが残した言葉
前置きとして、薬指一本で尻をふきました。
「美も汚もない」
「ケツなめ外交」
なんだか、意味がある気がする。
おじいさんは何を伝えたかったのだろうか。
これは僕たちが考えなくてはいけない課題なのだと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。