インドの下痢対策と下痢の薬を紹介します。
1年半ぶりにインドへやってきた。
※2023年5月の情報を記事後半に追記しています
もうインドへは数回きているのだが、毎回悩ましいのが食中毒だ。
リアルタイムではグジャラート州を旅行中。
そして、今回も食中毒になった。
嘔吐下痢、それに伴う脱水は本当にやっかいで、下手すると命にもかかわるかもしれない。
これはカンボジアで食中毒からの脱水になって病院へ運ばれた記事です。
さて、今回の記事では長い前置きとかはなしで、ざっくりとインドの食中毒の対策から、実際に食中毒になったらどうするべきなのかを書いていきたいと思う。
※ぼくはただのお腹が弱いバックパッカーであって医者ではないのでご了承を。
去年書いたインドの下痢対策を参考にして、もう少し情報も載せています。
食中毒・下痢予防
食中毒の予防では、ぼくたちのできることとできないことがあります。
今回、旅行者側が気を付けることを紹介します。
手を洗おう!
ほんと当たり前のことですが、わたしたちで気を付けることができるのはこれくらいしかないと思います。
インドではチャパティーなど手で食べることもあります。南インドだとスプーンは出てこなくて手で米も食べます。
なので、最低限手をきれいに洗うことは必要です。
屋台を除く、インドの食堂は手を洗う場所はあります。必ず石鹸で洗いましょう。
もし手を洗う場所がないときはウェットティッシュやアルコールジェルなんかをおすすめします。
最近だとコンパクトなアルコールジェルなんかあります。一つあると便利かも!薬局で買えます。
その他
- 事前に薬などを用意しておく
- 香辛料の多いものを避ける
- 熱処理したものを食べる(生はダメ)
- 暴飲暴食に気を付ける(腹7,8分目)
- よく噛む(唾液で殺菌されるらしい)
- 水はペットボトルのを買う。(新品)
- スプーン等を拭く
- お札は汚い→食べる前に触ったら手を洗う
- 汚い店や屋台を避ける、など
しかし、わたしたちが気を付けていてもインド人は関係ないです。
例えばチャパティーなど食べ物をぺたぺた触ってきたり、お札触った手でジュースの氷を素手でつかんだり、、屋台の食器の洗い方なんかを見ているとなかなか難しい気もいます。
食中毒・嘔吐下痢になってしまったら!
下痢は英語でdiarrheaです。
一番大切なのは水分補給です。
もうインドに入ったら、薬局でアンチバイオティクスとORS(経口補水液の粉)は買っておきましょう。
体調崩してから、薬局を探したりするのは大変です。
嘔吐下痢に伴う、脱水がこれまでの経験上一番怖いです。
脱水になると、猛烈なだるさや痙攣などで自分で動くことができなくなるからです。
嘔吐下痢になると、通常のミネラルウォーターでは身体に水分として吸収されにくくなるので、ポカリの粉やORS(経口補水液)の粉を常備しておきましょう。現地の薬局でORSの粉は15ルピーほどで買えます。
食中毒・嘔吐下痢の薬の紹介

今回購入、ORSとアンチバイオティクス

前回購入、ORSとアンチバイオティクス
薬局で「ORSやアンチバイオティクス フォー ストマック」とかいうと通じます。
この写真を見せてもいいと思います。
ORSはオレンジ風味でまずくはないです。
下痢止めは基本的に飲まないこと。
本当に大切な移動のときは止むをえませんが強すぎて便秘になります。
嘔吐下痢で水分補給しながら悪い菌を出し切りましょう!
※後述していますが、下痢止め飲むと楽です。2023年5月に下痢止め含めた3種類の薬を飲んだらすぐに治りました。2日くらい便が出ませんでしたが(笑)
プレバイオティクス、プロバイオティクス
ぼくはこれは腸内環境を整える薬だと解釈しています。
※2023年5月17日、リシュケシにて軽い下痢をいただき、薬局で薬を購入しました。この3種類の薬を1日2回朝夕飲んだらすぐに治りました。

下痢止め、アンチバイオディクス、胃薬
ぼくの中で食中毒の判断基準
単発の下痢ー問題なし
短時間に複数回のの下痢ーORSとアンチバイオティクス、脱水に気をつける、病院へ行くことも検討しよう。
短期間に複数回の下痢、嘔吐するー脱水に気をつける、ORSとアンチバイオティクス、病院へ行こう!
インドの国立病院は無料ですが、かなり待たされたりハードモードなので食中毒で行くのはきついです。
保険に加入している場合は保険会社に連絡をして病院を手配してもらいましょう。
自費でも、インドの病院はそんなに高くありません。宿の人などに聞いて私立の病院へ行きましょう!
最後に何度も言いますが、一番大切なのは水分補給です。
それでは、食中毒に気を付けて、インド旅行を楽しみましょう!
※私は薬の専門家ではなく、ただの旅人なので自己責任でお願いします
最後まで読んでいただきありがとうございます。