こんにちは!
2019年2月にミャンマーからインドへ陸路で国境を越えました。
どうも、あつしです。
2018年の8月、ついにインドとミャンマーの国境2ヶ所が正式に開きました。
![1C47271D-418E-44C2-87FF-457AAF4623B2](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/1C47271D-418E-44C2-87FF-457AAF4623B2.jpeg)
インド〜ミャンマー国境地図
2019年現在、インドとミャンマー間で開かれている国境は、インド側マニプール州モレ〜ミャンマー側ザカイン州タム(Moreh〜Tamu) 、インド側ミゾラム州ゾカワタル〜ミャンマー側チン州リカワダル(Zokhawthar〜Rihkhawdar)です。
※現地ではタムーのほうが通じます。
これまではパーミッションなしでは閉ざされていたところです。
※パーミッションも取れるときと取れないときがあったとか。
今回、ミャンマーのタムからインドのモレへ国境を越えてきたので、その際に得た情報を紹介します。
ミャンマーからインドへ陸路国境越え!
![ミャンマーからインドへ陸路で国境越え](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/57A8B122-BF98-41A0-9ACB-8E1CD6CEAA00.jpeg)
ミャンマーからインドへ陸路で国境越え
- インド〜ミャンマー間の陸路国境越えに必要なビザ
- ミャンマー国内からタムまでのアクセス
- タムからモレの国境越え
- インド側国境の町モレの情報
インド〜ミャンマー間の陸路国境越えに必要なビザ
ミャンマーからインドの場合には、インドの観光ビザが必要になります。
Eビザやアライバルビザは対応していません。
観光ビザは日本で取得してくるか、このあたりを旅行する人だとミャンマーで取得するかだと思います。
ミャンマーでのインドビザ取得方法は他記事で紹介しています。
【ミャンマーでインドビザ申請】ヤンゴンとマンダレーどっちがいいの!?
ヤンゴンでインドビザの申請から取得まで!航空券不要で6ヶ月マルチビザ
インドからミャンマーの場合は、これまでミャンマーのEビザが必要だと思っていましたが、タムの国境で確認したところ日本人はビザなし入国可能だそうです。
リカワダルの国境は未確認。
※国境情報はかわるので最新情報の収集をお願いします
現在、2018年10月から日本人はミャンマーへ試験的に1年間ビザなし入国可能です。※ビザなしは継続中ですが最新情報を確認してください
ミャンマー国内からタムまでの行き方
- カレーミョからタム
- マンダレーからタム
カレーミョからタム
ぼくはチン州を旅していたこともあり、カレーミョからタムまで行きました。
カレーミョ〜タムは4000チャット、朝7時頃発、所要約3時間半
![カレーミョからタムのチケット](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/BC01191B-2858-4CC4-B33B-F6A304B1AB3D.jpeg)
カレーミョからタムのチケット
カレーミョは安宿はなさそうです。
ぼくはバス会社のオフィスで寝させてもらいました。
防寒対策をしていれば、バスターミナルでも寝れそうです。
マンダレーからタム
友人から情報提供してもらいました。
今後、マンダレーからタムがバックパッカーの王道ルートになりそうです。
23300チャットのVIPバス、16時半発(朝8時着)、所要約16時間
![マンダレーからタムのチケット](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/B8C5CE80-5960-428B-9F5F-29B0623A788E.jpeg)
マンダレーからタムのチケット
ほかにも、18000チャットほどの4列シートのバスもあるそう。
さらに、カレーミョ経由タム行きのバスもあり。
マンダレーでのチケット購入場所
Thiri Mandalar Bus Terminal
![Thiri Mandalar Bus Terminal](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/23E5F527-5E65-46CD-B07F-21D16B5410CC.jpeg)
Thiri Mandalar Bus Terminal
Googleマップ、Mapsmeに載っています。
タムからモレへ国境越え
![タムからモレへ国境越えの地図](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/8F2B0687-43F8-4AAE-942D-95EE54462D02.jpeg)
タムからモレへ国境越えの地図
おそらく地図上の下のバス会社が並ぶあたりでおろされます。
タムからイミグレーションまでは少し距離があります。
歩いてもいけますが、シェアリキシャも可(200チャット)、Nampolong行きを途中下車
![Nampolong行きのシェアリキシャ](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/9E5981B7-6256-4B7C-A5C1-D0184B9EB7B9.jpeg)
Nampolong行きのシェアリキシャ
イミグレーションが2ヶ所あり、外国人用のイミグレは川のところです。
ぼくは知らずにNampolongのイミグレまで行ってしまいました。この辺りは市場になっていてチャットとルピーの両替可能です。
![地元の人のイミグレーション?](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/8184BC18-A46C-4351-AC52-A62BABA4BB89.jpeg)
地元の人のイミグレーション?
実際のイミグレーションは川のあたりで、ここから1キロほど歩きました。
Mapsmeなどの地図は少し違う場所を指しています。聞けばわかります。
スムーズにイミグレーションまで行くには、地図上の「ここで降りる」で降りて歩いてください。
![E888F103-035D-4AC0-9947-48DC6C5492DF](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/E888F103-035D-4AC0-9947-48DC6C5492DF.jpeg)
ミャンマーのイミグレーション
出国が右側で、入国が左奥
スタンプをらもらったら、橋を越えて左へすすむ。
![インドとミャンマー国境にある友好橋](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/4C81E60E-0198-4B68-8370-036DA3304796.jpeg)
インドとミャンマー国境にある友好橋
![インドとミャンマー国境にある友好橋](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/5A9DF46E-DBAD-44C8-8066-6E2EB194BC08.jpeg)
インドとミャンマー国境にある友好橋
橋からインドの立派なイミグレーションの建物が見えます。
![49BA509B-AE16-4DB8-989B-0D95AD5A7FC0](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/49BA509B-AE16-4DB8-989B-0D95AD5A7FC0.jpeg)
インドのイミグレーション
![インドのイミグレーション入口](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/AEB0C835-014B-434D-AA2C-CFA89E0AABEF.jpeg)
インドのイミグレーション入口
ここを通過して、建物の中にイミグレーションがある。
インドのイミグレでスタンプをもらったら、また来た道を少しだけ戻って、検問所のようなところを通りモレの町へ行きます。
![インド側国境の州マニープールについて](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/1495BECA-16AE-4809-8E0B-AE6361989AB8.jpeg)
インド側国境の州マニープールについて
※ぼくのときはインド国境の先は工事中だとか、遠まわりと言われて引き返しました。聞けばわかる
![インド側国境の町モーレへ続く道](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/DF79C915-EDDC-4B96-ABCE-F651B37DCDC8.jpeg)
インド側国境の町モーレへ続く道
道なりにまっすぐ行けば、モレのメイン道路に出ます。
なんだかんだ、ここの国境越えは少し歩きます。
国境は24時間開いていないので気をつけて下さい。朝6時から夕方16〜18時までだそうです。
無難な日や時刻に行くことをおすすめします。
![000A7707-C0FC-40EA-9009-D044C21576A8](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/000A7707-C0FC-40EA-9009-D044C21576A8.jpeg)
検問所の看板
インド側国境の町モレの情報
上の地図を参考にしてください。
モレの両替、ATM情報
SBIのATMあり。
![809C28DF-5DB4-46EE-BA14-C0599D08CFAC](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/809C28DF-5DB4-46EE-BA14-C0599D08CFAC.jpeg)
モレのSBIのATM
両替は、チャットからルピーはレートがいいです。ミャンマー側、インド側で両替は可能。レートは両方とも同じくらい。
![インド側の両替所](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/E34F3490-E1A8-44F1-AC4E-D475BF0DF07A.jpeg)
インド側の両替所
ぼくのとき、正規レートは10000チャットが462ルピーでしたが、実際は10000チャットが495〜500ルピーで替えれました。
ルピーからチャットは1000ルピーが20100チャットなのでレートは悪い。正規レートは21750チャットでした。
ミャンマーのATMは手数料が高いので、無駄に引き出すのはおすすめしない。
しかし、モレのSBIのATMは1台しかなく、ぼくのカードでなぜか使えなかったので、多少は持っておいたほうがいい。イスラエル人のカードも使えていなかった。
モレの安宿情報「Sangai Lodge」
Sangai Lodge
![インド側国境の町モレの安宿「Sangai Lodge」](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/C28094E7-6161-4175-8D9C-35713F7CDFD8.jpeg)
インド側国境の町モレの安宿「Sangai Lodge」
※ロンリープラネットに掲載されているそうだ
シングルルームが150ルピーからある。
![モレの安宿「Sangai Lodge」のシングルルーム](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/952EC362-0FBC-421F-B3F3-666223DEEB73.jpeg)
モレの安宿「Sangai Lodge」のシングルルーム
トイレ、水シャワーは共用、洗濯可(洗剤くれた)、オーナーは英語を話し親切
居心地はいい共有スペース。
![モレの安宿「Sangai Lodge」の供用スペース](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/EE73C29C-EE54-4F41-A736-F287DF1B21F4.jpeg)
モレの安宿「Sangai Lodge」の供用スペース
となりに、同じ料金の安宿もある。クオリティーも同じくらい。
町の人に聞けば場所はわかります。
シムカード情報
Sangai Lodgeのとなりでairtelのシムカードを購入可能
![モレでairtelのシムカード購入場所](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/27C6937C-C2D6-42AA-B3E5-9A315F926554.jpeg)
モレでairtelのシムカード購入場所
他都市ではパスポートのコピーなどを求められることがあるが、ここは何も必要なし。楽なのでここで作っておくことをおすすめする。
1ヶ月1日1.4GBが300ルピー、約3ヶ月1日1.4GBが570ルピーでした。シムカード込み。
※ミャンマーのシムカードはモレでは使用可能で、国境の近くのほうがもちろん強い。OoredooとTelenorは確認済み
モレからインパールへ
モレからインパールへのバスは130ルピーで朝7時と13時にある。
警察署の近くのジャンクションあたりでチケット買えるらしい。
モレからインパール行きのスーモ(シェアバン)は500ルピー、所要3時間、数回検問あり。
![モレからインパール行きのシェアバン](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2019/02/D765A9CD-B4F5-4DB9-A145-06ED018609BE.jpeg)
モレからインパール行きのシェアバン
メイン通りに停まっている。
以上、2019年2月のミャンマーからインドの国境越えで得た情報を書きました。
この情報が誰かの役に立てば幸いです。
※国境情報は度々かわるので最新情報の収集をお願いします
ミャンマーから国境を越えたインド北東部はおすすめです。
2年前に訪れた際の記事です。(アルナーチャルプラデーシュ州 、ナガランド州、メガラヤ州)
最後まで読んでいただきありがとうございます。