Te Araroa Day 4 Kaitaia Beachcomber Lodge & Backpacker 〜 Makene Campsite
序盤の難所「ラエタフォレスト(Raetea Forest)」と「プケティフォレスト(Puketi Forest)」を越えてケリケリ(Kerikeri)まで4,5日間のセクションを歩く。
今日歩く泥々で有名なラエタフォレストはこれぞニュージーランドの山といった急登と泥々(スティープ&マッディー)でハードだった。山頂でキャンプも想定していたが翌日から雨と嵐予報だったので気合いで駆け抜けた。ラエタフォレストは10月初旬にレスキューも出動したらしく迂回(Plan B)が推奨されている。
Raetea Forest Track – 18km / 9.5hrThis DOC time estimate is low. The Raetea Forest Track may take some walkers 12 to 15 hours.
※2023年10月26日の情報です
※1NZD=約90円
【テアラロア4日目】マッディー&スティープなラエタフォレストを駆け抜ける
下のベッドの人の寝返りが地震のように揺れ、夜中は誰かが1時間くらい咽せ込んでいてあまり寝られなかった。
6時前に起床。ご飯作ってパッキングした。90マイルビーチを歩いてわかった必要のない食料などを置いていく。ネスカフェや初日にもらった新品の日焼け止めなど。しかし、5日間の食料+αの必要以上の食料を持ち運んでいるため重い。
7時に宿を出発。カイタイアからラエタフォレストまでの幹線道路は危ないのでヒッチハイクが推奨されているため、シャームと1キロほど歩いてヒッチハイクした。
通勤時間帯のせいかなかなか車が止まらない。スクールバスにダメ元でヒッチハイクサインを送るとまさかの止まってくれた。7時半ごろヒッチハイク成功。
5キロ先のタカフエ方面の分岐まで予定が、タカフエくらいまで行ってしまった。
ラエタフォレストの山頂でキャンプするかもしれないし、トレイルノートからは水分は3L以上は持ち運びましょうとアドバイスがあったのでタカフエサドルキャンプで3.5Lほど水を補給した。ペットボトル0.75リットルの2つとプラティパス2リットルを満タンに入れて出発した。ソーヤミニで濾過するのは大変なので別ブランドか通常サイズの方が良い。
今年のラエタフォレストは10月の初旬にレスキューが出動したため迂回(Plan BのBroadwoodルート)が推奨されている。
Plan Bとラエタフォレストの分岐には9時30分ごろに到着した。
ラエタフォレストを歩きはじめてすぐに泥々の道になった。
はじめは端っこを歩いて泥を避けていたが結局泥を避けるのは難しくてすぐに靴がドロドロになった。
これがラエタフォレストの醍醐味なのだろう。
登山道は泥々な上に急登でアップダウンがある。
TAを歩きはじめたばかりの人や初心者がラエタフォレストを登るのは危険だと思った。
私も初心者ですが体力には自信があるつもり。
いくつかのピークを越えて、12時過ぎにラエタフォレストの山頂に到着。
この時間なら先へ進んでも問題ないので先に進むことにした。
しかし、ここからも相変わらず泥々な道が続いて下山までがかなり長く感じた。
黙々と歩き続けないと終わらない。このラエタフォレストは過酷だった。疲れから集中力が落ちて、泥にハマることが多くなる。
牧場に出たのが16時40分。急に開けた景色になった。牛や馬がいた。
牧場を下っておりると、4匹ほどの犬が吠えながら走ってこちらにやってきた。サイズも大きいので恐れながらも距離を取りながら歩く。牧場で働く人たちが助けてくれて水もくれた。
後ろから1人ハイカーがやってきた。イギリス人のデイブだ。昨日の宿で私の下のベッドだった。
牧場から少し進んだところにマケネキャンプ場に17時過ぎに到着、今日はここに泊まることにする。
このキャンプ場は広場と簡易トイレと川と机と椅子があるだけのキャンプサイト。寄付制になっているのでたしか10ドルだけ寄付した。
とりあえず小川で泥を落として干して、新たに合流したデイブと3人でご飯を食べた。
洗濯物は多分乾かなさそうだ。明日も濡れた靴を履いて濡れた服を着るのだろうか。
ん〜、初日にサンドフライに噛まれたところがまだかゆい
歩行距離は22キロくらい。