食中毒で数日くたばった後にお世話になったフセインさん家族と別れた。カラチには結局10日近く滞在した。
食中毒の下痢の心配をしながら、そろそろ先へ進まなくてはならないのでクエッタ行きのチケットを買いに行った。
あのStudent Biriyaniから割とすぐの通りにクエッタ行きのバス会社が並ぶ。下見をしておいたのでスムーズだった。
![カラチからクエッタ](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2020/01/9AFBEEE2-CBD2-484A-9E10-44667B7F3E5B.jpeg)
クエッタ行きのバス会社が並ぶ
![カラチからクエッタ](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2020/01/F9F4CB44-B58E-4EAE-95C4-3B3634C2634C.jpeg)
左のピンクの会社
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カラチからクエッタ行きのバスチケット
このあたりにたくさんバス会社があって一番安い1000ルピー(800円)のバスにした。
バスの前の小便タイム
聞くと近くのモスクにトイレがあるらしく、金曜日の礼拝に来た人が多いモスクに入る。みんなシャルワールカミースを着て座っておしっこしてるし、便器も和式トイレだった。
中国のニーハオトイレみたいな感じで、一人だけ立ってするわけにもいかず、前の人を見習ってジーパンで頑張ってぎこちなくだけどお尻を出さずにできました。ほんとジーパンユーザーにはなかなか難易度高めでした。お尻出したくないし。
カラチからクエッタ行きのバス
![](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2020/01/95116A13-8C7F-4AF7-8FB0-0184AF697F9A.jpeg)
カラチからクエッタ行きのバス
まさかの車両は新しくて運がいいなと思ったんだけど、エアコンがアホほどガンガンなので運が悪かったかもしれない。
![](http://atsushiyoshida.com/wp-content/uploads/2020/01/D6C06FF2-EE68-4267-B71F-7D7D250055DF.jpeg)
バス車内
さて、700キロ離れたクエッタへ!
多分安宿泊まれないんだろうな。
寝ているところ起こされて、、
乗務員「あなたは私のゲストだ!さあ、ドライバーも含めて俺たちと前で話そう!」
あ「ノー」
乗「イエス!」
あ「ノー」
乗「イエス!、イエス!、イエス!」
あ「(キレ気味に)ノー!!!」
こいったやり取りの果てに乗務員がしょんぼりするみたいなしつこいやりとりが何回もあった。
この乗務員はバスの中や休憩所でも大声で「日本人がいるぞー!」と広めるので嫌だった。自業自得と言えばそうだが、クエッタ方面へ向かうバスなのでどんな人がいるのかわからない。危険な人もいる可能性は0ではないし、あまり目立ちたくなかった。
まわりの客も執拗に見てくる人もいるし、ナップサックから水をとって飲むという動作すら観察してくる人もいる。
通路挟んで隣のじじい二人は「日本が〜」と言った会話をしている・・・内容はわからないが。
バスが停まる。
あの乗務員から「ハローミスター!」と呼ばれるが大した用事じゃないだろうと聞こえてないふりをする。
何度も何度もしつこく言ってきて、他の乗客にも指摘されたので、検問か、、と降りると休憩のレストランだった。
どうやら一緒の席でご飯食べたかったみたいなので、トイレ行くと逃げた。
優しさというよりも、興味で絡んでくるのはやめてほしい。
バスに戻ると、ピヨピヨ聞こえてきたので後ろを向くと、こどもがアヒルのヒナを抱えていた。ほっこりした。
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なんだこのライトの色は、、
朝の6時前にクエッタに到着した。
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クエッタのバス会社が集まる通り
中心地からやや離れたところで、バス同じだった人に一緒にリキシャ乗らないかとさそわれたんだけど、、なんとなく嫌な気がして乗らなかったがすぐに乗っておけばよかったと後悔した。
朝ごはん食べていると、、軍人がやってきた!
そして多分通報された。
(私服の)警察が来て「パスポート見せろ!」
でも、僕は思った。こいつはほんとに警察なのかと。
「人にパスポートを提示させる前に警察という証拠を見せて」と言ったが聞く耳は持たない。
食べ終えて、外にある軍人がいるボロいチェックポストについて自分やらかした?と気がついた。
警察から逃げるべきだった。だから着いた瞬間にリキシャに乗るべきだったと思ったが、後に街中が検問だらけでどっちみち見つかっていただろうと知る。
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パキスタンの軍人たち
「これから警察がお前を迎えに来る」と言われ、待った。
長い時間待たされた。
「遅くないか?」
「そうだよ、俺たちはレイジーなんだよ」
最後まで読んでいただきありがとうございます。