夏山シーズンの7月11日〜12日にかけて、八ヶ岳を1泊2日で縦走してきました!
初日は渋の湯から入山し、黒百合ヒュッテ・天狗岳(東天狗)を経てオーレン小屋でテント泊。
2日目は早朝から硫黄岳・横岳・赤岳、そして阿弥陀岳まで足を伸ばして美濃戸(八ヶ岳山荘)へ下山する、八ヶ岳の魅力をぎゅっと凝縮したルートです。
都内からの渋の湯の登山口までのアクセスのちょっとしたコツや、オーレン小屋のテント泊事情、山行の様子を実際のタイムスケジュールとともに詳しくレポートします!

今回の山行サマリー(コースタイム)

日程:7月11日(土)〜 12日(日)1泊2日
1日目:渋の湯 ➔ 黒百合ヒュッテ ➔ 東天狗岳 ➔ オーレン小屋(テント泊)
- 10:35 渋の湯 バス停(スタート)
- 11:50 黒百合ヒュッテ
- 12:40 東天狗岳(小休止・どら焼きタイム)
- 13:50 オーレン小屋(テント設営・のんびり散策)
2日目:オーレン小屋 ➔ 硫黄岳 ➔ 横岳 ➔ 赤岳 ➔ 阿弥陀岳 ➔ 御小屋尾根 ➔ 八ヶ岳山荘(美濃戸バス停)
- 3:30 オーレン小屋 出発
- 4:10 硫黄岳
- 5:00 横岳
- 6:05 赤岳
- 7:05 阿弥陀岳
- 9:00 八ヶ岳山荘(美濃戸バス停)下山
- 10:30 美濃戸発 茅野駅行きバス乗車
都内からのアクセス&茅野駅での乗り換えノウハウ

茅野駅の駅そば「榑木川(くれきがわ)」
都内から八ヶ岳方面・茅野駅へ向かう際、実は特急よりも早朝の普通列車(鈍行)で向かうのがおすすめです!
特急電車よりも先に到着し、バスの始発便に余裕を持って間に合うため、現地での行動に余裕が生まれます。高尾駅から先の中央本線は、エアコンの風が効いていて少し肌寒く感じることもあるので、すぐに取り出せるところに羽織るものが1枚あると安心です。
茅野駅に到着したらやること

茅野駅前のバス停
- バス停への荷物置き(場所取り):渋の湯や美濃戸へ向かうアルピコ交通のバス乗り場は、シーズン中長蛇の列になります。駅に着いたらまずバス停に荷物を置いて順番を確保しましょう。
- 駅そばで腹ごしらえ:構内にある「榑木川(くれきがわ)」さんで温かいそばを食べてエネルギー補給!
- コンビニ買出し&バス券購入:バス乗り場近くのコンビニで食料を買い、駅前のモールの1回に入っているアルピコ交通の窓口または券売機でバスチケット(茅野駅〜渋の湯:片道2000円)を購入します。
※バスチケットはネットでも購入可
【1日目】渋の湯から東天狗岳を経て、快適なオーレン小屋へ

渋の湯の登山口
渋の湯からスタート〜黒百合ヒュッテ


10時35分に渋の湯(バス停)へ到着。おにぎりを食べてから準備を整えて歩き始めます。八ヶ岳らしい美しい苔の森を抜け、緩やかな登山道を登っていくと、11時50分に賑わう「黒百合ヒュッテ」に到着しました。

黒百合ヒュッテ
東天狗岳からオーレン小屋へ

東天狗岳
12時40分東天狗岳の山頂へ(今回は西天狗へは寄らず)。山頂でどら焼きを食べつつ休憩していると少しガスが出てきましたが、半袖・半ズボンで快適に歩ける気候です。

根石岳方面への稜線を歩き、オーレン小屋方面へ。この途中の樹林帯も苔が非常に美しく、時間に余裕があったので一眼カメラでじっくり撮影を楽しみながら歩きました。




オーレン小屋のテント泊事情

オーレン小屋
13時50分、オーレン小屋に到着!タルチョが飾られたとってもおしゃれで活気のある山小屋です。本館ではなく、前の小さな小屋でテン泊料金2000円を支払います。

オーレン小屋やテント場は木製すのこもありますが、土の設営スペースも豊富です。今回使用した非自立式テント「Durstone X-Mid 1」のように、ペグ打ちが必要な少し設営面積が大きなテントでもまったく問題なく快適に張れました。風も穏やかな場所です。

Durstone X-mid1

オーレン小屋のテント場

オーレン小屋のテント場

オーレン小屋のテント場
オーレン小屋では、当日注文可能なモツ煮込み丼やボルシ」、生ビール(1000円)や缶ビール(600円)、バニラアイス(500円)まで大充実!バニラアイスは冷たくて最高のご褒美でした。先着らしいですがひのき風呂もおすすめらしいです!

小屋限定のオリジナルTシャツがとても可愛くて、物販も魅力的でした。

オーレン小屋オリジナルTシャツ
小屋の前には、ベンチとテーブルがいくつもあって、蛇口の水場もあるのはとっても便利!蛇口の水はろ過せずそのまま飲みました。
時間はたくさんあったので、近くを散策したり、おやつにお茶漬けを食べたり、夜ご飯はラーメンとアルファ化米のチャーハンとたくさん食べたりのんびりと過ごしていました。また、オーレン小屋のトイレは室内で水洗で清潔です。

テント泊では自炊も楽しみ
【2日目】八ヶ岳主脈を一気縦走!硫黄岳〜横岳~赤岳〜阿弥陀岳〜美濃戸

この時期はお花がきれい
オーレン小屋~硫黄岳~テクニカルな横岳へ

朝ご飯にいつもの「わかめご飯」
3時くらいから朝食を食べて準備を整えて、3時30分にオーレン小屋を出発。まずは硫黄岳へ向かいます。

序盤は落ち着いた登山道ですが、稜線手前からは少し急な登りに感じました。4時10分に硫黄岳に到着し、そのまま横岳を目指します。


硫黄岳山頂

硫黄岳山荘
硫黄岳から横岳は、硫黄岳山荘を過ぎてから少しだけテクニカルなハシゴや鎖場がでてきます。気をつけていれば特に問題ないです。



5時に横岳に到着。

横岳山頂
赤岳と阿弥陀岳へのアタック

億に見えるのが赤岳
横岳から赤岳へ向かう。ハシゴや、ちょっとしたガレ場のようなところも歩く、気持ちがいい稜線歩きです。



赤岳が近づくにつれて、やや急登になる
6時5分、八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)に登頂!直下の急登をのんびりと登り、あいにくの天気ですが山頂からの絶景を満喫しました。

赤岳山頂からの景色
ここからそのまま阿弥陀岳へ向かいました。赤岳と阿弥陀岳の間にある中岳周辺は、細かい石が滑りやすいザレ場・ガレ場になっているため足元に注意が必要です。


中岳を越えた後の阿弥陀岳直下はかなりの急登(ほぼ鎖場の岩場)で、すれ違いも多少は気を使います。


阿弥陀岳への急登
7時5分に無事阿弥陀岳山頂へ到着!

脇汗・・・(恥)

歩いてきた赤岳方面

富士山や権現岳方面
阿弥陀岳から御小屋尾根を下り、美濃戸(八ヶ岳山荘)へ

阿弥陀岳からの下りも一瞬梯子があったりと急坂が続きますが、ある程度まで下りると緩やかで非常に歩きやすいトレイルになります。




別荘地を抜けて、9時に八ヶ岳山荘(美濃戸バス停)へ無事下山しました!

八ケ岳山荘、山賊焼き定食がうまい
八ヶ岳山荘の外のベンチでのんびり過ごし、館内で茅野駅行きのバスチケット(1900円)を購入。10時30分発のバスに乗り、大満足で帰路につきました。
八ヶ岳縦走のまとめ

オーレン小屋でテント泊
八ヶ岳はコンパクトに素晴らしい絶景やすてきな山小屋、稜線歩きが凝縮されていて、いつ来ても気負わずに楽しく歩ける大好きな山域です。テント場の予約が必要ないところが多いのも嬉しいポイント!
オーレン小屋で食べたバニラアイスは、今回の縦走のなかでいちばんの贅沢でした(笑)。みなさんも八ヶ岳を縦走する際は、ぜひオーレン小屋での快適なテント泊を楽しんでみてください!
