こんにちは。
需要のない記事ではありますが、自分の中ではちゃっかりとシリーズ化しているので書いていきます。
(会社を辞めてシリーズは前ブログに1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月と書きました)
もう会社を辞めたシリーズは最終回かな?
僕は2015年 去年の10月末で大学を卒業して新卒で入社した会社を退職した。
退職と書いたら響きはいいかもしれませんが「やめました」
一応、似合わず大手金融機関で働いていました。
働いていた会社は名前もかっこよくて(笑)、給料、福利厚生も他業界と比べればいいほうだった。
半外資系の会社だったけど、それは名前だけで日本の企業となんら変わりのない社風なので、このまま働いていけば将来はほぼ安泰でした。
それを新卒入社7ヶ月で辞めたんだ。
当時の僕にとって会社を辞めることはそんなに大したことではなかった。
会社を辞めたことに関しては、親をはじめ家族には本当に申し訳ないと思っている。
結果的に、入社から半年が経った上期か終わったので辞めると会社側へ伝えた。
大学時代に旅にはまってしまったので入社前から辞める気満々でした。
最近よく考える。
会社を辞めた主な原因である、
「旅」って、中毒性のある覚せい剤なんじゃないかと。
「旅」は人生を良くも悪くも狂わすことのできる激薬じゃないかと思う。
「旅 病気」「旅 中毒」とかそういったワードを調べていると、
ある言葉にたどり着いた。
「wanderlust」
意味は「旅への渇望」
つまり旅をせずにはいられないということである。
そして俺はその病気みたいなものになっちゃったんではないだろうか。
バカみたいだけど、実際そうなんだろう。
俺は性格的に一つのことに一直線になってしまう。
それしかできなくて両立は苦手である。
一つのことにのめり込んでしまって他のことはほとんど手がつけられなくなる。
仕事に一直線になっていた。
仕事、日々動くマーケットのことや勉強で毎日がいっぱいいっぱいになっていたんだけれど、
心の中で俺は入社前から2年目の夏のボーナスをもらったらやめようと考えていた。
そのころなら世界一周に行くための世界を旅するための十分な費用が貯まっている、そう考えていた。
何についても言えることだが、
今の時代、わからないことがあればググれば出てくる。
世界一周の相場って何もない状態だと、準備に10ー50万以上、世界一周費用に200万以上くらいかかるらしい。
しかし、「やめる」ことを前提で働きだすと、短期的つまり毎日毎日は必死にこなすけれど、中期的以降のやる気はなくなってくる。
結果2年目の夏のボーナスに会社を辞める予定が、1年、やがては1年目の冬のボーナスをもらう年末、そしてついに上期、つまり半年ということになった。
一刻も早く辞めて旅に出なくては。
逆算をして最短を考えた。
最短ってぎりぎりってことなんじゃないか。
そう、自分の都合のいいように解釈した。
そして入社7ヶ月で会社を辞めることに至った。
僕の世界一周にいくらかかるのかわからないが、
7ヶ月しか働いていないし、相場?のお金の200万なんて貯まるはずなかった。
それでもなんとかなる、なんとかすると考えていた。
旅だけではなく他にもやってみたいことはあったし。
地元のみかんのバイトやゲストハウスのヘルパー、それに世界一周の前は日本一周もしてみたかった。
やるかはわからないが、ワーキングホリデーも利用すれば海外で英語も学びながらお金も稼ぐことはできる。
だから時間はなかった。
自分で、これがぎりぎりできるかもしれない、最短だと思った。
続く。