【カンボジアからラオス】泣きっ面に蜂とはこのことだ。

カンボジア
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ohayo-gozaima-su!!!

サバイディー

ラオスのあいさつです。

 

さてさて今日はカンボジアのイルカの町クラチェからラオス南部のパクセへバス移動です。

タイトルに泣きっ面にと書いていますが、泣いてはいません。

が、状況が状況なだけでかなり不安にはなりました。

はい、なんだかんだチキン野郎のあつしです。

 

7時にピックアップとのことだったので6時半から朝食を。

一番安い目玉焼きとパンを食べた。

僧侶が並んで壺にご飯をもらっていた。

中はぐちゃぐちゃにならないのかな、、

もらえる場所はきまっているのか、どうやって生きているんだろう、、

謎ばかりだ。

勉強しよーっと。

すると犬が俺にもなんかくれーと近寄ってきたのでちょっとあげた。
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ぶさかわいい。

あ、クラチェのホテルはU-HongⅡってとこで一泊5ドル。
高いのか安いのかはわからない。

 

クラチェからパクセ

パクセーなのかパクセなのかよくわからないがまあどっちでもいいや。

7時ちょうどにピックアップが来たのでいい印象だ。

パクセまでミニバンで17ドルと安くはないが、、これしかない。

夜発のでかいバスが18ドルであったけれど、夜中に着くのはいやだ。

一応このミニバスでは所要8時間となっている。

Googleマップで350キロほどと出ている。

国境を除けば6時間くらいで着きそうな気はするが妥当な時間だろう。

7時過ぎに出発してミニバンにはスペースの余裕があり、これは楽々でパクセまで行けると思っていた。

それはやはり思い込みに過ぎなかった。

2時間くらいでカンボジアとラオスの国境の町ストゥントゥレンに到着した。

で、

 

2時間待たされた。

 

それからぼろいバスに乗り換えて国境へ。

日本人は15日以内の滞在の場合はノービザだが多くの国はビザがいる。

国によってビザ代は違う。

国境へ到着するや否や、、

「一人40ドルな」とビザ申請用紙を配られた。

日本人はいらないことを知っていたので出入国カードをもらった。

欧米人たちはよくわからない手数料取られるので自分で国境を超えると言って、

バスに乗っていた乗客の3分の2人くらいは自力で国境を超えることに。

もちろん僕も自分で歩いていく。

ここの国境はまじで腐っていて、、

よくわからない手数料を取られる。

日本で考えれば意味の分からないことだが、

国境では警察もグルで審査官が絶対なので従わざるをえない。

俺も含めて出国スタンプ代として2ドル支払わされた。

まじで意味が分からなかったのだが、、

両替商のただのおっさんがスタンプ代の謎の手数料の2ドルのお釣りを補助していたり、

ちょくちょくスタンプ押すのを手伝っていた!!!笑

もはやなんでもありなカンボジア。

次に入国のゲートへ。

欧米人たちはアライバルビザでまた1ドルを取られていた。

日本人の俺だけ入国がスムーズにいった、まぁ2ドル取られたけど。。

そして欧米人たちがスタンプを押してもらえるまで1時間以上はかかった。

もちろん2ドル取られている。

結局、国境を超えるのに2時間くらい費やした。

ここで気になるのは、、国境で別れたほかの乗客の姿を見ていない。

バスはちょくちょく通っていてスタッフが代行でまとめてパスポートを抱えて持ってくる。

多分自力で通る人たちはかなり後回しにされていた、、。

自力組が全員国境でスタンプをもらって、みんな薄々感じていたことが一つある。

オランダ人の一人が先に口を開いた。。

「一つ質問がある。俺たちのバスはどこなんだ???」と笑

全員わからなかったが、、

あの両替商の奴がまたやってきて「バスはもうすぐくるよー」

そして思ったよりレートがよかったのでここでみんな両替してもらった。

ドルで両替してもらって、

ほぼリアルなレートで計算しても60円くらいしか損はしていない。

あのオランダ人が「偽札じゃないよな?あそこの店でチェックしてくる」そういってチェックしに行ったが本物だった。

おそらく国境の人は知っている、ラオスのキープという通貨よりドルの方が為替上よりもよく交換ができるってことを。

WIN-WINだからいいんだが。

そこからまたひたすら待った。

「俺たちのバスは本当に来るのか、、?」
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16時まで待ち続けてようやく1台のミニバンが来た。

出発からもう9時間経っている。

そして衝撃的事実を知った。

 

俺だけパクセ行きで、みんなシーパンドン行きだった、、

 

手をふられて

 

国境で一人取り残された、、T_T

 

シーパンドン行きにしておけばよかったーーーー

パクセは何もない町らしいし、、ビエンチャンに行ってもなあ。

ミャンマービザ取ることくらいしかない。

それでも今日は木曜でパクセに夜に着いたとしても夜行バスでビエンチャンについて金曜の朝。

10ドル割増しでお金を払えば即日で発行できるらしいので、この作戦が使える。

即日じゃないと土日を挟むので4,5日かかるかもしれない。

が、、

この作戦も失敗に終わるのであった、、。

 

結局一人寂しくぽつりと残された俺はどうしようもないのでベンチに寝転がった。
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あの両替商が来たのでバスはいつくるんだと聞いてみたところ

大きなバスが30分後に来ると言っていた。

もはや信用はできなかったのだが、、

本当に30分後に1台の大きなバスが来た。

駆け寄っていくと、、

どうやらこのバスではないと言われた。

 

・・・。

 

そしてまた待ち続けた。

 

空が少しずつ暗くなっていくのがわかる。

え?バスは俺を置いてった?とか考え始めた。

なぜか野宿のことを考えた。

雨風は防げるのだが、、1点だけ大きな問題があった。

野犬が多い。

夜になると獰猛な犬にたいていはなるのでここは危険だ、、!!!

なんとしても野宿だけは避けたい。

ヒッチハイクも考えたがマイナーな国境のためあたりはなにもなく、車も通らない。

これしかないと思って、、

まださっきのバスが停まっていたので再び駆け寄った。

そして外にいた乗客に話を聞いたりした。

一人国境から歩いてくる人を見つけて話しかけてみると俺と同じ種類のパクセ行きのチケットを持ったパクセ在住の中国人の女の子。

ちなみに民族衣装のようなスカートを履いていてかわいかった。

そんなことはどうでもよくないことはないことはないのだが、、

その子もバス違うよと言われていた。

仲間ができた!!!よっしゃと心の中で少し安心した。かわいいし英語も話せるし。

そんでフランス人のおっさんがいて話していると、、このバスはシーパンドン行とパクセ行きの人たちが乗っていて席には余裕がある、ドライバーに頼めばただで乗せていってくれるんじゃないといっていたので、、

ドライバーに頼もうとしていたら、ボス的な人がいたので聞いてみた。

あっさり「乗っていいよ」と言われた。

でかいバスの後ろの方に乗り込んで中国人の子と話していた。

「俺は3時間くらいこの国境のベンチで待たされたんだ」というと、

後ろに座っていたポテチをむしゃむしゃ食べるボーイイッシュなニュージーランド人が笑ってきた。

それから一緒に会話をしていた。

もうこのバスに乗ってパクセまで行けると確信していたら、、

「降りろ!!!お前たちのバスが来たぞ!!」

そういわれてしぶしぶバスを降りた。

どうやらあのミニバンのようだ、、

 

そして、、

 

運転手の顔を見てお互いに驚いた!!!

 

俺以外の欧米人たちをシーパンドンまで乗せていったドライバーだった。

 

まじかよ、、こいつ往復してきたのかと思ったが、、

謎のまた会えたね笑、と握手を交わした。

よくわからないことに乗客はすでに数名乗っていた。

そしてついに18時ごろパクセへ出発!!!

猛スピードで暗闇をかっ飛ばす!!!

そしてドライバーの電話が鳴る。

「一人国境に忘れちゃった(笑)」とまた逆走して一人ピックアップ。

そしてまた暗闇の中を爆走!!!

アホほど飛ばしすぎて、事故だけがこわかった。

20時前に突然の停車。

なんだろうと外に出てみると、、

故障だった。。
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水冷なのかよくわからないが、、

ドライバーが前のタンクにペットボトルの水を入れまくっていた。

しかし、すごい熱を帯びていて沸騰して水は飛び出てきていた。。

近くの商店の人も出てきて、一緒に修理。
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直るのか聞いたら直らないと言っていた。

ドライバーに早く代わりのバスを読んでくれとみんなで言った。

もうドライバーはあきらめムードでやけくそに水をかけまくっていた。

とうとうホースまで出してきた、、
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意味わからん。

中のギアチェンジをするレバーの所を開けてよくわからないことをしていたり、

水でびちゃびちゃにしていたりと、、。

21時半ごろに迎えのミニバンがきた。

出発よりも壊れたバンを直そうとして、、

結局オイルを買ってほかの所に入れてた。

直ったのかはわからない。

この夜にビエンチャン行きのバスに乗る予定の人がいたが、、無理だと告げられていた。

そして新たなバンに乗り換えてパクセまで到着。

ホテルは予約していないので探さないといけない。

だいたいめぼしは付けているけれど、、

夜23時前だし初めての町でちょっと怖い。犬もいたし。
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1件目、高い部屋しかもう空いていないと言われて、

2件目、FULL、満室だった。

3件目、100000キープ(1400円程)の部屋は空いていた。

カンボジアでこれまで3ドルか5ドルの宿にしか泊まっていなかったのでとても高く感じた。

その部屋はWでトイレバスエアコン付き。

スタッフの人が優しくてエアコンは使わず扇風機を使うことを条件で70000キープ(1000円程)に負けてくれた。
夜は涼しいのでエアコンの必要はない。

シングルは80000キープだから、みんなに秘密だよと。

疲れ切っていたため、ここでいいやと決めた、今旅初のホットシャワーだし。

部屋はきれいで広かった。
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ちなみに名前はVilaysak Guesthouse.
(地球の歩き方に載っているsabaidy2GHの横)

 

ホテルに着いたのは23時頃。

クラチェからパクセまで8時間の予定が、、

なんと16時間もかかってしまった、、。

 

疲れ果てて、爆睡した。

 

でわでわ。

 

最後まで読んでいただきありがとーございます!

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