新卒入社1年目の証券会社の仕事(リテール部門)と会社を辞めるまで。

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こんにちは!!!

前ブログ「あっ旅7~バリィさんと自転車日本一周編~(新卒入社7ヶ月で会社を辞めてできること)」から現ブログの「あっ旅」へ記事移行しました。

 

僕は新卒で入社した証券会社を入社7か月で辞めています。

知らない方も多いと思うので何の仕事をしていたのか紹介します。

 

新卒入社1年目の証券会社の仕事(リテール部門)

一応、日本の最大手金融機関の証券部門で働いていました。

 

なんか、よく言われます。

「おー!こいつ、なかなかやるやん」って思った方、、

安心してください。

 

はいてますよ。

 

、、、。

 

7カ月で辞めましたよ。

なので、全然すごいやつでもなんでもないただのくそやろうってところです笑

どこの証券会社も基本的にはすることは同じだと思います。

 

これから就活を控えてる、大学生や親御さんにもわかるように、新卒入社した証券会社でどんな仕事をしていたか簡単に紹介します。

 

証券会社で新入社員に与えられる仕事とは、、

 

「ないです。」

 

冗談抜きで、ないです。

 

自分で仕事を作りましょう!

から、はじまります。

僕の会社では雑用すらなかったです。

一応担当のエリア?は決められていて、某データバンクの会社名簿があります。(会社によって異なります)

これはあまりあてになりません。

片っ端から将来お客様になっていただけるであろう人たちに電話をして、難癖つけて、アポイント取る、会って話して気に入ってもらい、口座開設、金融商品等購入(簡単に言えば株、投信など)です。

要は0からのスタートってことです!

お客さんは基本的に社長か医者、つまりは経営者です。+その家族

会社の方針として、その辺の家にピンポーンということはせずに、ひたすら経営者を狙っていました。

属性の高いお客様のほうがより大きな金額が動くからです。

 

研修は2週間ほどで終わったので、入社間もない4月の後半から1人で営業していました

 

基本的には電話と訪問+(手紙)。

新規開拓の電話はほぼイタズラ電話みたいなものです。

毎日毎日電話をかけ続けます。

1週間とかそんなレベルじゃなくて、、ずーっと笑。

 

訪問はもちろん飛び込みです。

これはすぐ慣れます。

 

失礼な話ですが、

正直名刺交換してはじめて相手の名前を知ったとかザラです。

そんなこんなでお客さんになっていただけたら、

大袈裟でも何でもないですが、

最短、電話越しで何百万円、何千万、何億円(リテールではまずない)が動きます。(事前に手続きある商品もあります)

※5000万を越えたら大口、商品にもよるが基本数百万~1000万が多い。

そして手数料もその受注金額の1~3%くらいは入ってきます。(手数料も商品によって異なります)※仕組債や外株はもう少し

 

これが証券会社リテールの稼ぐ柱です。

新入社員の間は、自分で作ったお客様のフォローと見込客の新規開拓です。

そこから口座を開いてもらって、新規のお金をどれだけ導入できるか。

どれだけ商品買ってもらうか。

 

やはり金融商品なのでマーケットを把握しないといけません、経済にもある程度詳しくないといけません。

他の知識は負けていたとしても(社長から学ぶ)、マーケット知識、今何が起こっていて今後どうなりそうかということは自信を持つことが重要。

なんせぴちぴち22,3歳が経営者のお金の相談に乗るわけですから。そしてそのお金をリスクを取って運用します。

僕の場合は「君本当に22歳か?」なんて言われたりしてました。

僕は真面目なんでとりあえず朝は5時台に起きていました。

寝ている間に起こった事、指標とか~の発表とかが近づいている事、NYやCMEとかレポートを見て、今日はどうなりそうだと自分なりの予想を考えておくなどですね。

あとは、5時45分からのモー二ングサテライトを見ながら新聞を読むというのが日課になります。(毎日朝会で発表してました)

 

まあ正直言って、、きついです。

 

やりよう次第だと思いますが。

でも、辞めるほどか?と聞かれればそうでもありません。

 

なぜなら、まだ新人でノルマとか全然なかったから。

 

年配の人は、詰められたりしてます!(笑)

 

ご想像通りの世界です。

 

会社に伝えた、僕の会社辞めた理由、、「直感」ですって、、

いろいろありすぎて説明できなかったです。

 

旅に出るためって言っても、めんどくさいし、理解されないし。

支店長が会社の上の方に提出した理由は、「これから先やっていく自信がないため」になってましたが。

 

会社を辞めることを会社に宣言してから辞めるまで

10月2日にOJTのインストラクターに「やめます」と伝えて、

3,4日は遊んで

5日に意思は変わりませんと伝えました。

5日に課長と支店長に伝えました。

5日の夜は支店長と法人課長と3人で飲みに行きました。

「もったいない、12月まで働いてボーナス受けてからやめてもいいのにな、今やめたら10人に一人くらいしか幸せになれないよ」とか、まあいろいろ言われたりもしました。
でも、意思は変わりませんでした。

6日にもう一度支店長に意思は変わりませんでしたと伝えました。

6日に人事部、地区部長に電話をしていただき、

7日には本部長まで話が通った。

7日、8日他の部署の人たちから退職の手続きの機械的な説明を電話で受けました。

 

本来ならば、数日後にここから(会社とアパート)去ってくれってなるのかもしれないけど、

 

僕の会社辞めようとしていたのは、、

 

2015年です。

11月に日本郵政グループの上場が控えていました。

 

たいして会社に貢献してないのと、上場を控えていて人が足らず、

 

支店長に、君に投資した分回収できてないからせめて今月末まで働いてくれ、とのことで10月末で辞めることになりました。

 

僕が辞めると決まるくらいに、先輩が一人転勤が嫌で辞めていましたが、

やめると会社に伝えてから(実質)会社を、支店を去るまで全然猶予なかったです。

 

 

こんな感じです。

 

 

入社7か月で基礎の基礎の基礎くらいは学べたと思っていますし、これを応用していけばいいとも思いました。

 

ただ、やっぱり会社の肩書はやっぱり強いなとも思いました。

 

月日が経てば、証券会社の場合、成長が低減してきます。

 

しかしはじめの成長率はかなり高いので、ある程度働いて会社を辞めたい人にはおすすめです。

かなり貯金もできると思います。

 

 

 

ありがとう、三菱UFJモルガンスタンレー証券(笑)

 

 

実体験より。

 

でわでわ。