サラーム!(パキスタンのあいさつ)
ギルギットを離れ、先へ進む。
ギザー方面へ行きシャンドゥール峠を越えてマスツージ、チトラール、カラーシャ、そしてアフガニスタンへ行く予定だ。まだどうやってアフガニスタンへ行くかは決めてはいない。
イシュコマンという村

イシュコマンを一望する
2年前にフンザで出会い、それからパキスタンにはまり、そしてアフガニスタンも訪れた旅友からのおすすめでイシュコマンへ行くことにした。ワヒ族が住んでいるとかどうとかで、また自然も美しそうだ。
イシュコマンという名前だけ伺い、とくに調べてもこれといった情報は出てこない。「Ishkoman」と地図に打ち込んで場所がわかれば十分だった。ぼくはそういう旅をしている。

ギルギットにて
ギルギットからイシュコマンへ(ガクーチ経由)

ギザー方面へのバン、赤ピンあたりで聞くと良い
どうやらイシュコマンへはガクーチ(Gahkuch)からアクセスできる。
前日のうちにバンが出る場所を聞いておいた。ギルギットのバスターミナルではなくフニャロードから川沿いへ行った方みたいなことを教えてもらい少し探した。ギザー方面へのバンが出ている。※場所は上記の地図を見てください

ガクーチ行きのバン
ギルギットからガクーチ(2019年4月)
- 出発時間:8時,10時,14時
- 運賃:200ルピー
- 所要:2時間半くらい
- 道は良かった

ガクーチまでの景色

隣にはなぜか警察(偶然)
ガクーチのバスターミナル(ほとんどバン)

ガクーチのバスターミナル
宿泊はしていないが泊まることも検討していたので宿探しをしたのでガクーチの宿の情報共有
- GC Hotel:2000ルピー
- Gcktch inn:1000ルピー
- Karim guesthouse:1000ルピー
- グリーンパレス:高いらしい
イシュコマン行きは13時発で300ルピーと聞いていたが、聞き込みすると150ルピーのバンを発見!
出発時間までガクーチの町を歩くとする。
地図を見ていてなんとなく想像はできていたが、幹線道路がメインストリートで商店などが並ぶ。町自体は小さく、中心地に何かあるわけではなさそうだけど観光客も来ないわけではなさそうだ。(多分)

ガクーチのメインストリート
テキトーに歩いて見つけた食堂でご飯を食べたのだが、絶品だった。

ガクーチの食堂飯
ご飯を食べ終えると、外は曇ってきていた。

ガクーチのメインストリート
ガクーチからイシュコマン道中

ガクーチからイシュコマン
イシュコマンの村の入口にある警察署でノートに名前等を記入する。

イシュコマンの村の警察署というか派出所というか
クエッタで分かっていたことだが、パキスタンは役所仕事はかなりアナログだ。日本人が言えたことではないが。
このノートで自分が2019年はじめての外国人観光客だということが分かった。
「どこ行くんだ?」
「イシュコマン」
「でも、お前はイミット行くんだぞ?」
ぼくは、イシュコマン、イミット?みたいな感じだった・・・。
イシュコマンという村
2時間くらいでイシュコマンイミットに到着した!
まずは宿探しだ。RESTHOUSEの看板があっていってみたけど、トラックドライバー向けか知らないが外国人は泊められないと言われる。
外に看板は出ていなかったがゲストハウスを見つけた。

ゲストハウスの看板
はじめはツインルーム2000ルピーや1000ルピーで提案されていたが、なぜかでかい部屋3000ルピーの一区画を600ルピーで宿泊することになった。

でかい部屋
今いるのがイシュコマンイミット、対岸にはプロパーイシュコマンだそうだがちょっとよくわからなかった。イシュコマンという地域にいくつか村があると考えよう・・・。

イシュコマンイミットのメインストリート
NGOで井戸作りに来ていたパキスタン人が散策に付き合ってくれるという。
そもそも人が全然いなかった。このあたりの地域には7つの言語があるというが、そもそもの知識がなくてよくわからない。

イシュコマンを一望する
対岸のイシュコマンにもバイク2ケツで行ってきたが、とくに何かあるわけではなかった。晴れたら景色はよさそうだけど、そもそも観光地ではないので見どころは自分で探さないといけない。

イシュコマンのメインストリート
その後、イシュコマンイミットを一人で散策した。

イシュコマンイミット
一軒家のようなモスクがあった。イスマイール派だそう。

モスク
マドラサがあり、子供たちの声が聞こえてきた。ここでイスラム教について学んでいるのだろうか。

マドラサ
先へ歩いたが、とくに何かがあるわけでもなかったし発見できなかった。情報の大切さを実感。

イシュコマンイミットの少年
夜は寒かった。
そして、晩飯は美味しくなかった・・・。

イシュコマンでの晩飯
ガクーチ行くにバンは早朝しかないとのことだった。
はやめに寝た。
最後まで読んでいただきありがとうございます。