おはようございまーす!
昨日の続き
【スーダン】エリトリア国境付近の町カッサラへ、スーダンが嫌いになった日。
翌朝、チェックアウト前にあのバス乗り場から見えていた岩山へ行くことにした。
正直行き方もわからないし、昨日のせいでスーダンに疲れちゃったので、めんどくさくなっていかんでもいいんじゃないかとか思いはじめたけれど、せっかくカッサラに来た意味がなくなるので、重い腰を上げた。
宿の中はお香のようなものを焚いていた。
床だけ掃除していて、他のところは掃除をしない。
おそらく、汚れもニオイも、お香で全て消し去って上書きしたつもりなのかもしれない。
トイレがいくつもあるんだけど、ある場所はうんちで溢れていたりしているんだけど、なんなんそのあなたたちの感覚(笑)
窓の外を見渡すと、前は小さなバザールのようになっていたんだけど、屋根の上にゴミのせすぎな!
見えない場所に置けば「解決した」、というわけではない。
それにしても彼らの衣装はカラフルだ。
カッサラの岩山へ行くことにする
行き方がわっからないので、適当な大きな道に出る。
バスは通らない。
その辺の人に聞くと、もう少し進んだ合流地点でバスを拾えると言っていた。
警察っぽい人がいたんで、あの岩山へ行くからバスを止めてくれと頼んで、岩山の麓までたどり着いた。
この道をまっすぐ行けば着くはずだ。
ここの路上の状態や人々の身なりからからなりの経済的に貧困だということがわかった。
カッサラまでのバスで見たあの伝統的な家のようなものをちらほら見ることができたし、壺に飲み水が入っているようだ。
スーダンは暑いのでところどころにツボやウォータークーラーなどがあってその水を飲んでいる。
ある地元の観光客がペットボトルに水を入れていたが、ものすごく濁っていた、本当にこれを飲んでいるのかと思えばぞっとする。
入場料3ポンド(12円)を払って中へ入る。
岩山を利用したカラフルなツーリスティックナ店が並ぶ。
少し岩山を登ってみた、そしたら岩山の麓の町にちらほらあの伝統的な家があるではないか。
もう岩山はどうでもよくなった。カメラを出した。
あの伝統的な!?家を撮れる位置に移動する。
岩山の麓
やはり暑いのか、ベッドを外に出している家も多くあった。
本当はあの家々まで降りて行きたいのだけれど、スーダンにきて、カメラをあまり人前に出さないようにしている。
あまりの貧困さにカメラを出すのを躊躇するのだ。
岩山からはまた2ポンド(8円)で宿の近くに帰る。
チェックアウトして、歩いてバスターミナルへ向かう。
ケバブサンド8ルピー(32円)を食べて、ハルツームから到着した方のバスターミナルというか、空地へ行く。
スーダンの人々、決して裕福さは感じない、特に優しいというわけではない。
観光客慣れをしていないのか、または少しシャイなのか、他の国と比べれば声が少ないし、声をかけられても挨拶等だけだった。
だいたいは、チャイナ?、ニーハオ、ハロー、ハーワユ?のどれかだ。
あまり外国人を気にしていないのかもしれないし、気にする余裕もないのかもしれない。
エジプトの隣の国、下はエチオピアで、うるさいのかなと思っていたけれど、そうではなかった。
カッサラからゲダレフ75ポンド(300円)でバスが満員になったら出発するらしい。
窓から見えた横のバスの乗客たち
今朝も見た、あのカラフルな衣装を着た女性たち。
鼻にピアスもしていたし、なんだかーサリー着ているインド人みたいだった。
バスは1時間半待って、出発した。
ゲダレフに到着したが、国境のガラパット行きのターミナルは他の所にあるらしくトゥクトゥクで50ポンド(200円)
謎の二人乗り
スークからガラパットへはミニバスで36ポンド(150円)だった。
暗くなってから国境の町ガラパットに到着した。
町と言うか、町ではなく、そこには数件の店があるだけだった。
ポケットに3ポンド入っていたので、それでプレーンのパンを購入。
さすがにここで泊まろう。
「どっか泊まれるところないですか!?」
「ホテルみたいなとこあるよ」
いや、ホテルみたいなところってなんやねん!!!(笑)
ホテルのようなぼろい小屋に到着した。
いくらか忘れたけど、このボロ小屋には泊まりたくなくって、外で寝ていい?と聞いて、青空ベッドで寝ることにした。
30ポンド(120円)
まわりを壁に囲まれているけど、余裕で外です。
蚊はいないらしい。
翌朝撮った写真。
それにしても腹ペコだ。
「なんか食うものある?」
「あるぞー!」
「んー、なになに?」
「インジェラ」
「えっ(笑)他には?」
「インジェラしかないぞ!」
・・・。
え!?
あの人、今インジェラって言った!?
インジェラって言えば、旅人の中で有名な食べ物!
悪い意味で!!!(笑)
見た目はボロ雑巾、味はゲロらしい。
こういう状況が来ないと絶対い食べないので食べてみることにした。
はい、これがインジェラです。
ソースは許容範囲。
クレープの生地のような雑巾が無理でした!
なんだ、これ、酸っぱい。まずい。
数口食べて終了しました。
インジェラ無理っす。
スーダンでこんなサプライズはいらない。
ちなみに30ポンド(120円)でした。
明日からエチオピアです!
でわでわ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。