【ペルー南部のアマゾン】クスコからピルコパタへ!(行き方、宿)

ペルー
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おはようございます!

 

偶然の出会いって素晴らしいですね。

食堂でご飯食べているときに隣の席に座ったスペイン在住のボリビア人が教えてくれた。

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「ピルコパタ、サルバシオンに行っていたぜ!よかったよ」

はじめて聞いた名前で、もちろん場所も全然わからない。

いやいや、まじでどこやねんそれ!と思いながらも、そわそわしてきた!

よくわからんけど、行ってみたいなと思った。

そそられた(笑)

日本のガイドブックはもちろん、ネット上にもほとんど情報がない。

まあ、なんとかなるか。

 

クスコとピルコパタ、サルバシオンの位置関係

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この距離で8時間以上かかるらしいので、ちょっと覚悟した。

 

 

クスコからピルコパタへ

クスコ宿に荷物を預かってもらう。

宿情報は:【ペルー】夜行バスでプーノからクスコへ!クスコのおすすめ安宿。

 

クスコは標高3000mを超えていて朝方なんかは寒かったりするが、これから行くのはペルー南部のアマゾンだ。まあまあ暑いらしい。

荷物をサブバックにまとめた。こういったときはサブバックは大きくてよかったなあと思った。

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まずはクスコからサンヘロニモへ

ピルコパタ行きのバンはサンヘロニモという隣町から出ているらしかった。

らしかった、と書いたのはあまり確証を持てていなかったからだ。

サンヘロニモよりも、クスコの街の方が大きいわけで、ぼくはクスコからもバスが出ているはずだと前日にかなり捜しまわったがわからなかったので、結局サンヘロニモへ向かう。

クスコの旅行会社の人にもローカルバスでの行き方は知らなかった。おそらくほとんどの場合はチャーターして、ツアーで行くんだろうか。

 

バスはメルカドで出会った彼が言うには、11時発だ!

彼はタクシーで行ったそうなんだが、ぼくはタクシーは嫌いだ。

宿を出たのは9時30分。

渋滞もあるし、バン乗り場のサンヘロニモは10キロ以上離れている。何より、ぼくは正確な場所を知らない。

どこからバスが出ているかもよくわからなかったが、人に聞いたらなんとかなった。

サンペドロ市場の近くからバスに乗れた。

サンヘロニモ行きバス乗り場

サンヘロニモ行きバス乗り場

 

バス停はいくつもあるし、サンヘロニモくらいは地元の人はわかるはずなので最寄りのバス停を聞いたらいい。

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各駅停車っぽく、バスはちょくちょく止まる。

料金は80セントだ。

 

サンヘロニモからシェアバンに乗る。(コンビ?コルクティーボ?)

手掛かりは、これ!

「Is not a big place, maybe you can ask someone about “señor de las montañas” combi」

「そこはそんなに大きくないよ。多分、君は誰かにセニョールデラスモンタナスのコンビについて誰かに聞けるよ」

 

バスの中の地元人に聞いて、10時20分に到着。

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クスコ、サンヘロニモ位置関係

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サンヘロニモのピルコパタ行きのシェアバン乗り場

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サンヘロニモからピルコパタへ

そこにはいくつか同じような会社があった。

11時発の料金は30ソル

 

時間があったので飯を食べる。

5ソル。

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ピルコパタ行きのバン

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まあ、日本の感覚から言うと普通の車。

 

一番前の席を確保したなのに・・・。

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カップルがきて、ここ二人で座りたいらしく、一番後ろに席移動。

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あー虫除けとか、蚊殺す奴を忘れてきたと気が付いたけど、もう遅い。

 

11時45分

バンはまだ出発しない。

そんなに時間通りに出発するって難しいことなのかなーといつも思う。

 

12時過ぎに出発!

1時間も走らないうちに休憩?

スタッフ?寝転んでる。

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何してんの。

 

雨が降り出した。

 

一時過ぎ再出発

あたりはもうクスコの街とは程遠い田舎。

超田舎にインカ帝国の首都を作ったから当然なんだけど。

バンは山脈に囲まれる谷を走る。

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と、思ったらガソリンスタンドへ。

横の席の浅黒い日焼けしたような肌のマッチョおいちゃんはイヤホンを耳につかながらあきれている様子だった。

 

再び進む。

すぐに圏外になる。

車が止まるとパン売りの女性たちが何人も詰め寄ってくる。

よく見るとみんな一袋ずつもっている。

嫌な予感がする。やっぱり物価が高いのか。

 

いつ土砂崩れが起きてもおかしくないような道を走りながら標高を上げて行く。

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そして、土砂崩れで道が半分塞がっているところもあった。

岩落ちてきたら、死ぬ。そして、がけから落ちないことを祈ろう。

一週間ほど前にマチュピチュ行く途中に土砂崩れがあって、ドイツ人が亡くなったらしい。

 

今のところ、道こそ舗装はされているが、道中からして、他の南米の自分が行ってきた場所とは格が違う。

悪い意味で。でも、おもしろい。

辺鄙さで言えば、あの高野秀明もここを通ったはず。あまり知らないが。

 

道中の景色は絶景意外何でもない、カラコルムハイフェイやフンザを彷彿とさせる。ちょっとしょぼいけど。

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久しぶりにワクワクしている自分がいる。

 

時折山の斜面に沿って村や、作られた集落を通過するが、クラクションだけならして、速度は落とさない。

人々の帽子の種類が変わった!

カラフルで平べったい縁かある帽子だ。

写真を撮りたいけど、難しかった。

 

突如現れた自分サイドに現れた雄大な景色!

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そして気が付けば標高は約3900m超えていた、窓から入ってくる風が冷たくて涼しいのだ。

 

そして、舗装路は終わった。雨も降り出した。

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ガタガタと小刻みに揺れる懐かしい感じだ。

いつからか、忘れていたこの感じ。

こっちのほうが自分の旅に似合う。

 

起きると、デスロードだった。

 

15時20分に大きな集落で休憩。

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ちょっと酔った(笑)

 

腹減る。屋台はあるが、どれも脂っこいのしかないから食べれない。

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パン購入。

トイレ30セント。(10円)

こんな田舎なのに4G通っている。

 

再出発!

クルマの中でチキンとか脂っこいの食べるのやめてくれ〜。

休憩から横に人が座って来たので、荷物を膝に乗せる。

 

霧がすごかった。

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17時過ぎ土砂崩れ

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意外にも20分ほどで?通れた。

この時気がついたけど、クルマの中に犬がいた(笑)

 

15分後再び土砂崩れで待機。

 

ぐねぐねガタガタ道を進む。

 

もう一度言う、「酔った」

 

20時過ぎに到着。

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最近、南米の快適バスしか乗っていなかったので、まあまあ辛かった(笑)

このまま乗り換えてサルバシオンへ行くことも可能だったが、今日はピルコパタまでだ。

 

ピルコパタの安宿

宿を探す。

地元民に教えてもらう。

Lodge Gallito de las Rocas

翌朝撮影

翌朝撮影

 

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宿は1泊20ソル。

トイレシャワー共同。虫が多い。Wi-Fiはもちろんなし。電波は圏外。

 

腹が減った。

飯屋を探すが、なかなかない。

一件目、20ソルとなめ腐った値段を言われる。多少物価は高いかもしれないが、飯は5ソルほどで食べることができると思った。

他を探し見つけたジュース、スープ付きで5ソル飯。

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帰りにインターネット屋へ行く。

雨だから使えなかった。(翌日は遅いけど使えた)

 

犬にほえられながら宿へ戻った。

虫もうるさい。

 

夜寝ていると、カサカサカサと聞こえた。

パンの袋付近から聞こえ、何かがいると思って写真を撮る。

おやすみなさい。

アマゾン柄のゴキブリ

アマゾン柄のゴキブリ

 

 

ピルコパタ地図

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

でわでわ。