どうも、こんにちは!
単独で冬の八ヶ岳連峰の赤岳登山へ行ってきました。
「はじめての本格的な雪山」「はじめての冬季用登山靴・アイゼン・ピッケル」「はじめての雪のテント泊」と、はじめて尽くしということで、練習のつもりで冬の赤岳に挑戦しました。
「冬の赤岳登山」の前半と後半に分かれておりまして、今記事は後半です。
※2021年12月11日-12日の登山情報です
電車の待ち時間暇過ぎて今日の赤岳登山の動画を繋げてみた。 pic.twitter.com/ijL1DOg7yO
— あつし (@axyzworld) December 12, 2021
【冬の赤岳登山後半】絶景のモルゲンロートとブロッケン現象に遭遇!
冬の赤岳登山のルート
前半(1日目)、美濃戸バス停→やまのこ村(美濃戸山荘)→南沢ルート→行者小屋(テント泊)
後半(2日目)、行者小屋→地蔵尾根→赤岳→地蔵尾根→行者小屋→赤岳鉱泉→北沢ルート→やまのこ村(美濃戸山荘)→美濃戸バス停(八ヶ岳山荘)
前半(1日目)の記事はこちら↓
冬の赤岳登山【後半】行者小屋~赤岳~美濃戸のコースタイム
- 行者小屋(5時45分登山開始)
- 地蔵の頭(6時40分)
- 赤岳山頂(7時30分)
- 行者小屋(8時16分着、9時30分出発)
- 赤岳鉱泉(9時50分)
- やまのこ村・美濃戸山荘(11時)
- 美濃戸バス停・八ヶ岳山荘(11時50分)
※赤岳鉱泉からは北沢ルート
※約11キロ
【絶景】冬の赤岳登山後半の様子
4時10分頃に起床。エバニューの2L水が少し凍っていた。
私の朝ごはんの定番「わかめご飯」を食べる。エネルギー補給だけでなく、水分摂取と身体を暖めることも兼ねているのでおかゆの湯量に塩を追加。
テン場に荷物を置いておいて、そのまま赤岳へ地蔵尾根からアタックしてピストン予定。
午後からてんきとくらすはCで風速が25mになるのでなるはや下山を目指す。朝9時の時点でも風速は20m予報だ。
アイゼンなど装着して、5時45分行者小屋を出発し地蔵尾根を登る。
さっそく1組を追い越しトップになった。
地蔵尾根は前日に下見ついでに登っているのである程度要領を掴めている。
森林地帯を抜け、地蔵の頭の手前の空が開けたところに出た頃には次第に明るくなりはじめた。ガスっていた。
地蔵の頭に近づくと風が強くなってくる。フリースなど諸々着込んで稜線装備にする。
ガスっている中、地蔵尾根を歩いて赤岳山頂を目指す。
それは一瞬の出来事だった・・・!
先程までガスっていた空が?山が?
燃えたのだ!!
山火事と勘違いするほど、真っ赤に燃えるように焼けていた。これがモルゲンロートなのかと、とっても美しくて息を飲み、あわててスマートフォンで撮った。
爆発的な赤さは一瞬だったが、それでも朝焼けは続いた。
少し前までガスっていたはずなのに、、絶景に感動し、赤岳山頂へ向けて歩いていく。
赤岳展望荘を越えて、赤岳山頂を目指す。
少しずつガスが晴れていき、朝日が出てきた。
そして、ブロッケン現象!!!
前回の南八ヶ岳縦走でもブロッケン現象が見られたので2回連続!
なんか、もうひとりの自分と登山しているようだった。
絶景過ぎて、写真を撮りすぎて進まない(笑)
迫りくる雲…
赤岳登頂!!!
ちなみに、2:3の写真はiPhoneで、16:9の横長の写真はOsmoActionで撮影している。OsmoActionだと手袋を付けたままでも写真や動画を撮影しやすいので便利だ。
下りは猛烈なガスもくぐり抜ける。
行者小屋まで一気に下った。
諸々撤収をして、パッキング。
テン泊代を支払いに赤岳鉱泉へ向かう。道は容易だ。
赤岳鉱泉
赤岳鉱泉~美濃戸山荘までの北沢ルートはとてもなだらかで簡単な道だった。途中まで車が走れるくらい。というか、林道も歩く。
美濃戸山荘からはまたいつものつまらない道を歩いて、八ヶ岳山荘(美濃戸バス停)へ。お風呂に入って、山賊焼き定食をいただく。
ここ八ヶ岳山荘(美濃戸バス停)から帰宅がなかなか長い。
~完~
冬の赤岳登山の感想
今回は、行者小屋を拠点に赤岳登山を行った。
美濃戸~行者小屋までは歩きやすくて難易度は高くない。
行者小屋から地蔵尾根を通った赤岳山頂ルートは稜線に出るまではやや急勾配だが、距離はそんなに長くないので手頃だと思った。
稜線に出てからは風は強い。赤岳頂上山荘直前の登りも少し急だが、こちらも特別な技術がなくても体力があれば登れる。
都内からでも1泊2日でアクセスができる。いい感じの達成感と景色を考慮すれば素晴らしい山行になる。
また今度、文三郎尾根からの赤岳、硫黄岳からの縦走、阿弥陀岳にもチャレンジしたい。
以上「【冬の赤岳登山後半】絶景のモルゲンロートとブロッケン現象に遭遇!」でした。
前半(1日目)の記事はこちら↓
最後まで読んでいただきありがとうございます。