【冬の赤岳登山前半】美濃戸~行者小屋へ、雪のテント泊!

登山
スポンサーリンク

どうも、こんにちは!

単独で冬の八ヶ岳連峰の赤岳登山へ行ってきました。

「はじめての本格的な雪山」「はじめての冬季用登山靴・アイゼン・ピッケル」「はじめての雪のテント泊」と、はじめて尽くしということで、練習のつもりで冬の赤岳に挑戦しました。

「冬の赤岳登山」の前半と後半に分かれておりまして、今記事は前半です。

※2021年12月11日-12日の登山情報です

スポンサーリンク

【冬の赤岳登山前半】美濃戸~行者小屋へ、雪のテント泊!

行者小屋のテント場

冬の赤岳登山のルート

前半(1日目)、美濃戸バス停→やまのこ村(美濃戸山荘)→南沢ルート→行者小屋(テント泊)

後半(2日目)、行者小屋→地蔵尾根→赤岳→地蔵尾根→行者小屋→赤岳鉱泉→北沢ルート→やまのこ村(美濃戸山荘)→美濃戸バス停(八ヶ岳山荘)

後半(2日目)の記事はこちら↓

【冬の赤岳登山後半】絶景のモルゲンロートとブロッケン現象に遭遇!

 

冬の赤岳登山【前半】美濃戸~行者小屋のコースタイム

  • 茅野駅(8時48分)
  • 美濃戸バス停(9時59分、10時14分登山開始)
  • やまのこ村・美濃戸山荘(10時55分)
  • 行者小屋(13時)

※南沢ルート
※美濃戸バス停~行者小屋まで約6.7キロ

 

【冬の赤岳登山前半】美濃戸~行者小屋へ、雪のテント泊の様子

茅野駅前のバス停(美濃戸行き)

憧れの雪山登山、はじめて尽くしのということでワクワクしながら早朝から松屋で牛丼を食べて電車へ乗り込んだ。

高尾からの中央本線の松本行きの朝は寒くて、これから標高2,000の雪上でテント泊するのに大丈夫かなんて思う。

定刻に茅野駅へ到着し、前回同様に改札を出たところにある立ち食いそば屋さんへ。今回はリッチに鴨肉入の蕎麦にした。

茅野駅の立ち食い蕎麦屋

美濃戸までのきっぷ(1,000円)を買い、することもないのでバス停で並んでおく。少しすると特急組の富裕層たちがやってくる。

美濃戸バス停までのんびりとバスに揺られ、爆睡。

美濃戸バス停、目の前には八ヶ岳山荘

八ヶ岳山荘の前のベンチで登山準備をして行者小屋へ出発!

美濃戸から行者小屋へ出発

今回からの新しい装備、アマゾンで適当に買ったダバダ(DABADA)のトレッキングポール。別売りのスノーバスケットも装着。

アマゾンで買ったダバダ(DABADA)のトレッキングポール

3,000円程と安価だったが、2回のテン泊登山、1回の日帰り登山の計5回使用した感じはなかなか良い。ブラックダイヤモンドとかLEKIとか有名どころは高いじゃないですか。

美濃戸山荘まで次第に路面の雪は増えていく。滑るので凍結しているよりは多少雪が積もっていたほうが歩きやすい。

美濃戸バス停~美濃戸山荘

美濃戸山荘で、冬用登山靴にチェーンスパイク(適当にアマゾンで買ったZAFIELD)を装着。

冬用登山靴にチェーンスパイク

美濃戸山荘~行者小屋までの南沢ルートを歩いた。

美濃戸山荘前の北沢、南沢の分岐

雪の南沢ルートはゆるやかな上りで歩きやすい。

雪の美濃戸~行者小屋の登山道(南沢ルート)

雪の美濃戸~行者小屋の登山道(南沢ルート)

途中から積雪量が多くなり、誰かとすれ違うときにトレースから一歩ずれると結構足が埋まるのでゲイターかスパッツがあればいいかも。

雪の美濃戸~行者小屋の登山道(南沢ルート)

雪の美濃戸~行者小屋の登山道(南沢ルート)

登りはじめてから約3時間、13時にテン泊地である行者小屋に到着。

冬の行者小屋

行者小屋のテン場(夕方撮影)

テントを立てる場所は基本的に自由だが、バス組はマイカー組よりも到着時刻が遅くなってしまうのでスペースが限られる。

それに、テントを張る場所を整備するためのスコップを持ってくるの忘れた!というよりもまだ買っていなかった。

さすがに手袋を付けていたとしても手で整備するのはよくなさそうなのと、誰かに借りるのは白い目で見られそうなので、いい感じの木下の跡地を見つけたのでそこにテントを張ることにした。

行者小屋で雪のテント泊

この雪の時期でも、行者小屋の水場は稼働中なのでありがたかった。

行者小屋の水場(冬季)

テントでのんびりと休憩。

行者小屋で雪のテント泊

今回はいろいろとはじめて尽くしで練習のつもりできているので、明日の下見も兼ねてアイゼンを装着して地蔵尾根を登ってみることにした。

アイゼンを装着

行者小屋の窓に映る私

地蔵尾根は思ったよりも積雪が多くて急だった。埋まるし、しっかりと蹴ってアイゼンを効かせないと登りにくい。

行者小屋-地蔵尾根

樹林帯を抜けると、やや風が強くなる。

行者小屋-地蔵尾根

西日になってきたので、地蔵の頭の少し手前で引き返す。

行者小屋-地蔵尾根

行者小屋-地蔵尾根

行者小屋に戻った頃には、夕日で空がというよりは雪山が焼けてきた。「アーベンロート」というらしい。

行者小屋からの夕焼け、山焼け(アーベンロート)

行者小屋からの夕焼け、山焼け(アーベンロート)

少しだけ心配していたテントも無事だった。

行者小屋で雪のテント泊、モンベルのクロノスドーム

隣のテントを見る限り、札があるので登っている間にテン泊代の集金に来たみたいなので明日払いに行こう。(翌日赤岳鉱泉まで行って支払いました)

晩御飯はカップラーメンと冷たいおにぎり。

テン泊ご飯

行者小屋で雪のテント泊の夜

行者小屋から星は期待していたよりは見えなかった。

行者小屋で雪のテント泊

爆睡。

とはいかず、ちょくちょく起きる浅い眠り。

 

【冬の赤岳登山前半】美濃戸~行者小屋へ、雪のテント泊の感想

行者小屋で雪のテント泊、モンベルの寝袋#3

美濃戸~行者小屋は特に危険箇所はないので安心できる。

行者小屋のテント場にはトイレが2つしかないので要注意。でも、水場は稼働中なので助かる。

どこかの山岳会のテント近くに張りすぎたので夜もうるさかった。次回はスコップ持参で距離を取る。

とりあえず、雪山でテント泊というだけで楽しめました。

私のように雪山入門編にはおすすめだと思う。

 

以上「【冬の赤岳登山前半】美濃戸~行者小屋へ、雪のテント泊!」でした。

後半(2日目)の記事はこちら↓

【冬の赤岳登山後半】絶景のモルゲンロートとブロッケン現象に遭遇!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。