今回はアフガニスタン旅行のまとめ記事です。なかなかアフガニスタンを訪れて旅行するのは難しいかと思いますがアフガニスタン旅行に関心のある方は読んでみてください。
※記事は個人の主観と経験に基づきます
ぼくは2019年5月に1週間アフガニスタンを旅行しました。カブール3泊、バーミヤン2泊、マザーシャリフ2泊です。
アフガニスタン旅行のルートは、パキスタン首都イスラマバードから空路でアフガニスタン首都カブール、陸路でバーミヤン、マザーシャリフからの陸路国境越えでウズベキスタンのテルメズへ抜けました。
アフガニスタン旅行まとめ
- アフガニスタンビザ・情報収取について
- アフガニスタン入出国について
- カブールについて
- バーミヤンについて
- マザーシャリフについて
アフガニスタンのビザ・情報収集について
アフガニスタン旅行は難しいです。
何が難しいか一つ上げるとすれば、そもそものアフガニスタンの観光ビザを取得するところが難易度が高いです。ビザがないと正式に入国できないのでこれは必須条件です。
昔は簡単に取得できたらしいですが、今となっては近隣諸国やだいたい見当のつく取れそうな国の大使館に足を運ぶしか方法はありません。ビザ情報を流動的です。
ぼくはカラチで3か月シングルのアフガニスタンビザを取得しましたが、1か月後くらいに情報提供して後追いした友人は取得不可でした。
またアフガニスタンを旅行する上では情報も少ないですし治安の問題もあるので情報収取は徹底してください。
アフガニスタン入出国について
ぼくはイスラマバードからKAM AIRでカブールまで直行しました。
陸路でカイバル峠などを通って陸路でアフガニスタンへ入国したいという方も一定数はいると思いますが、現状ではパキスタンからの陸路入国は難しいです。
クエッタに行けたとしてもNOCパーミッションが必要で軽く軟禁(※記事参照)されますし、チャマンから入国したとしてもカンダハールなど治安は最悪です。
カイバル峠もトライバルエリアを通らないといけないし特別なパーミッションが必要でしょう。同じく治安は最悪です。アフガン側からは行けるかもと情報を得ましたが治安は最悪です。
陸路国境越えが可能なのは、ぼくが通ったマザーシャリフからのテルメズ行きの国境、ヘラートからマシュハド、イシュカシムからタジキスタンのワハーンへの国境越えかなと思います。イシュカシムへの道中は危険なので選択肢から外した方がよさそう。※アフガニスタンは都市間の移動が特に危ない
※情報収集は徹底してください
カブールについて
ぼくが訪問した当時はカブール市内中心部にはチェックポストというか検問が至る所にありました。市場周辺以外では人はあまりで歩いていなかった。手ぶらで歩かないと基本的には荷物チェックを受けると考えておいた方がよい。
カブール郊外の観光地は訪れていなくて、市内を散歩した程度だが斜面に連なる家々は美しかったし、鳥市場もよかった。また、丘からはカブールが一望することができる。※丘の場所は選んで上ろう
※首都といえども英語はほぼ通じない
バーミヤンについて
カブールからの移動は(特に南まわりは)危険。アフガニスタン国内の移動は基本的には空路がいいらしい。
バーミヤンは非常に美しくのどかな田舎町でした。中心部にメインロードが一本あるくらいです。自由気ままに歩きまわれば楽しいと思う。
安宿はなく、節約したい人はチャイハネになる。
マザーシャリフについて
バーミヤンから陸路でマザーシャリフまでやってきた。カブールから直行バスもある。
ラマダン時にマザーシャリフに来てしまったこともあって居心地はすこぶる悪かった。
初夜にアリーのモスクで集団礼拝に参加してしまったのが思い出。翌日に訪れたらやはり美しかった。
マザーシャリフのアリーのモスク(ハズラト・アリー廟)で集団礼拝
宿泊施設はアリーのモスク周辺に多数ある。ぼくはチャイハネのようなホテルに宿泊した。
こちらも郊外を観光せずにそそくさとウズベキスタンへ国境を越えた。
以上、アフガニスタン旅行まとめでした。
はやくアフガニスタンに平和が訪れて自由気ままに旅行できる日がくることを願う。また訪問したい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。