「たばこと塩の博物館」は、2015年に渋谷から墨田区の横川に移転してリニューアルオープンした。
今回ぼくはインドの先住民アートの特別展目的で「たばこと塩の博物館」へ初めて訪れた。
浅草やスカイツリーには何回も行ったことがあったのに、こんな素敵なところがあったなんて知らなかった。
浅草やスカイツリー観光と一緒にぜひ「たばこと塩の博物館」へ訪れてもらいたいと思ったので今記事にてどんな博物館なのか簡単に紹介します。
「たばこと塩の博物館」は海外旅行好きな人におすすめ!
「たばこと塩の博物館」は、たばこにも塩も興味がないという人も、いや私は海外旅行が好きなんだという人も楽しめます。
ぼくはたばこを吸わないし、地元に伯方の塩があるけれど特に興味があったわけではない。
でも、インドの特別展目的で来て、せっかくならとたばこと塩の展示も見に行ったらとってもおもしろかった!
「たばこと塩の博物館」には、たばこと塩の歴史と文化をテーマにした常設展示と期間限定の特別展があります。
常設展示室「たばこの歴史と文化」
たばこ吸わないしな~と思いながら訪れた「たばこの歴史と文化」もよかったです!
たばこは嗜好品として大航海時代にアメリカ大陸から世界に広まった。日本にも江戸時代に入ってきたようです。
各国のパイプやシーシャの展示はもちろん、たばこポスター、パッケージもたくさんありました。
当時のデザインはユニークでおもしろい!
広告業界で働く人やメーカー、デザイナーの人たちにも有益そうだ。
パキスタンではタバコのパッケージがK-2だったり、各国のパッケージがたくさん展示されていました。
19世紀中頃のアメリカではおまけでたばこカードが付いてきたらしい。
当時のたばこ店などでタイムスリップ!
常設展示室「塩の世界」
「塩の世界」もセットが壮大でなかなかおもしろかった!
ウユニ塩湖をはじめとする世界中の塩湖、塩田、岩塩坑(ヴィエリチカ岩塩坑)、塩作りを紹介。
塩湖ってなんでこんなに美しいんだ・・・!
ウユニ塩湖から持ってきた塩もあった。
ぼくも国内外で塩湖や塩作りが有名なところはいくつか訪れた。
能登半島だったり、インドのグジャラート州カッチ地方のホワイトラン、エチオピア北部やウユニ塩湖だ。
塩は生命の維持には不可欠で、知らないだけで世界中いろんなところで作られています。どこも現地を訪れたくなりました。
例えば、ニジェールやマリなどでも盛んだそうで塩を砂漠でラクダのキャラバンで運ぶ。旅中にエチオピアでも塩のキャラバンを見かけた!
日本の塩作りも終盤に大々的に紹介されていましたよ。
特別展「ミティラー美術館コレクション展」
「たばこと塩の博物館」で、インドの先住民のアート「ミティラー美術館コレクション展 インド コスモロジーアート 自然と共生の世界」が開催されている。※2021年2月6日(土)~5月16日(日)
写真のパンフレットは無料でもらえる。それぞれの民族画の写真と説明もあり売っていてもおかしくないクオリティーなのでぜひもらっておこう。
写真を撮る際は他の人の迷惑にならないように撮影しましょう。
特別展「ミティラー美術館コレクション展」の写真
ミティラー画、ワルリー画、ゴンド画、テラコッタを数多く展示。1階ではポストカードなどのお土産も。
2年程前から、蔵前仁一さんの本を読んで先住民のアートに興味を持ちはじめた。こういった形で本物が展示されているのは初めて見たのでワクワクした。
インド先住民のアートについて、これらを読んでおくと一層楽しめるかも!
あー、またインドを旅したい!
「たばこと塩の博物館」のアクセス・営業時間・入館料
- 住所:〒130-0003 東京都墨田区横川1丁目16−3
- 電話番号:03-3622-8801
- 最寄り駅:押上駅、とうきょうスカイツリー駅、本所吾妻橋駅から徒歩すぐ。浅草からも徒歩圏内
- 開館時間:11時~17時(入館締切は16時30分)※コロナ禍では
- 休館日:月曜日(月曜日が祝日、振替休日の場合は直後の平日)と年末年始
- 入館料:大人と大学生は100円、小~高校生は50円、65歳以上は50円
- 年間パス:500円
訪問前にたばこと塩の博物館の公式HPをチェックしよう!
たばこは大公開時代に世界に広まり、塩もラクダのキャラバンなどで運ばれてきた。その旅と言っても過言ではないロマンを感じに「たばこと塩の博物館」へ行こう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。