Te Araroa Day 89 2512.5キロ地点くらいでキャンプ ~ Tin Hut
※2024年1月の情報です
※1NZD=約90円
【テアラロア89日目】Wild Camp(2512.5) ~ Tin Hut
テントのフライシートとその裏面はびしょ濡れで、落ち葉や泥がかなりテントに付着していた。雨は朝方まで降っていたが、テントを撤収する頃には止んでいたのでラッキーだった。
6時50分に出発。樹林帯を抜けて草原を歩き始めると、虹が出ていて幸先の良いスタートだと思ったのも束の間、すぐに雨が降り始めた。しかもかなり強めの雨だったため、傘をさして歩いた。
道は登り坂だったが、トレイル自体はそれほど難しくはなかった。ただ、ナビゲーションが少し難しく、下半身はびしょ濡れ、上半身もかなり濡れてしまった。Saddleに着くまでの1時間ほど雨が降り続いたため、左手で傘を持ち、右手でトレッキングポールを使って進んだ。
途中でNOBOのハイカーたちと出会い、Ahuriri川の渡り方について情報をもらった。これがかなり助けになった。丘を登ると、ワイルドキャンプをしている人たちを見かけた。多くのハイカーは川を越えてからキャンプしているようだった。
Ahuriri川に出るまでが地味に長く、そして浸かるんでいて歩きにくかった。
11時45分には川に到着し、膝上くらいの深さで余裕で渡ることができた。でも、翌日からのハイカーは迂回していたそうだ。
川を越えて草原を歩く。誰かがFaroutのコメントでカウシットロードとか書いていたのを思い出した。たしかに、その通りだった。
14時半にはTin Hutに到着。到着時には10人ほどのハイカーがいて少し焦ったが、出発するハイカーがいるらしく、無事にベッドを獲得できて落ち着くことができた。たしか、プライベートハットで10ドル。
他のハイカーに「なんでそんなに濡れていないんだ?」と聞かれ、レインコートを着て傘を差していたからだと答えると驚かれた。傘を差しながらトレッキングポールをどうやって持っていたのか聞かれ「片手で傘を持ち、もう片手でポール2本を握っていた」と答えると、「マジか」と言われた。
15時ごろに出発していったフランス人がいたことを他のハイカーたちが話題にしていて、「さすがフランス人だ」と言っていたのが印象的だった。フランス人の奥さんに「How are you?」と聞いたら、「I’m french」と答えたというエピソードで笑いを誘っていた。
夕方にはトーマスとクリスティンが遅れて到着した。
歩行距離約30キロ