スーダンの青空ベッドからおはようございます!
ゆっくーりと起きたので、みんなもうチェックアウトしていました(笑)
どうやら韓国人の女の子も泊まっていたらしく、両替商の人も来ていて、みんなで談笑していた。
スーダン側の国境にいる両替商のレートは、
100スーダンポンドが120ブル
100USD が3000ブル
レートは決まっていて交渉の余地はなかったです。
でも、エジプトからスーダン経由で南下してきた人は、ここで両替しておくべきです。
特に、ダナキルツアーや、南部の民族巡りをする人はまとまったお金が必要なので。
ちなみにエジプトからエチオピアまでの両替に関してはこちらに書いています。
スーダンの首都ハルツームで外国人登録とエチオピアビザ取得方法(お得な両替について)
エチオピアからケニアへは両替レートが悪いので、いったんここまででケニアはATMからおろした方がいいです。
ゆっくり起きたつもりだったんですが、なんと7時過ぎに税関の前にいました。
開いていないので待ちます。
警備員か警察か忘れたけど、21世紀少年のあのマークみたいなバッジを付けていました。
荷物チェックも終えて、
歩いて国境の橋を渡ります。
エチオピアの税関は適当でしたが、イミグレはしっかりしていてホテルの住所とか電話番号聞かれました。
何も調べていなかったので、韓国人の子のを写しといた。
国境を越えて、驚いたこと!
それは女性の服装がラフになっていたこと!
今までイスタンブールからスーダンまではイスラム教の国で女の人は肌を隠してた。
それが、急に国境の橋を渡っただけで、人々の服装も違うし、お酒も売っていた。
宗教、そして国境ってなんかすごい!!!
国境から出ると、客引きたちがやってきた。
俺はゴンダール、韓国人の子とスーダン人はナイル川の源流の一つであるバハルダールへ行くらしい。
行先は違うが、どうやらゴンダールはバハルダールの途中にあるらしいので同じバンらしい。
国境出た瞬間に客引き曰く、このバンがゴンダール経由でバハルダールまで行くんだと言っていた。
しかし、バンの中は空っぽ!
韓国人とスーダン人の二人はこの空っぽのバンに乗りこもうとしていたんだけど、経験上、そしてなんとなく、このバンはなんだか怪しい気がしたので俺はバスターミナルまで行くというと、彼らは結局付いてきた。
バスターミナルまでトゥクトゥク3人で20ブル(80円)
久しぶりのトゥクトゥク。
距離的には2キロ以内なので歩いても行けそうだ。
バスターミナルらしき空き地に到着すると、何人かの客引きがたかってきた。
どうやら停まっているバンがゴンダール経由でバハルダールまで行くらしいので、これで行くことにした。
100ブル(400円)
一応、エチオピアは荷物代請求されるとかいう噂があったので、自分でバンの上まで上って荷物を上げといた。
バンはぎゅうぎゅうだった。
一緒にいたスーダン人は身体がでかいのに、狭いところに座ってしまって文句を言っていた。
バンの呼び込み担当の人は座るところがないので適当なとこに半ケツ、いや、四分の一ケツ状態で窓から顔や身体を出しながら客を探していた。
突然のことだった!!!
バンが停まった。
エンジンもかからなくなり、動かなくなったのだ!
まだ走り出して30分も経っていないのに・・・。
さっそくエチオピアだ!(笑)
みんなで押した!(笑)
20分ほどして動き出したので、いい経験で終わってよかった~。
ゴンダールを目指して、バンはくねくね道を走りながら高度を上げていく。
エチオピア人の一人が車酔いで完全にダウンした。
幸い車の中で吐いたんだけど袋に吐いて、窓から投げ捨てたからセーフ(笑)
検問で何回か足止めをくらった。
いい景色!?
途中で一回乗り換えさせられて(無料)、
ゴンダールに到着した。
ピアッサと言うロータリーのような中心地で下してもらった。
ゴンダールに到着するや否や、若造二人に付きまとまわれる。
シメイ山のツアーの勧誘でボスがやってるオフィスに来てくれとのことだった。
今は宿を探しているんだ、と言っているのに、俺の話を聞かない。
信じてくれとか言っているけど、初対面の人をどうやって信じることができるんだ、俺の話を聞かないくせに。
とりあえず、目星を付けていたYerew Ayker Hotelが100ブルらしいので、行ってみると200ブル(800円)と言ってきた。
安いんだけど、値上がりしてるのか、ぼったくろうとしているのかよくわからなかったので、とりあえずやめてここを最終手段にした。
他の若者に100ブル以内で泊れるホテルを探しているんだというと、連れて行ってやると言ってきた。
念には念をで、「金は払わないよ」というといいよという。その代わり、シメイ山のツアーの説明だけオフィスに聞きに来てくれとのことだった。
どうやら、ここシメイ山はダナキルツアーと同じくらい有名で、そしてまた高額だった。
とりあえず宿に案内をしてもらう。
中心地ピアッサから徒歩5分以内くらいにあるローカルが泊まるホテルを教えてくれた。
名前はわからない。
部屋はシングルというかダブルベッドだ。汚いけど南京虫はいなさそうだった。
共用トイレとシャワーの扉は鍵がかからないので、木でおさえる(笑)
従業員のおばちゃんは英語話せない。
すると、さっきの二人が付いてきたのか、そのうちの一人が「ここは俺のホテルだ」と言い出した。
お前ら友達やったんかい!(笑)
おそらくオーナーのおばちゃんが英語話せないことと、俺が現地の言葉わからないことをいいことに好き勝手してくれるぜクソ野郎が。
しかも120ブルとか言ってきた。
いやいやこいつ(笑)
「横にいるお前の友達が100って言ってたぜ」
というと、あっさり100になった。
ただ、俺はおばちゃんの一瞬の動きを見逃さなかった。おばちゃんはお釣りを渡そうとしてきたのだ。しかもぱっと見だけど思ったよりもある。
ここでぼられていることがわかるが態度を変えないようにしよう。難癖つけられる。
お腹も空いたし、というかここ数日ろくに食べていないのでお腹ペコペコだ。
ホテルのスタッフだと言っていた奴が俺が案内すると言っている、もちろんだが金取られる気がしたので「俺はガイドに金は一切払わない、そして、お金を取るために何回も話しかけてくるうるさい奴は嫌いだ」とはっきり言ってやった。
そしたら「俺も嫌いなんだよねそういうやつら」と言ってきたので、
「お前のことだけどな」というと爆笑していた。
こいつら自覚あるんだな(笑)
とりあえずインジェラ以外の肉料理が食いたいという、近くにある野外のスポーツバーのようなところに連れてかれた。
まずは水を買いたいというと、あの店なら18ブルだという。俺が行く前に先に店に声をかけられるので、他のところへ行くと2Lで15だった。
スポーツバーにはメニューはある。
まだエチオピアの物価をつかめていないがメニューにある中くらいの値段のミートソースパスタ頼んだ、60ブル(240円)
後で知ったのはカフェで食べるパスタの相場は40ほど、いいとこで食べるのが70ほどだが、ここのはクオリティ高いし美味しかったのでまあまあ妥当な値段だった。
出ようとすると、あの3人組の若者が「俺たちも注文してるんだ、ホテル紹介したらオフィスに行くって言ったじゃん」と言ってきたので、確かになと思って「5分だけ待つ」というと、本当に5分で食べやがった!
彼らはインジェラに肉が入った料理を3人でシェアしていた。
「インジェラ昨日食べたけどめっちゃ不味かったわ」と言うと、
怒ってきたし、これは筋肉にいいんだと言ってきた。
あの三人組とツアーオフィスへ行った。
彼らのボスが経営しているそうだった。
ツアーオフィスのポスに「こいつらが俺にプレゼンしたいっていうからやってきたんだ」と言った。
写真ちらっと見せてもらい、半日ツアーが75USD。
もう行く気はないので「10ドルだ」とふざけた値段を言うと、それは公園の入場料しか払えないぜと言う。
とりあえずオフィスから出ると、少年たちは俺が金を持っていないとわかり、お母さんのとこに行かないといけないとかなんとかいって、何かとマザコンな理由付けてきて去っていった。
ゴンダールの町を観光する気になれなかったので、カフェにWi-Fiと有名なエチオピアコーヒーを飲みに行った。
10ブル(40円)
めちゃくちゃおいしいわけではないし、不味くもない。少し独特の味だ。いける!
Wi-Fi使えないので、カフェハシゴすることにした。
エチオピアホテルという中心地にある大きなホテルだ、。遅いけどWi-Fiは使える。
コーヒーはまずい(笑)
突然外は騒がしくなった。
デモか暴走族か!???と思ったが、
どうやら、サッカー勝利パレードのようだった。
中心地のピアッサは荒れ狂っていた。
いったん宿へ戻る。
どうせ明日チェックアウトするんだけど、宿のスタッフに本当の値段を聞いてみた。
宿の本当の値段は42ブルだった。
約160円
安すぎるエチオピア!
でも、スーダンも120円くらいであったしな。
どっから入ってきたかわからん若者がシメイ山の日帰りツアーを営業してきた。
日帰りシメイツアー75から40ドルまで落ちた。
でも、もしかしたら自力で途中までいけるかもしれないと思った。
情報がないので、信用できそうなエチオピアホテルのレストランの人に聞いてみた。
「行けるよ」とのことだった。
これから行くメケレまでの道は二つあって
ウェルディア経由はバスの値段をバスターミナルで確認すると、5時集合の198ブル(800円)+ウェルディアからメケレ、これが早くて安い。
でも、もう一つはアクスム経由だ。これは遠回りだけど、シメイ山の拠点の町のデバークを通るらしい。
明日デバークへ行ってみることにした。ダメでもメケレに行けるしね。
そして、エチオピアホテルのボスにゴンダールまでの途中で見た、額に十字架のタトゥーをしている女性たちのことを訪ねた。
昔は熱心なキリスト教徒の女性がしていたらしいんだけど、最近ではファッション的な意味合いも出てきたらしい。でも、若い人はしなくなっているらしい。
顔に刺青しているのは、インド北東部のアルナーチャルプラデーシュ以来だったので、地味にびっくりしていた。
アルナーチャルプラデーシュ州ジロにて刺青とノースプラグのアパタニ族探しでパヤアロパチョ!!!
アルナーチャルプラデーシュ州、イターナガルからジロとアパタニ族の女性。
でも、エチオピア人は特に気にしていない様子だった。
さて、明日は急遽予定を変更して、デバークと言うところに行ってみよう。
安ければ、山も行こう。
でわでわ。
最後まで読んでくれてありがとーーーう!