おはようございます!
前回の続き:【ペルーのアマゾン】サンタマリア・デ・ニエバへ。
バグアからサンタマリア・デ・ニエバにやってきた。
着いた日に、少し散策はして、野生のリスざるがいたことに驚いた!
今日はサンタマリア・デ・ニエバと、その対岸のフアン・ベラスコを散策しようと思う。
サンタマリア・デ・ニエバを散策する。
朝洗濯をして、宿の屋上に干した。
屋上からの景色が、ペルーのアマゾンに来たんだと実感させられた。
外を出歩くと、すれ違う人があいさつをしてくれるのが気持ちがいい。
宿の裏に丘があるので上ってみることにする。
どうやら学校があるようで門があった。
そういえば、イマサ(イマシタ)の対岸の村でも丘の上は学校だったような。
こどもたちは守られている。
門番に入っていい?と聞いて、許可を得ることができたので、中へ入る。
授業中なのか、あまり生徒は外にはいなかったが、教室の中からじろじろ見てきたり、ちょっとざわついていた。
まあ、そうだろう。
小汚いアジア人がひょっこりやってきて、学校の敷地内をちょろちょろ歩いているんだから。
1人の学生が話しかけてきた。
会話は忘れたけど、着ていた学校の服がかわいかったので写真を撮らせてもらって、学校を後にした。
ニエバの町の南のほうへ歩いて行く。
そこには、ぼく好みの昔ながらの風景が残っていた。
こういった何気ない日常が好きだな。
おそらく観光客も、あまり来るようなところじゃなくて、村人たちは相変わらずじろじろ見てきたり、あいさつをしてくれる。
最近は雨が多い。
アマゾンに入って気候が変わったのか、一日に数回降ったりする。
ここのトゥクトゥクは雨対策に前方にレインカバーがある。これで歩い程度は雨を防ぐことができるかもしれないが、濡れるだろうな。
小さいこどもが、トゥクトゥクにまたがったりして遊んでいるのを見ると、もしかしたらこのあたりのこどもの夢はトゥクトゥクドライバーだったりして。いや、そんなわけはないか。
町の中心地では飯が少し高くて、12~15ソルほどもする。こんな田舎なのに、中心地の食堂はスーツを着た人がいたり、ちょっとビジネスしてそうな人が食べに来ていた。
この辺りまで来ると地元民向けの食堂があり5ソルほどで食べることができる。
雨宿りもかねて昼食
こっちのスープはじゃがいもがふんだんに入っていたり、パスタなどが入っていてお腹がふくれる。スープはすぐに出てくるのでお腹が猛烈にすいているときなんかにありがたいし、旅をしていると、スープのような温かい優しい味が本当においしく感じる。
ペルー料理は、偏食家であるぼくの口にも合い、おいしい。
メインにスープとジュースもついて5ソル。
サンタマリア・デ・ニエバも高温多湿で暑い。ぼくみたいな貧弱野郎には水分補給がとても重要でジュース屋さんがいくつかあり、助かる。
好き嫌いがあるので、基本的にどこでもある生絞りのパインジュースが2.5ソル前後で飲める。
サンタマリア・デ・ニエバの中心地あたりへ行く。
メインストリートは日中は少し活気があり人が多い。
他地域と比べると人が少ないかもしれないが、本当にかれらはどこに住んでいるのだろうか、そんなに多くの家を見ていないので謎である。
まだまだ散策が足りていないのか。
中心地の広場で実演販売をしていて軽い人混みができる。
こんな中華製のちゃちいの買う人がいるんだろうかと見ていたんだけど、意外と買う人が多くて驚く!
ここはそんなに所得水準が高い場所ではないと思うんだけど、普段使うところがないのか、それとも今買う機会を逃せば手に入れるのが難しいのかな。
単純に物珍しいからか、なのか。
でも、学生は実演販売よりも、小汚いアジア人に夢中だった(笑)
ちなみに、ここ中心地の広場は日中はこどもサッカーをして、夕方はママさんバレー、夜はパパさんサッカーだ。
中心地に一軒よさそうなホテルがあったので書いておく。
Tajimat praza hotel
70ソルでリバービューエアコン付き。めっちゃきれいだった。
行き残した場所
その近くの川沿いにボート会社があって、ぼくたち日本人からするとかなりマニアックな川の支流へ向かうスピードボートを扱っていた。
Transporte fluvial “M&B”
ユリマグアス方面ではなく、エクアドル方面だ。
ちなみに、ここを遡ったところにある国境は日本人は超えることができない。
おそらくスピードボートのみの運航なので、値段は安くなく、今回はイキトスからナポ川を通ってエクアドルへ抜ける予定なのであきらめた。今思うとそんなに高くはないけど。
こんなところに行くことができるなんて、ここに来ないとわからない。
船でしか行けないところだ。
ちなみに、このあたりはアワフン族とワンピース族がいるらしい。
結局このあたりもがぼくのペルーで行き残したところの一つであり、ちょっと後悔している。しょうがないけど。
ペルー南部のアマゾンで、マヌーあたりをぐるっとまわるルートも行き残したところだ。下記の記事を参照。
【ペルー南部のアマゾン】サルバシオンのLaguna Machuwasiへ!
誰かのために航路と料金表を張っておく。一応大きい集落には宿があるらしい。
このおばちゃんに聞いたら教えてくれると思う。社長らしい。
おばちゃん曰く、人類学者のゆたかさんというキト在住の日本人がこのあたりで調査?か何かしているらしい。会ってみたかったけど、探し出せなかった。
興味ある人は、ペルーのアマゾンをじっくりとまわってみてください。
フアン・ベラスコを散策
さて、ある程度サンタマリア・デ・ニエバの町なのか村なのかどっちでもいいけれど散策を終えたので、対岸に見えていたフアン・ベラスコを散策しようと思う。
ちなみに、バスなどはフアン・ベラスコから出ている。
渡し船0.5ソルに乗り、対岸の村フアン・ベラスコへ。
地元民の足だけど、ぼくからすると船は楽しい。
フアン・ベラスコの中心広場。
ここも夕方はママさんバレーなんかをするのだろうか。それともニエバまで行くんだろうか。※地元民はニエバと呼んでいる。
フアンベラスコのメインストリート。
村の北方面へ歩く。
フアン・ベラスコの家はなんていうか、ぼくは鬼太郎ハウスと呼んでいるんだけど、こういった昔ながらの木と屋根を藁かなにかで作った家が多く、趣がある。
だいたいは、トタン屋根か藁?の屋根だ。
対岸から見えていた変わった形の建物にお邪魔してみた。
ここはアマゾンのジャングルなどの森林、自然を保護する機関らしい。
詳しくは言葉がわからずに聞けなかったけれど、適当に訪ねて行ったにも関わらず、快く迎えてくれた。
この建物から見た雄大なマラニョン川は素晴らしかった。
そして、渡し船でサンタマリア・デ・ニエバへ戻った。
よし、明日は船が出ているらしい港町サラメリサへ行こう!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。