旅をしていて、ぼくが好きなときというのは異国情緒を感じられるときかもしれない。
もちろん旅のロマンも大切だ。似たようなものだが。
約2年ぶりに、パキスタン北西部に位置するペシャワールへやってきた!
ここペシャワールはぼくが訪れたほかのどの地域よりも異国感が強い。同じアジアだというのに世界は広いと思う。
男はシャルワールカミーズを着用し、女性は全身を覆う。街の喧騒や色合い、におい、空気感までもが異国だ。
あれから2年、ぼくはユーラシア大陸をほぼ横断し、アフリカや南米を陸路で旅をして世界の街を軽くだが旅行者目線で垣間見させてもらった。
これほどまでに異国情緒を感じられる場所はほかにないだろう。
自分が別の世界にワープしてきたかのように錯覚させられる。それもそのはずで異端であるぼくは多くの視線を痛いほどに浴びるのだ。目立つことをすれば即注目の的だ。消耗する。
「俺たちを撮れ!」だ。
先に書かせてはいただくが、当たり前のことだけど写真って、撮影者が恣意的に一部だけを切り取ることができる。僕の写真もかなり偏った外国人目線の写真であることをお伝えしておく。
異国情緒溢れる街ペシャワールの観光は街歩きだ!
宿泊していたホテルからペシャワールのサダルという地域へ歩いて向かった。そこに行きたい理由は特になく、実際バザール以外何があるのか知らない。
ぼくにとってはそこへ向かう道中も大切だ。たいていは何かを発見する!ただのランダムウォークだが、それが良いのだ。旅って、そんなもん。
路上で出会ったペシャワールスタイルなデコサトウキビジュース屋さん。パキスタンではサトウキビジュースにはお世話になった。安くて冷たくて美味いのだ!
路上に座って宝石を並べる宝石商もいる。本物か偽物かは知らない。
「おい、お前はどこから来たんだい!」
「(大学が大阪だったので)OSAKA!」というと、
「知ってるぜ!OSAKA BATTERIESだろ!」
パキスタンで大阪というと、大阪バッテリーが有名だ。ぼくは知らなかった。
歩いていると空いたスペースから声を掛けられる。
プラオは少し甘く、日本人の口にも合うと思う。僕は大好きだ。(ビリヤニとプラオが同じだと思っていたのは秘密)
また、食後にはお茶も飲んだ。ペシャワールのグリーンティーは有名だ。砂糖たっぷりで、なんだか期待をしていた味ではなくイマイチだった。
ノンシュガーだとまた違うが、砂糖たっぷりが地元流だ。これも旅の醍醐味だろう!
またバザール付近ではチャイやティーのデリバリーも見かける。
ペシャワールのサダルで華麗なチャパティー職人を見る!
道中のショッピングモールみたいなところに両替所があった。聞いてみるとアフガニスタンの通貨アフガニがあった!ここからアフガニスタンまで50キロほどなのでまあ当然だろうが、我々からすると珍しいのだ。
そして、とくにこのサダルにやってきて何かあるわけでもなかった。本当にテキトーにうろうろ変質者のように歩いていただけだった。
物売りのこどもが寄ってくるくらい。
しかし、ぼくはこの近くですごいチャパティー職人を見つけたのである!
ぼくは彼の華麗なチャパティーつくりに魅了されしばらく見入ったのだった!
あれ!?
動画はこちらからどうぞ!きっと見惚れますよ。
パキスタンのペシャワールにて、
チャパティ作るの上手すぎて見惚れてました。 pic.twitter.com/IpnKoyLOLF— あつし (@axyzworld) March 27, 2019
そして、満足した様子でバスに乗ってサダルを去ったのであった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。