おはようございます!
パミールハイウェイ自転車旅行4日目です。

キルギス~タジク国境緩衝地帯にて
オシュで自転車を買うところから
オシュで100ドルの自転車を買う!~パミールハイウェイ自転車旅行準備編~
10日間の旅と準備の様子をまとめた記事はこちら
パミールハイウェイ自転車旅行4日目

パミールハイウェイ自転車旅行4日目
サリタシュ(キルギス)→カラコル(タジキスタン)、走行距離100キロ
今日は山場だ。
標高が4000mを超える。そして未舗装路もはじめるので気を付けていかなければならない。
補給もできるかわからないので水や食料を大量に積む。
もちろんぼくはオルトリーブなどのサイドバックはないので積載量に限界がある。しっかりした布のエコバッグに水や食料を分散させた。自転車のバランスは悪くなるがそれは仕方がないと思う。
ほんとなんで傘を持ってきたんだろうと思う。三脚も後ろに引っ掛けた。
自転車全容
キルギス時間の朝8時半過ぎに出発!
こうやくんは高度順応するらしく、キルギス国境の手前くらいでキャンプするという。お別れだ。ありがとう!
サリタシュからキルギス~タジキスタンの国境方面へ向かう!
ヒッチハイカーと、彼が車の中からとってくれていた写真。ちなみに、かれはめっちゃいい車捕まえていました。
一応舗装されているが道は良くない。だんだんと悪くなってきた。ところどころ穴とか空いているので気を付けなければならない。
10時45分にキルギス国境に到着!1分で終わる!
しばらくは道がよかったのだが、川を越えてから道は悪くなった。
乗れるときは乗る、路面状態次第ではパンク怖いので押す。
ランクルとすれ違えば砂ぼこりが舞う。
薬莢も発見!!!
景色はただただ最高だった!
ひたすら目の前の坂を上り続けた。
前のギアが軽いのに切り替わらなかったのだが、何かの拍子にギアが下がるようになった。

標高4282m
頂上から少しくだる。未舗装のくだりは危なすぎると実感した。これならば上りのほうがいいのではないか。
タジキスタンの国境着いたのはキルギス時間15時ごろだった。
20キロほどの距離に4時間くらいかかったのか・・・?(詳しい時間は忘れた)
未舗装が慣れていなかったこともあって、国境に到着した時にはどっと疲れが出てきた。
入国も割とスムーズにすぐに終わった。
ここで偶然ツイッターフォローさせてもらっている旅の杜さんに出会った。
国境を越えてからは急な下り坂!
絶景だったんだけど、未舗装のくだりは早くも恐怖になった。もちろん基本的にずーっとブレーキ!
そして、このあたりは「スーパーウィンディー」と呼ばれるほどの強い追い風だった。漕がなくても進むんだけど、ブレーキをかけてしっかりとハンドルを握ってまだマシな路面を探しながら乗った。
濡れて固まった轍がすごすぎて自転車が跳ねるくらいボコボコな道もあった。追い風でほぼ平坦か下り基調なのに自転車を押すことも何回かあった。
国境から10キロくらい走ると、舗装された道路になった。ところどころボコボコしているけど。
寝るところあるかな~と、探しながら漕いだ。
何人か忘れたけど華奢な女の子とすれ違った。ここらは風強くて無理だそうだ。そして、この女の子も今日どこまで行けるのか・・・。もうこの辺りは標高が4000m。
ぼくはカラコルまで行くことに決めた!これ以外方法はない。
また4300mほどの峠を越えないといけない。
軽いハンガーノックでメンタルも少しきていた。
でも、漕ぐしかない。
峠の途中で道が川になった。さっきのよりも深い。
標高約4300mで靴下と靴を脱ぎ川を渡る。
深いところでひざ下まであった。
そこからゆっくりのぼっていったが特に頂上に何かあるとかではなかった。車だと大したことないんだろうなと思う。
下り坂に入るが、コンクリートはたまに舗装されていないのでハラハラした。
カラコル湖が見えた!!!
まだまだここから距離があるので、必死に漕ぎ続けた。日が暮れたらやばい。
標高4000mなので息が切れるので休憩しながらいくが、それどころじゃない。急いだ。
日も暮れかけて、寒くなってきたころにカラコルに到着した。19時半。
カラコルで宿探し。疲れすぎているので、どこでもよかった。

翌日撮影
晩飯付き、70ソムニ(800円)
晩飯のクオリティーが低すぎた。ナン、チャイ、スープだけ。
俺、今日標高4000mの中100キロ走ってきたのに、、、
しかも、ナンに硬い何かが入っていて奥歯割れた。→日本帰ってから銀歯になりました。
夜はとても寒かったけど、トイレは外にあってその時に見た星がものすごくきれいだった。
今日一日しんどかったし、飯しょぼいし、歯が割れた。でも、なんだか心が洗われた気がした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
でわでわ。