アッサラームアライクム!(パキスタンのあいさつ)
今記事は、ぼく自身の旅行経験からパキスタン旅行に興味関心がある方向けに書きます。パキスタンの治安やビザにも触れながら、主にはぼくが訪れた各都市の感想や見どころなどざっくりと書いていきます。
詳細については、各都市ごとの記事を読んでいただけますと幸いです。※2017年、2019年の実際にパキスタンを旅行した経験に基づきます
ぼくは2017年に約2週間、2019年に約2か月計2か月半ほどパキスタンを旅行しました。これまでたった2回しかパキスタンを訪れてはいませんが、世界を旅してきてもぼくのもっとも好きな国の一つです。
今日はそんな大好きな国パキスタンの旅行・観光情報をざっくりと紹介をしていきます!
パキスタン旅行・観光まとめ
今記事のコンテンツ
- パキスタンを旅行する上での治安
- パキスタンのビザについて(Eビザ)
■パキスタン各地域の観光・見どころ情報(感想)
- ラホールの観光・見どころ
- カラチの観光・見どころ
- クエッタの観光・見どころ
- ペシャワールの観光・見どころ
- イスラマバード(ラーワルピンディー)の観光・見どころ
- パキスタン北部(フンザなど)の観光・見どころ
パキスタンを旅行する上での治安
※2020年5月18日現在
アフガニスタンの国境沿い、カシミール地方のインドとの管理ライン付近は真っ赤です。検問もちょくちょくあります。
ぼくは一旅行者なので、誰かの責任を持てないし「ぼくは安全・無事だった」と言うほかなさそうです。
パキスタンにはレベル1の地域はないですが、基本的にレベル2の地域については個人やツアーを含め旅行はできると思います。
もちろんラマダン時期はとくに宗教施設など人が多く集まるところは避けた方がいいですね。2019年5月のラマダン時には旅行者の多いラホールで自爆テロがありました。
外務省の危険情報をしっかり見て行動をしましょう!
ぼくの旅した感想としては崖崩れや落石、交通事故も危ないと思いました。
夜に一人歩きは他国同様しない方がいいのですが、ぼくが歩いた限りでは特に問題はなかったです。
パキスタンにおいて女性の一人旅、一人歩きは避けましょう。北部(フンザ)はやや緩い。
たしかにパキスタンと聞くと、危ないイメージがあったり治安を気にする人は多いと思います。しかし、いざ旅をして町を歩いてみれば、彼らのイスラム圏の人たちのフレンドリーさや優しさがすぐにわかると思います。
某国みたいに町歩きしているだけで強盗にあったり危険というわけではありません。
どこの地域でもそうですが最低限気を付けていれば、最高のパキスタン旅行になると思います。
アムリトサルからラホールへ陸路国境越え(両替やシムカード情報なども)
パキスタンのビザについて(Eビザ)
これまで日本人は日本のパキスタン大使館でないとビザは取れませんでした。
しかし、2019年中旬あたりからパキスタンもEビザがはじまりました。
西遊旅行さんがパキスタンのEビザについて詳しく書いてくれていました。
トラブルのもとになるのでGood for journey upの日付内での旅行を推奨します。
イミグレーションによっては入国日から3か月で通用しますが正式文がないです。宿の人たちまで正しい情報が共有されていないので友人はイスラマバードやペシャワールで宿泊拒否されました。
特に世界一周旅行者などの長期旅行者はビザが切れがちだと思います。
ぼくはイスラマバードのパスポートオフィスでパキスタンビザを延長しました。
パキスタン各地域の観光・見どころ情報
観光名所などについては別途調べたら出てくるし、ぼくは町歩きメインなのでその都市を訪れた感想を述べます。細かいところはパキスタン記事一覧を見てください。
ラホールの観光・見どころ
ほとんどのバックパッカーの人にとってパキスタンのはじまりの街になると思います。
ラホールはパキスタン第二の都市なのですが、居心地はいいし旧市街なんかは下町でレンガつくりの建物があったり町歩きが楽しいです。人々もいい感じにフレンドリー。町歩きも変な地域に行かなければ危険は感じませんでした。
安宿はリーガルチョークにあり、近くのCHAMAN ICE CREAMがおすすめです!
あと、3月の終わりくらいはサドゥーが集まるお祭りがあります。
カラチの観光・見どころ
パキスタン最大都市カラチ。
バックパッカーは安宿まではいかないが比較的安いホテルのあるサダルが拠点になる。周囲はバザールなどあって活気がある。治安もとくに問題はなさそうだが、ラホールよりは物乞いが増える。
クリフトンの地域もなかなか楽しい。少し遠いがバスで行ける。
旧市街地は植民地時代のブリティッシュの建物が見られる。美しい。
クエッタの観光・見どころ
現在、クエッタへの訪問はおすすめしません。※レベル4だし。
おそらく基本的には入れないと思うし、クエッタに行けたとしてもすぐに警察に見つかりホテルまたは警察署で数日間缶詰生活です。なぜなら、パーミッションがないとクエッタから出られないから。
それに街歩きなど一人ではできず、時間を浪費するのみ・・・。治安が良くなればまた訪れましょう。
ペシャワールの観光・見どころ
ペシャワールもレベル4です。訪れるかどうかは個人の判断に任せますが、異国情緒溢れる魅力的な都市です。
ペシャワールの人たちはとてもフレンドリーでよく声をかけてくれます。視線を感じますし、多分人間に疲れます。そういうときはペシャワール名物のグリーンティーでも飲んでください。
ブルカを被った女性をバザールで見かけることができると思います。
また、ペシャワールサンダルはお土産にいいと思います。最近知ったのですが、日本人の中村医師(ペシャワール会)が生みの親なのか。
世界一受けたい授業を見ていて、ペシャワールサンダルが出てきた!
どうやら、中村医師がペシャワールへ赴任して、ハンセン病の予防のため現地で特別なサンダルを作りはじめたそうだ。 https://t.co/G5fJdzyqMV pic.twitter.com/d4qbWsRi8Z— あつし (@axyzworld) February 29, 2020
異国情緒溢れる街ペシャワールの観光は街歩きだ!~女性がブルカで全身を覆うイスラム世界の宗教文化~
イスラマバード(ラーワルピンディー)の観光・見どころ
首都イスラマバードは広い。徒歩は無理。ラーワルピンディーまでメトロが便利。
ラーワルピンディー(以下、ピンディー)はバザールなどが広がる下町だ。ゆっくりとカメラ散歩を楽しもう!
パキスタン北部の観光・見どころ
ギルギットの観光・見どころ
ギルギットはパキスタン北部の拠点の街になる。フンザ帽を被る年配の方も多い。
フンザ方面(中国新疆)、スカルドゥ方面、ギザー地方(シャンドゥール峠)方面、イスラマバード方面へアクセスできる。
フンザ(カリマバード)の観光・見どころ
長年、旅人から愛される桃源郷フンザ。ここではゆったりとした時間が流れる。
毎年3月後半~4月初旬あたりはアプリコット(あんず)などの花が咲く。ドライフルーツやジャムはおすすめ!ナンにつけると美味しい。
素朴な人々の生活も垣間見ながらゆっくりと大自然の中を歩いてみてはいかがだろうか。イーグルネストからの景色は必見!
長寿の秘訣?のフンザの水は少し濁っている。(飲める)
スカルドゥの観光・見どころ
ギルギットからスカルドゥは少し道が悪いのでやや重い腰をあげないといけないが、実はスカルドゥ周辺には見どころは多い。
スカルドゥの中心地から徒歩でもコールドデザートやKharpocho Fortにはアクセスできるし、近郊にはカプル、シガール、デオサイ高原、カチューラ湖、サットパーラー湖などがある。
パキスタン北部へ来て、時間がある人はぜひ行ってみてほしい。
【スカルドゥ観光】雪山×砂漠のコールドデザートは絶景だった!
ファンダールの観光・見どころ
ガクーチ、イシュコマン、ヤシン、グピスとギザー地方を旅してたどり着いたファンダール。
到着した日は天候が悪かったが、翌日晴れて美しき絶景のファンダールを見ることができた。
ファンダール~マスツージ間にあるシャンドゥール峠は素晴らしいので一通の価値あり!(毎年5月頃に道が開く)
カラーシャ族の住むルンブール谷の観光・見どころ
チトラールからアクセスができる。悪路を進んだ先の谷深くにカラーシャ族が暮らす。ブンブレット谷、ルンブール谷、ビリール谷がある。
カラーシャ族の女性たちはカラフルで美しい民族衣装を着る。特に、こどもたちは最高に可愛い!!!
その他、道中の記事などはパキスタンの記事一覧からお読みください。結構、波乱万丈です!
※都市ごとに宿泊した安宿やホテル情報も掲載しています
ざっくりと書いたものの長くなってしましましたが、パキスタン旅行・観光まとめ記事でした。
今記事で、少しでもみなさんがパキスタン旅行に対する良いイメージ持てたら、またそのお手伝いができたならば幸いです。
パキスタンは本当に素晴らしい国ですので、ぜひ情報収取をしっかりして訪れてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。